2008-11-26から1日間の記事一覧

ちくま日本文学全集 川端康成

いま配本されてるシリーズの1世代前に全50巻で出たやつ。『葬式の名人』と『掌の小説』の中から幾つかの短編と、『山の音』。短編は幻想的な方の川端もいくつかあるけど、大部分を占めてる『山の音』は細やかな表現で日本的な美しさを描いているもの。川端康…

関涼子 『サーベイランスマニュアル』

バイオハザードもの。なんかウイルスで山月記が伝染るよな話。なんか、主人公の立ち直りの速さというか、ぐちぐち悩んではいるんだけどちゃんと中盤で立ち直るのと、立ち直ったところで何も解決できるわけではなく人物関係上の役割だけをちゃんと果たしてる…