2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

081129-30

九後 『ゲージ場の量子論』 くりこみ方程式の解の一般形を書いて、おお確かにパラメータを調整すればゲージ理論でもくりこみ可能だというのを示したのと、対称性が自発的に破れている場合は質量項の符号が違うだけだから次元2のところが変わるだけだけど、問…

里見弴 『善心悪心 他三篇』

ぐだぐだというか、どうしようもないなあという感じ。志賀直哉の書き方とかも。描写が細かくてなお泥臭い。善心悪心―他三篇 (岩波文庫)作者: 里見トン出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/11/26メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) …

081128

九後 『ゲージ場の量子論』 くりこみ量で書いた有効作用が有限量になるかどうかの計算。くりこみ方程式の解が作用の変分になることを示せば終わり、というところまで。帰納法。 やるエロゲがない。意味わからん。来週末日本橋な。 京都寒い。そりゃ壬生菜も…

高田貴久 『ロジカル・プレゼンテーション』

平易な言葉で書かれた、提案というものを通すための技術書。なんといってもわかりやすかったのが良かったかな。提案という目標に対して、基礎的な考え方から会議設定、資料の作り方の流れまで一通り書いてあるので、自分が足りないところを確かめる程度の読…

武者小路実篤 『人生論・愛について』

うーん、小説で読む時の武者小路実篤の理想論というのはその登場人物の個人のテーゼとして「お、かっこいいなあ」と思って納得するところが多いんだけど、こう随筆や論として道徳や愛、生命の意志を持ちだしてきて「こうあるべき」と語られると、意外と腑に…

唐辺葉介 『PSYCHE』

狂っているかどうかは外部がどう判断するかで、油を塗ってキャンバスに落とすと駄目なんだ。というか駄目になるから理解されない。書けば書くほどの孤独。ほんと、どうにか霞を食って生きていくわけには生きませんかね。やってられん。PSYCHE (プシュケ) (ス…

081126-27

九後 『ゲージ場の量子論』 空き時間に少しだけ。BPHZくりこみ手続きでくり込み可能な理論ってどんなんよ、というと、相殺項が次元4までなんだからそういうの全部持ってるやつだったら係数と場の規格化でどうにかなるぜ、というのと、対称性があるとBPHZが壊…

ちくま日本文学全集 川端康成

いま配本されてるシリーズの1世代前に全50巻で出たやつ。『葬式の名人』と『掌の小説』の中から幾つかの短編と、『山の音』。短編は幻想的な方の川端もいくつかあるけど、大部分を占めてる『山の音』は細やかな表現で日本的な美しさを描いているもの。川端康…

関涼子 『サーベイランスマニュアル』

バイオハザードもの。なんかウイルスで山月記が伝染るよな話。なんか、主人公の立ち直りの速さというか、ぐちぐち悩んではいるんだけどちゃんと中盤で立ち直るのと、立ち直ったところで何も解決できるわけではなく人物関係上の役割だけをちゃんと果たしてる…

みんなのうた

ジップロックに屁を詰めてー うちわで扇げば宇宙船ー ぷっぷっぷーゆんゆんゆーん ぷっぷっぷーゆんゆんゆーん

キャラメルBOX 『めぐり、ひとひら。』

やり終わった。最終的にみんないい人だね、で終わるのは正直どーなんと思ったけど、こま的なるものの伝染とゆかり神社という空間を書くことで説得力があるといえばあるのかー。ま、黒黒黒も探してみようかね、という感じ。そしてどうして僕にはこりすがいな…

081124-25

量力演習レポート 量力特論レポート 両清書。意外と時間がかかる。 課題演習予習 理論は前回がほぼ進まなかったので、軽く読むだけ。実験の方は、もうちょっと実践的な知識篇があと一回あるのでその予習。コンプトン散乱の微分断面積とかその辺り。極座標の…

081123

量力演習レポート 下書きまで。6*6対称行列の対角化って簡単に出来るもんじゃないと思うけどな。あと、超微細構造も前の問題でg-factor出てるからボーア磁子使っちゃおうとやると、もらった数字を使わないで終わってしまったりとか。それなりの値が出ている…

081122

九後 『ゲージ場の量子論』 BPHZくりこみ手続のR-operationの話とか。絶対収束するのを一般に証明するのとか略してるけど、別にいいんですかね。 くすぐり船長の恋するランドリー! 〜シュガープライド篇〜 くすぐり船長は延縄漁が得意な恋する乙女。潰れた…

081121

九後 『ゲージ場の量子論』 頂点関数の自己エネルギーの計算をして、定数で相殺する話。とにもかくにも運動量の次元が問題だったりするので、1-loopの範囲内で4点以上は出てこないよとか、ようやくそういう一般論も出てきたり。高次の摂動では低次の相殺項を…

坂下昇 『オカルト』

旧約聖書とか外典とかの解説や、文学からみるオカルティズムの影響の歴史の概説なんだけど、話がよく飛ぶというか、ある程度の前提知識がないとたぶん読めない。俺は全く読めなかった。ただ、時々西洋文学で見覚えのある言葉が出てくるので、古めの西洋小説…

081120

九後 『ゲージ場の量子論』 フェルミオンとボソンの自己エネルギーを1-loopの範囲で求めるやつ。どーにも定数項が合わなかったりの苦労が絶えない。そこに1/3は出てこないよ……とか、いや……それ切断パラメータ大きくしたら消えるじゃん……とか。発散するところ…

いまんとこの俺の認識ってこんな感じ

こういう真っ直ぐなフローチャートを書こうとすると、「これだから素論の人は。一生デカルトのおっぱい吸ってろ」と言われるんですが、俺の道のりを辿るとこんな感じ。これで専門用語を説明していつも通りに無駄な言葉を足せばちょっとした連載の読み物にな…

081119

九後 『ゲージ場の量子論』 お陰様で6章演習問題を誤魔化しきりまして(主に自分を、だよね。死ねばいいのに)、7章くりこみ突入です。次元正則化を簡単にやって、今はちょっと1-loopの自己エネルギーを計算している途中です。まあ、出来る計算は楽しいですよ。…

萬屋直人 『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』

セカイ系のラノベ、かな。といっても余計な設定なんかが書かれているわけではなく、舞台をいい感じに整えるため、という程度のもの。名前などの固有名詞、個というものが喪失していって肩書きや属性なんかでお互いを呼び合う中で、姫というあだ名や、取締役…

081117-18

課題演習 月34。理論の方は意味がわからない。教科書をそのまま音読するだけなら初音ミクにやらせた方が聞き慣れてる分なんぼかましだぜと思ってたら、発表者が突然の教員のつっこみ(ローレンツ変換と逆変換の積が単位行列になるとかその程度)が答えられなか…

081116

九後 『ゲージ場の量子論』 Weinberg-Salam modelの細かいところ。カイラルアノマリーがレプトンとクォークで相殺されてるよとか、ラグランジアンの中の結合定数としての電荷と、質量殻上の頂点関数から出る物理的結合定数の電荷がちゃんと比例してるよとか…

081115

課題演習予習 理論の方はDirac方程式。スピノールとかγ行列とか。いくら苦手とはいえさすがについていける。実験の方は知識篇最終章。線形結合みて規格化されてないのにずっと気付かなかったり、角運動量の行列の対角化の仕方間違えたりで、どうでもいいよう…

130cm 『プリンセスブライド』

エロゲしかしてないからエロゲの話するわ。昨日で『Princess Bride』終了。ブレイブの方も。まず、複数ライターなのにヒロインの横の繋がりがあるのはいいよな。曲がKOTOKOの名曲×3も合ってるし。あとは、全体が最初の設定ありきのシナリオでありながら、ヒ…

081113-14

量子力学演習 木3。木1,2は出たけど何もかもがどうでもよくなって聞いてなかった。木2は切り。この時間もわりにどうでもいい。摂動で縮退が外れる話。 素粒子物理学 金2。U(1)の質量の獲得をSU(2)に応用しましたよ、とか。で電弱統一へ、だと俺が独学してる…

アル ライズ, ジャック トラウト『売れるもマーケ 当たるもマーケ』

マーケティングの本。ロジックを出来るだけ単純にして、経験則的に羅列している。15年前の本で元もアメリカだから出てくる例がいまいち馴染みも薄いんだけど、軽めの語り口なのにどこか裏に哲学を秘めているような説得力を持つ。一購買者的な視点から読んで…

20081112

非線形科学 水3。先週までの教員の担当は終わって、ワンポイントリリーフで違う教員がやってきた。来週からは去年までこの授業を持ってた本息の教員がやってくるんだけど、どうやら今日の教員(うわあ駄洒落だ)は12/3にもまたワンポイントでくるらしい。知っ…

081111

九後 『ゲージ場の量子論』 Weinberg-Salam modelでSU(2)_W ×U(1)_YがU(1)_EMに破れていく話の途中まで。うっかり無駄な計算をしてしまったり。 最近急に、生卵が食べられなくなったみたい。朝食べると胃の方からクーリングオフ請求が来て、結局1日中腹が重…

081110

課題演習 月34。理論の方は古典電磁気。色々余計なことを考えながら聞いてはいるんだけど、まあ特になし。本のLorenz gaugeのスペルが違うとか、古典場だと思ってたら角運動量演算子でスピンがどうこうとか言ってるしとか、パリティ変換とかせっかく4元の形…

081109

課題演習予習 理論の方は古典電磁気。流し読み。実験の方もまだ予備知識篇のテキスト。素粒子の内部パリティから多体系のパリティとか。 九後 『ゲージ場の量子論』 引き続き、ゲージ理論で対称性の自発的破れと観測されるNG粒子が完全に対応してるわけじゃ…