2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

090531

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 なんだかんだで8章まで読了し直し。まあ3日かければねえ。月曜に登校するつもりで退院してきたけど、これ俺学校に行けるのかね。物理の方はともかく、体力が落ちて学校まで歩いていけるのかというのと、…

田山花袋 『蒲団・一兵卒』

今読むとわりにふつー、かな。そのおっさんのどうにもならない感情と、露悪的に語ってしまう心情みたいなのはちょっと読むところがあるけど、それ以外は。エポックメイキングな作だっただけにちょっとまっすぐすぎて。『一兵卒』の方はなんかあれ、この時代…

ニーチェ 『悲劇の誕生』

個人的には、ただただ思ってることをわかって欲しくてみんなと同じ言葉を使って文章を書いてみるんだけど結局自分の言いたいことしか言えてなくて「あーあ」ってなっちゃうけどそれでも自分の思ってることの正しさは信じてるからそのまま筆を進めて更に「あ…

泉鏡花 『鏡花短篇集』

物語や旅行記、随筆などの小品が集められているけれど、やはりどこをとってもこの筆者一流のうるおいとリズムに満ちた文体が気持ちよくて、またちょっとだけ他の人より深い世界を見ているかの様な世界観も独特。個人的に好きなのは、庭の雀の話の『二、三羽―…

マルクス・アウレーリウス 『自省録』

A.D.100年代のローマ皇帝にして、私人としては(この公人と私人の差がある意味ではこの本のテーマのような感じもするけど)後期ストア哲学の体現者、マルクス・アウレリウスが自分のために残したメモ書き集のようなもの。基本的には既存のストア哲学をちゃんと…

本当に一人になれば強い/弱いなんか関係ないはずなのに、僕はいつもその白い領域には辿り着けなくて、人に迷惑をかけてはベッドで泣き吠える。

またあれですよ。ストレスと睡眠不足。なんか俺の体の調子が悪いと大体それのせいにされますな。今回もそうですよ、ストレスで弱ってる(らしい)時にウイルスに右耳をかもされました。結果10日間の入院ですよ。ほんとにもう。あの、このブログとか読んでくれ…

ローレンツ祭2009

えっと、2009/5/16に書いた文章です。遅れましたが投下しときます。 どっから説明すればいいんだ。えっと、ローレンツ祭ってのがうちの学部の物理科であったんですよ。物理学者のローレンツの誕生日だかにかこつけて、オープンラボなどで研究室紹介をして大…

090525-30

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 1週間ぶっ倒れたら次の1週間病室で2倍頑張る必要があって……を繰り返すとまあいつまでもぶっ倒れるので、とりあえず完全に流し読みで6章から8章まで。ほんとに流し読みなので、「直前に書いた文章と『フ…

090518-

理論ゼミ 変な意味じゃなく、あれだけ一つのことで粘れる人が、"綺麗にまとまりすぎて初心者殺し"と言われる九後さんの本の一章、スピノール算法のとこ読んだらどんなふうに見えるんだろうと思った。九頁の脚注とかしれっと楽しいこと書いてあるよ。 水曜か…

かぜ

面倒な時期に面倒な地域で風邪を引いたので一応。一度も7.5℃を越えないまま日曜の7時時点で平熱まで解熱してますので。残りは歯痛と右耳の腫れ(元々あまり調子の良い部位ではないので、免疫があれな時とかは大体ここに出ます)と、あと寝過ぎて首が痛いのくら…

090516-17

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 4日間で4,50時間くらい寝てたら、木曜に読み終わる予定だったのがずれ込むにずれ込んで、発表するはずがいまいち読むだけになってしまった。計算頑張れ、以外にあんまり言うことはないかなと。偏極ベク…

090514-15

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 コンプトン散乱のトレースの結果が教科書の表式に合わないので数時間やり直しを繰り返しそれでも合わないので、実際あとなんぼずれてんの、と差を計算すると0である。もう最終表式の美意識の問題なんだ…

090513

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 5.4途中まで。どうにもこうにも。「なんで複素表現に無理に同じ記号使って俺を混乱させようとしているんだ? そんなにξの陰毛っぽさがお気に召して?」とか、「いや……crossing symmetryとおっしゃいます…

090512

Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 5.2読み終わった辺りまで。肩凝りと眼精疲労由来の頭痛の痛みでどうにも集中が途切れがち。なんか本を読んでても「計算がそうなるんだからそうなんでしょ……」としか思えない。ところがどっこい、ここま…

090511

理論ゼミ 4章前半に見せかけて、Yukawaポテンシャルの具体系が出てきたりとまあ不思議。実験ゼミのやつから伏線張っておくとはね。あとはあれね、出来る人の理論物理を見てるのってやっぱり楽しいね。くそう。「……ほんとに球面調和関数って覚えておくもんな…

090510

『大学演習熱学・統計力学』 2章途中。起きたら15時という絶望、のあまりふて寝。 今週の金曜日はローレンツ祭だそうですよ。院試のために、うちの大学の物理教室でオープンキャンパスやったりするというやつです。詳細はご自分で検索なさって下さいな。個人…

090508-09

実験ゼミ びっくりするくらい俺は現実の素粒子のこと知らねえなーとかそんな反省。アドリブで推論するにも地盤がない。そんで家帰ってからも、ちょっとダイオードの限界のオーダーを検索したくらい。的外れに生きています。あと、確かがCockcroft-Waltonなん…

090506-07

『JJサクライの問題解説』 しゅーりょー。まあ読んだだけのとこも多いので、他の分野と併せつつもう一週くらいすんじゃないの。 Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 4.6途中まで。書いてあることしかわからん。Lorentz不変なローレンツゲー…

湯川秀樹 『旅人』

仮にも理論屋志望の大学生が湯川秀樹の自叙伝を読むとしたら、その関心は「中間子論という飛躍的推論、アブダクションが何故湯川秀樹という人間に舞い降りたか?」だけが問題となるのだけど、その点で言えばこの本は読むところが多かった。それこそ27歳で中…

090505

『JJサクライの問題解説』 6章終了。なんだ、各章毎に後ろの方に行くほど応用問題っぽいのが多くなるんだけど、単に教科書を参照すりゃいいだけという感じ。問題は俺がJJサクライの教科書自体を持ってないことと、そういう知識にあんまり興味の持てない俺。 …

090503-04

『JJサクライの問題解説』 5章途中くらいまで。摂動とか近似とか。左様ですか、と。 だらだら生きてるよ?

090501-02

実験ゼミ 金曜。なんかあっという間に終わった感が。あれね、1p目の運動量v.s.長さ辺りに落とすエネルギー量のグラフなー、縦軸を密度で割ったやつがあった方が見やすいだろうなあ、とかその程度。もう乾板出てこないならいいか。 『JJサクライの問題解説』 …