2008-01-01から1年間の記事一覧
九後 『ゲージ場の量子論』 くりこみ群とは何ぞや、ということをやって、GREの場合と、CS方程式について。 課題演習予習 論文読み。学生実験のレポートは理論が詳しくていいよなんて言われて読まされたけど、正直誤植が多くて。半寝で読んでると俺があってる…
九後 『ゲージ場の量子論』 λφ^4で2つの局所演算子が場自身の場合に摂動の範囲で局所演算子積を展開する証明をするために離れた点でも通常の意味で正規積を定義して距離を0にする極限でやってみると3次元以上で有限値が残ってしまって本当はd-2程度で振る舞…
九後 『ゲージ場の量子論』 8章突入。複合演算子とか正規積の定義まで。こんなんいくらファインマン図書いたって、本当にこれで全部なのかどうか不安で夜も眠れません。 コタツから出ずに雨の音をリスニングテストする1日。解答番号は1問目から順に34312です…
世界中がボクのことを嫌ってるじゃないですか。ちょっと油断すると死角から世界中の悪意が手分けしてボクを襲うのです。これがエロゲなら悪意を適当に美少女に擬人化して「『ねえ。油断してたでしょ、いま』くすぐるような笑い方がよく似合うその黒い少女は…
想像力をもってすれ違う人々が想像の力で救われる物語。完結編。よかったー。これまでは人間関係を俯瞰する立場にいた遠子先輩を、話の中心に据えてある意味舞台へ降ろすということをやる為に、ようやっと主人公も重い腰を上げて探偵役を代わるという過程が…
量力特論 火4。Green関数の部分波展開からJostの解まで。たしかに解けるでござる、しかし教員は、積分範囲が0からじゃなくrから無限大、というのの何かが面白いらしい。わっかんねー。 九後 『ゲージ場の量子論』 7章演習問題途中。 木3切るかも。やっていっ…
幼少期の両親親戚との思い出を、父が亡くなった直後に思い返した随筆集。幼い頃の単純でダイレクトな心境と並べて、年経てから省みその頃の両親の教えが結局どう生きたのか、その道徳心の強さと雅で知られる著者がどのように育ったのかが書かれていて、すご…
課題演習 せっかくはてなダイアリー使ってるんでTeX使って愚痴りますよ。理論は前回に引き続きDirac方程式。付録は読んでなかったから発表者の解説聞いてたんだけど、「こっからの計算はよくわかんなかったんですけど……」と言いながら書いてたのが、どうやら…
九後 『ゲージ場の量子論』 くりこみ方程式の解の一般形を書いて、おお確かにパラメータを調整すればゲージ理論でもくりこみ可能だというのを示したのと、対称性が自発的に破れている場合は質量項の符号が違うだけだから次元2のところが変わるだけだけど、問…
ぐだぐだというか、どうしようもないなあという感じ。志賀直哉の書き方とかも。描写が細かくてなお泥臭い。善心悪心―他三篇 (岩波文庫)作者: 里見トン出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/11/26メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) …
九後 『ゲージ場の量子論』 くりこみ量で書いた有効作用が有限量になるかどうかの計算。くりこみ方程式の解が作用の変分になることを示せば終わり、というところまで。帰納法。 やるエロゲがない。意味わからん。来週末日本橋な。 京都寒い。そりゃ壬生菜も…
平易な言葉で書かれた、提案というものを通すための技術書。なんといってもわかりやすかったのが良かったかな。提案という目標に対して、基礎的な考え方から会議設定、資料の作り方の流れまで一通り書いてあるので、自分が足りないところを確かめる程度の読…
うーん、小説で読む時の武者小路実篤の理想論というのはその登場人物の個人のテーゼとして「お、かっこいいなあ」と思って納得するところが多いんだけど、こう随筆や論として道徳や愛、生命の意志を持ちだしてきて「こうあるべき」と語られると、意外と腑に…
狂っているかどうかは外部がどう判断するかで、油を塗ってキャンバスに落とすと駄目なんだ。というか駄目になるから理解されない。書けば書くほどの孤独。ほんと、どうにか霞を食って生きていくわけには生きませんかね。やってられん。PSYCHE (プシュケ) (ス…
九後 『ゲージ場の量子論』 空き時間に少しだけ。BPHZくりこみ手続きでくり込み可能な理論ってどんなんよ、というと、相殺項が次元4までなんだからそういうの全部持ってるやつだったら係数と場の規格化でどうにかなるぜ、というのと、対称性があるとBPHZが壊…
いま配本されてるシリーズの1世代前に全50巻で出たやつ。『葬式の名人』と『掌の小説』の中から幾つかの短編と、『山の音』。短編は幻想的な方の川端もいくつかあるけど、大部分を占めてる『山の音』は細やかな表現で日本的な美しさを描いているもの。川端康…
バイオハザードもの。なんかウイルスで山月記が伝染るよな話。なんか、主人公の立ち直りの速さというか、ぐちぐち悩んではいるんだけどちゃんと中盤で立ち直るのと、立ち直ったところで何も解決できるわけではなく人物関係上の役割だけをちゃんと果たしてる…
ジップロックに屁を詰めてー うちわで扇げば宇宙船ー ぷっぷっぷーゆんゆんゆーん ぷっぷっぷーゆんゆんゆーん
やり終わった。最終的にみんないい人だね、で終わるのは正直どーなんと思ったけど、こま的なるものの伝染とゆかり神社という空間を書くことで説得力があるといえばあるのかー。ま、黒黒黒も探してみようかね、という感じ。そしてどうして僕にはこりすがいな…
量力演習レポート 量力特論レポート 両清書。意外と時間がかかる。 課題演習予習 理論は前回がほぼ進まなかったので、軽く読むだけ。実験の方は、もうちょっと実践的な知識篇があと一回あるのでその予習。コンプトン散乱の微分断面積とかその辺り。極座標の…
量力演習レポート 下書きまで。6*6対称行列の対角化って簡単に出来るもんじゃないと思うけどな。あと、超微細構造も前の問題でg-factor出てるからボーア磁子使っちゃおうとやると、もらった数字を使わないで終わってしまったりとか。それなりの値が出ている…
九後 『ゲージ場の量子論』 BPHZくりこみ手続のR-operationの話とか。絶対収束するのを一般に証明するのとか略してるけど、別にいいんですかね。 くすぐり船長の恋するランドリー! 〜シュガープライド篇〜 くすぐり船長は延縄漁が得意な恋する乙女。潰れた…
九後 『ゲージ場の量子論』 頂点関数の自己エネルギーの計算をして、定数で相殺する話。とにもかくにも運動量の次元が問題だったりするので、1-loopの範囲内で4点以上は出てこないよとか、ようやくそういう一般論も出てきたり。高次の摂動では低次の相殺項を…
旧約聖書とか外典とかの解説や、文学からみるオカルティズムの影響の歴史の概説なんだけど、話がよく飛ぶというか、ある程度の前提知識がないとたぶん読めない。俺は全く読めなかった。ただ、時々西洋文学で見覚えのある言葉が出てくるので、古めの西洋小説…
九後 『ゲージ場の量子論』 フェルミオンとボソンの自己エネルギーを1-loopの範囲で求めるやつ。どーにも定数項が合わなかったりの苦労が絶えない。そこに1/3は出てこないよ……とか、いや……それ切断パラメータ大きくしたら消えるじゃん……とか。発散するところ…
こういう真っ直ぐなフローチャートを書こうとすると、「これだから素論の人は。一生デカルトのおっぱい吸ってろ」と言われるんですが、俺の道のりを辿るとこんな感じ。これで専門用語を説明していつも通りに無駄な言葉を足せばちょっとした連載の読み物にな…
九後 『ゲージ場の量子論』 お陰様で6章演習問題を誤魔化しきりまして(主に自分を、だよね。死ねばいいのに)、7章くりこみ突入です。次元正則化を簡単にやって、今はちょっと1-loopの自己エネルギーを計算している途中です。まあ、出来る計算は楽しいですよ。…
セカイ系のラノベ、かな。といっても余計な設定なんかが書かれているわけではなく、舞台をいい感じに整えるため、という程度のもの。名前などの固有名詞、個というものが喪失していって肩書きや属性なんかでお互いを呼び合う中で、姫というあだ名や、取締役…
課題演習 月34。理論の方は意味がわからない。教科書をそのまま音読するだけなら初音ミクにやらせた方が聞き慣れてる分なんぼかましだぜと思ってたら、発表者が突然の教員のつっこみ(ローレンツ変換と逆変換の積が単位行列になるとかその程度)が答えられなか…
九後 『ゲージ場の量子論』 Weinberg-Salam modelの細かいところ。カイラルアノマリーがレプトンとクォークで相殺されてるよとか、ラグランジアンの中の結合定数としての電荷と、質量殻上の頂点関数から出る物理的結合定数の電荷がちゃんと比例してるよとか…