2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

-120425

けいさん うんこ 論文読み 10年くらい前の、他の人の修論読んでる。 今日は、共同研究者の教員に、さり気ない調子で「将来物理を続けるかどうか微妙」ということを伝えたので成功。「進退窮まってますね」とか言っておいた。明日に続く。続かない。

川岸殴魚 『人生 第2章』

人生相談型ラノベ2巻。「ここはボケれる!」っていう隙間を見つけては全部ふざける、正々堂々のギャグラノベでちょう面白い。更に、挿絵のタッチの違いもあるだろうけど、『邪神〜』の頃に比べてヒロインが普通に可愛くて、そいつらがひたすらボケてるのは、…

森田季節 『デキる神になりますん』

森田季節お得意の、土着信仰を噛み砕いて分かりやすく引き寄せる軽めのやつ。ちょっと文章が浮ついていて読みづらいところもあるけど、ストーリーは王道をとりながら、ところどころにこの作者の特色をちゃんと出していて、まあ。この作者が好きなら。デキる…

-120422

なんだろうなー。「あー、俺、物理やめるんだなー」とは思うんだけど、いまいち実感が湧かない。向こう3年間は取り敢えず研究専念義務があるから、今日明日やめるわけじゃないっていうのもあるんだけど、なんつうか変な意味でなく、挫折の仕方があんまよく分…

伊藤貴子, 佐々木通孝, 須藤晃伸 『弁理士試験への招待』

ちょっとマイナーな資格、弁理士というのに対して、その名前を初めて知った、って辺りから、弁理士試験に合格して職に就くくらいまでの具体的なイメージを掴むための本。特に、地方合格や短期合格、そして女性の合格なんかをキーワードにして、まあ細かく書…

-120418

論文読み ま、いろいろ。 1年くらい前から、前に出した論文の続きみたいなことをやってたんだけど。まあ、ちょくちょく他のことをやりながら、実質的には去年の9月くらいまでかな。共同研究者の教員と、色んな計算をしてたんだけど。まあ途中で詰まって、で…

WHITESOFT 『猫撫ディストーションExodus』

1年くらい前の作品のファンディスク。個人的には『猫撫〜』は、各ルートでどんなことが言いたいのか的なことは憶えてたけど、各ルートに何が書いてあったかは相当あやふやだったので、まあやりながら思い出していく感じ、あとはまあ、このファンディスク自体…

杉井光 『生徒会探偵キリカ 2』

明るい神メモ2巻目。色んなキャラがデレてかわいいぞ。どう考えても狐徹が後から裏切るフランチェスカキャラなのに、その不穏さを上手くラノベテンプレの万能生徒会長キャラに隠しているような。全体の構成も、いつか凄惨なことになりそうなのをどうにかキャ…

森田季節 『ノートより安い恋』

百合ものの短篇集。まあSFっぽいのとか、お得意の土着信仰ものとか、色んな引き出しから自由自在に取り出してみせる。語り手の頽廃的で耽美な乾いた文体と、それでは抑えきれない、少女の肉体的な激情とが疼痛のようで素晴らしい。一つ選ぶならどれだろうな…

120413

論文読み たらたら読んでたSWの原論文は一応目を通し終わるなど。まあ確かにSUSYの大きさとフレーバー数を決めたらmassless spectrumが解けるってのはファンタジーだよねえ。次はNekrasov分配関数かなあ。 計算 相変わらず何をやっても筋が悪い。 新年の事務…

-120412

論文読み 何の役に立つのかも分からぬような。 けいさん 久方ぶりに、共同研究者だった人と立ち話が出来たので、何か手伝えるようなことがあれば、と思うけど、多分要らないんだよねえ、俺。 あんまり櫻が好きじゃない。

-120409

研究会 金曜は徹夜明けで行ったねー。午前中は吐きそうなくらい眠かったけど、午後の結び目理論の話が面白かったかな。その後は、違う大学の同級生たちとご飯食べに行ったんだけど、そいつらが俺の目の前で「俺、帰った方がいいのかな?」って思うほどの研究…

紅玉いづき 『ようこそ、古城ホテルへ 2』

それぞれの過去を背負った少女4人が集まって、ホテルというホームを営む児童文学。今回はピィが担当回だったけど、今後はこうやって持ち回りで各自を取り上げていくんだろうか。 前回の粗筋を見る限り、適当にそれぞれの過去を友情で乗り越えて癒されてく(最…

森田季節 『落涙戦争』

泣けない少年と泣かせ屋さんの少女のお話。いやほんと、ゲームのルール作りの上手い作家さんだよね。こんなに裏切られ続けてるのに、ちゃんと人を信じられるようになる物語ってのが、凄く優しい。あと、「母性への回帰」は森田季節を語るキーワードたり得る…

元長柾木 『星海大戦 2』

続き物のスペオペ。前回の掴みのような派手な戦闘はなく、それぞれの人物の「青二才上等」なりのシンプルな願望が浮き彫りにされていく動機付けの巻。適当なところで巻末付録みたいにして用語集をちゃんと纏めてくれたらいいな。まあその設定周りや政治の複…

砂義出雲 『寄生彼女サナ 2』

相変わらず、最初のハイテンションギャグに乗っかれるようになるまでがしんどい構成ではあるけれど。中盤のディストピア、終盤のどんでん返し含めた「寄生虫関係ないやん」は、この作家の「使えるものは何でも使ってやる」みたいな気合いが伺えるようで、逆…

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら 2』

『ポケロリ』か! そして幕間の入り方、『東京皇帝』か! という竹井10日節が変わらないシリーズ2冊目。まあ、その「パターン性」みたいのを存分に知り尽くして、それすら弄ぶベテランのこのシリーズなので。彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体…

川岸殴魚 『人生』

ラノベは大喜利装置に進化した。面白いなあ。人生 (ガガガ文庫)作者: 川岸殴魚,ななせめるち出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 148回この商品を含むブログ (46件) を見る

森田季節 『お前のご奉仕はその程度か? 3』

ラブコメ。こっちの森田季節はこれで面白い気がしてきた。お前のご奉仕はその程度か?3 (GA文庫)作者: 森田季節,尾崎弘宜出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2012/02/14メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る

竹宮ゆゆこ 『ゴールデンタイム 4』

見え見えの地雷だった香子が、愛すべき要素を更に失っていくのがえぐい。今回ちょっとあったけど、もっともっと一生懸命、どうしようもなくなってからがゆゆぽかなあ。とらドラとかと比べて何時までも序盤臭が漂うのは、たぶんそれ。ゴールデンタイム〈4〉裏…

唐辺葉介 『死体泥棒』

名義を換えてから、「怒り」が「悔恨」になって「諦め」になり、すっかり低体温のまま捻くれて、その感情すら弄ぶようになった風にも見えるけど、元々そうだったのかな。よく分からない。純愛素晴らしい。死体泥棒 (星海社FICTIONS)作者: 唐辺葉介,シライシ…

幾原邦彦, 高橋慶 『輪るピングドラム』

アニメのノベライズ。絵面で直感的に暗示するシーンが多いアニメだっただけに、こと細かいけど細かいだけの風景描写とかに苦労が伺える。まあ「こういう意味があったんだ」ってのを文章で説明してくれるところもある(正解とは限らないのかも知れないけど)の…

尾崎紅葉 『金色夜叉』

明治期に新聞上で連載されて莫大な人気を得た小説。幼馴染みの宮と相思相愛だった貫一だけど、その宮が金持ちに見初められて宮もまんざらではなく嫁いで行ってしまって、くわんいちさん世を拗ねて高利貸しになり、宮もあとから後悔し始め、みたいな話。まあ…

-120405

論文読み ここにきて、まさかのSeiberg-Witten原論文を読み始めるという。なんつうかねえ、iPadで論文を読むようにしてから、書き込んで読み終わったらdropboxに突っ込むだけにして、大体読む速度がざっと3倍くらいになったので(修論前にそうしろ)、せっかく…

直接言葉にしないで誰かに何かを伝えられると思いあがっているのなら、せめて音速より速く走ってみせろ。

あのねえ、俺、走るのが遅いんですよ。徒競走とかそういう類のもので、最下位以外をとったことがない。中学校の運動会の時なんか、どうせ最下位なんだからっつって、走ってる途中で靴が脱げたふりをするという小芝居を打ったりもしました。あとで親に怒られ…