2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ウンコ漏らした。

まあ俺って、1年に1回くらいのペースでウンコは漏らすんだけどさ。大体いつも、春から夏にかけてが多いな。これでもだいぶマシになった方なんです。小学生の頃とか、漏れてないことの方が珍しかったですからね。あれはなんだったんだ。急に治ったんだよね。…

レイモンド・チャンドラー 『待っている』

短篇集。まあ中編だろうと何だろうと、そのエッセンスは詰まっている。もちろんそれは先読みが出来てしまうと言うことでもあるけど。さてはハードボイルドとは友情のことだね。それが悉く裏切られるからこそ。待っている チャンドラー短編全集 (3) 創元推理…

ニトロプラス 『鬼哭街』

リメイクに付きエロゲじゃなくなって、豪華声優陣の声が付きました。ご存知虚淵玄シナリオのノリ重視のサイバーパンクカンフー。その声優陣の豪華さだけど、まあ男性陣はキャスト表見るだけでおしっこ漏れちゃう感じのアレとしても、メインヒロインの田村ゆ…

F&C 『Canvas 2』

まあふっつーのエロゲ。CGは綺麗なぶんエロがエロかったりだけど、声優が下手っつうか演技の方向性が何か違う気がする、くらい。シナリオについては特に言うこともなく可もなく不可もなく。だけど、こういうエロゲが妙に面白いのはなんなのかね。2004年かー…

谷崎潤一郎 『蓼食う虫』

浄瑠璃等の日本文化の詳細を事細かに描写しながら、グダグダの夫婦の離縁話を書く。その、人形芝居とかの日本文化の描写、それは当時の離婚に対する考え方も含めてだけど、その緻密な描写を読むか、あるいは作者の夫人譲渡事件とかに絡んで読まれたり、最晩…

-110523

学振の書類を書いたり論文読んだりですなー。学振の書類書いてて思うんだけど、研究の流れっつうか、常識レベルで何が分かってないかみたいな、もう少し大きなビジョンが足りてない。 昨日、寝てたんですよ。そりゃ寝るよ。わりと毎日寝るよ。まあ寝てたら、…

杉井光 『花咲けるエリアルフォース』

相変わらずの杉井光のスターシステムキャラと、わりとイメージ先行の戦闘描写。『さよならピアノソナタ』、あと最近ではハードカバーだった『終わる世界のアルバム』もそうだけど、この作者の、視覚的な綺麗さだけを重視した淡々とした感じは大変好み。そこ…

杉井光 『剣の女王と烙印の仔 7』

巻を追うごとに悪役が死んで数が減ってきたから、ようやく能力と名前が一致するようになった。剣の女王と烙印の仔? (MF文庫J)作者: 杉井光,夕仁出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2011/02/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含…

F&C 『Canvas』

2000年だってさ。さすがに古さは隠せず、あの頃流行ってた半分ポンコツみたいなヒロイン勢とか、もっとテキスト量をかけて解決してやれよ的に相当量を途中の会話を脳内で補完しなくちゃいけない感じとかはあるんだけど、☆の人の絵は素晴らしい。特に天音の全…

杉井光 『終わる世界のアルバム』

装丁から何から含めて、雰囲気で持っていく物語。読後感は「いいお話を読んだなあ……」だけど、よく考えてみると色々な不足があったり無かったり。作者お得意の洋楽を絡めたムード作りを、いつものラノベのラブ寄せで崩さずに通したのが勝因。終わる世界のア…

江波光則 『パニッシュメント』

帯詐欺。新興宗教とかスクールカーストとか絡めて、かなりラノベっぽくないけど恋愛もの。ラノベのテンプレキャラみたいなのは全然出てこないし、読んでてきっつい部分もあるけど、文章として読みやすくて、キャラの性格が妙にリアルで、更にそいつらが実は…

ピエール・ジュバンタン 『ペンギンは何を語り合っているか』

これはほぼ論文か教科書かってとこだよね。既出論文なんかをきちんと参照しながら、行動と、あと鳴き声について、その統計的な生データと解釈なんかが続く。学術的な正確性を確保するために、その解釈部分は「よくわかんない」で放置されてるところもあって…

俵万智 『考える短歌』

短歌を作る上での細かい技術をいくつか取り上げて、実際に雑誌か何かの投稿作に、ほんの少しだけ手を加えることでぐっと良くなる様を見せつけるような本。いやほんと、一文字か二文字を変えるだけで「うわっ」ってレベルで変わるのが凄い。短歌なんか作った…

おつかいイベントしっぱい! 略しておっぱい!

こないだの週末に、世話になってる教員からメールが来て。えっと、「木曜に東工大でやるセミナーに行く気はない?」みたいな感じ。そのセミナーで喋る人が、俺ら(俺とその教員)の研究してる内容に近いことをやってる人で、特に先月くらいには、プライベー…

13cm 『フロレアール』

1999年発売の元長ゲー。ちなみに未キスとかsence offより前な。この時点でメタフィクションの言語遊びにこの結論をぶん投げちゃうっていうのは凄いなと思うけど。

PULLTOP 『ゆのはな』

まあ、わりと普通のエロゲ。ちゃんとゆのはな町っていう舞台が細部まで出来てるので、悪意みたいのを排除して、心温まるおとぎ話感みたいのを出すのには成功してる。だけど、そのせいで、幼稚なキャラつうか頭悪いキャラ(として物語を駆動させる役)の由真…

ちくま日本文学全集 三島由紀夫

デビュー前に書いたという『中世』などの小説や、『喜びの琴』などの劇脚本、それにエッセイなんかを色々含んだ集。長さ的にメインっぽいところにある『喜びの琴』が政治色強め(で、当時の演劇界で一悶着あったり)とかいう意味は分かるんだけど、そんなに…