2012-01-01から1年間の記事一覧

C83にお店を出しました

出しましたね。えー、29日。既刊だけだったし大して売れなかったし(残『こころりはびり』11、『みぎひざりはびり』26)、知り合いもついった経由の1人だけだったし、別に話すことは特にないかな……。まあ、メインの目的は相方ののび@asetonnをコミケに連れてき…

C83告知だよ

えー、冬コミの告知です。1日目、12/29ですね。東2ホール、R-09bというとこに、のびのまほう。というサークル名で店を出します。相方ののびこと@asetonnと相談して買い物行ったりするので、いつスペースにいるのかも分かりませんけど。当日のスペースに美少…

村上宣寛 『心理学で何がわかるか』

大学の本屋で心理学の棚を見ると『夜と霧』なんかの隣に、ずらっと統計の分析のやり方に関する本が並んでいて、知らんけど学問として心理学をやろうとすると、そのアンケートなり臨床例なりを分析して、因果関係なり相関関係なりを示さなくてはいけないらし…

-121225

論文読み こないだ発表したやつ、前に読んだ時に「こういう描像だなー」と思い浮かべた図が読み返した時に全然思い当たらなくて「おっかしーなー?」って思ったんだけど、整理がてら同時期に読んだ他の論文めくってみたら、違う論文のイントロを見た瞬間にそ…

丸谷才一 『裏声で歌へ君が代』

従軍経験のある中年の画商の梨田を主人公に、その旧友であるところの、台湾独立を目指して「台湾民主共和国」という国家を立ち上げようという運動の中心者の洪や、美人の愛人なんか、いろんな人物と会話劇を繰り広げながら、近代国家の実質について様々な見…

三田誠,虚淵玄,奈須きのこ,紅玉いづき,しまどりる,成田良悟 『レッドドラゴン 3』

期待どおりに虚淵さんが遂にやらかし始める第三夜。大人たちが好き勝手している中、青くて酸っぱい"主人公"を擁立した若者組が素晴らしい。特に紅玉いづきさんの「こんな状況でも、この人は"少女"を書くか……!」というのが、ファンとして嬉しかったりする。最…

森田季節 『魔女の絶対道徳』

やや暗めの現代和風妖怪もの、まあコミックリリーフが上限ギリギリまで意味なく攻めてるのでそんなに暗くはないけど。相変わらず地に足付けた都市伝奇は手慣れたもの。この辺りの「恐怖」の手なずけ方は、わりとずっとこの作者に通ずるものがあるよね。魔女…

丸戸史明 『冴えない彼女の育て方 2』

丸戸の書いた可愛いヒロインが丸戸丸戸している。冴えない彼女の育てかた 2 (富士見ファンタジア文庫)作者: 丸戸史明,深崎暮人出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2012/11/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (29件) を見る

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら 4』

がおられ。夏休みにつきクエスト寮を飛び出して外国へ。シリアス設定はわりと凝るのに、ヒロインの増えすぎで話が進まなくなるのがこの作者の読んでてアレなとこなんだけど、このシリーズに関しては月麦とか美森とか上手いこと馬車にしまっちゃって、今んと…

ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ 『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 2』

2巻。そろそろ、見た目だけじゃなくて、本当に面白いんだ、ということに気付き始める辺りですな。ベッタベタながら鉄板のシルバーカラス=サン、それといきなりの巨大ロボット出現な『オウガ・ザ・コールドスティール』、あとはこの巻、ちょくちょく格好悪い…

支倉凍砂 『マグダラで眠れ 2』

2巻目にして、世界観とか設定とかが洗練されたというか、物語の上で実際に効くのがどの部分か、みたいのが明示されて、大分読みやすくなりましたね。そして空いたスペースで可愛く動く獣耳。しかし今回と次回くらいは兎も角、職業柄、あんま旅に出れない構造…

森田季節 『お前のご奉仕はその程度か? 5』

松子お当番回にして息抜き回。いや、もしかしたらすごい伏線なのかもしれないけど。お前のご奉仕はその程度か?5 (GA文庫)作者: 森田季節,尾崎弘宜出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2012/10/13メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (3…

川上稔 『境界線上のホライゾン 5』

なんかラブに寄ったー!? ちょっと挿絵の雰囲気も変わった気がするし、その辺はアニメ化の影響かもなー。相変わらず馬鹿どもが馬鹿なまま面白おかしく竜を殺す。二代だなあ。GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (5)上 (電撃文庫)作者: 川上稔,さとやす(T…

Xuse 『最果てのイマ』

フルボイス版のダウンロード版ですね。メーカーOHPから。言わずと知れた、田中ロミオ全開のシナリオが信者に大人気の一作。『C†C』や、その後『Rewrite』にも通ずる「飄々と過ごしてる主人公が、実は能力を隠してて、ほんとは困ったことがあっても全然パワー…

『ウエスト・サイド物語』

一昔前のイケメンがくるくる回ってる映画。

『虹の女神』

優柔不断歴が長いと「あの頃の二人に、もう少しずつだけ勇気があればね」的な案件を、リアルタイムで「まあ、いずれそう思うことになるんだろうな」と思いながら見逃すことが可能。だって……。空から降ってこない女の子はヒロインじゃない、って……。

-121222

論文読み 一応発表、火曜にありましたねー。最序盤に喋った前提知識の部分で他の人を全然納得させられず、最終的に時間不足で計算のディテールに突っ込めなかったので、まあ失敗。知ってることだけ話せば良かったんでしょうけどね。 3つ目の話 3週間ぶりに自…

-121215

論文読み 発表用に取り敢えずまとめる話、あと1つ数式の意味が分かれば形になる(たぶんならない)ところ、最後に1個参考文献を読めば良さそうというところまで辿り着いたのが金曜の夜、研究室で30分仮眠をとった後、まあ読むだけならiPadさえありゃいいと思っ…

-121212

論文読み その、発表用に論文のまとめ直ししてるわけですけど、その発表はもう来週で日付が決まってて、まあそれなりに日程の予定を組んでたんですけど。月曜の朝早くに、その発表の勉強会を仕切ってる人から研究室全員への案内メールが来てたんだけど、その…

-121209

論文読み 発表用の参考文献読み中。前に世話になっている教員に「修論の時に読み損ねた、あれ読むんですよー」って言ったら「途中から難しいよ」って言われたやつ、ほんとに途中から難しくて腹立ってきた。産まれる時代を間違えたな。 大学の最寄り駅近くに…

-121207

論文読み 関連論文を読んだり。している。まあ。面白いけど。 前にもちょっと言いましたけど、なんかねえ、凄く希に変な躁の日があって、そういう時に、ずっと踏ん切りのつかなかった海外出張とか発表の申込とかを一気にこなしちゃって予定を詰めて、それで…

-121204

論文読み 本文を読み直して、大体どこ喋るかを見当つけるくらいまで。修論の時に読み損ねた参考文献が今になって猛威をふるう。 1つ目の話 トポストゼミ。一応vertex operatorを導入したとこでおしまい。 研究室遠足の記念写真で知る表情筋の衰え。下唇がだ…

-121128

論文読み スタッフも一緒にやる勉強会での発表が回ってきそうなので、前に読んで面白かった論文を発表用に読み直して整理することに。まあ、他の人にとって面白いかはよく分からんけど。 3つ目の話 前のところからちょっと進んだんだけど、「進んだってこと…

-121125

1つ目の話 トポストゼミ。結局「使うところは自分で勉強しよう」以上のことは得られず。まあでも実は、ちょっと「これってこういうことだったのか」があったので、そのうち参照しようと思った。次回か次々回が最終回ってことで合意が得られたのでがんばろう…

『ブラックブック』

深刻さは違うけど、こんな感じで関わった人々の全てが上手くいかなくなるような人、いるなーって思った。その人自体は全然悪くないし頑張ってるんだけど。その人に関わりたくないと思うんだけど、それを疎外しようとすると虐めに近くなるのでアレ。

『トウキョウソナタ』

小泉今日子が良かったけど、なんか、閉塞感の質がどうしても、震災前って感じ。

アラン・シリトー 『長距離走者の孤独』

WW2後すぐくらいのイギリスの、貧しい街の労働者たち、不良少年なんかを主人公にした短編集。翻訳なのでそれは掴みづらいけど、実際に作者もそんなところ出身で、方言バリバリの地に足のついた汚い言葉で率直に語られているらしくて、確かにその「目の前にあ…

『希望の国』

園子温監督の、原発事故を題材にした映画。福島の数年後にまた、架空の町である長島県で原発事故が起きた、という設定の物語。避難地域の内外、年齢などで、それまで一緒に暮らしていた人たちがバラバラにされるという、原発という明確な敵を持った純粋な怒…

Liar-Soft 『腐り姫』

パッケージ版はプレミアが付いていることでもお馴染みの、Liar-Softの旧作。これがダウンロード版で普通に買える時代になったというだけで、少し長生きをした甲斐があるというものですよね。手描きの色を強く打ち出した背景画像の、その一部としてキャラの絵…

-121121

1つ目の話 トポストゼミ。研究に一番使うところがさっぱり分からないし先にも進まない。修論組もいるしもうやめよう。 3つ目の話 外国にいる共同著者にこれまでの原稿をまとめて送った。2日後に感想が帰ってきた。うれしい。同人誌が売れたとき並にうれしい(…