2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

-120929

論文読み 使いそうなのを3本くらいざっと流し読み。取り敢えずどこに何が書いてあるか見当を付けておいて、実際に計算するときに参照しやすくする、くらいのアレ。どうでもいいけど、またtopological stringの話が出てきて「やります、今やってますよ!」っ…

第54回京都大学未来フォーラム

作家の貴志祐介さんをお招きして、「なぜエンターテインメントに残虐な表現が必要なのか」という題でお話を頂きました。しかしなんだね、俺は仕事柄あれだね、パワポの発表資料が映し出されていないと、人の論考を聞くのにも苦労するようになったね。特に今…

中村元 『水族館の通になる』

新江ノ島水族館や鳥羽水族館などに携わった水族館プロデューサーによる、水族館の素朴な疑問Q&A、といった本。目次に数十個の素朴な疑問が並んでいて、それぞれ各2Pから5Pくらいで答えてしまう。現場の体験談とか、個人的には海外からの魚の購入の話とか、わ…

-120924

3つ目の話 「大体こういう風なことをすればいいのか……?」と思いながらごちゃごちゃ進めていた話を教員の所に持っていって、毎度いつものこのパターンの「君の言ってることの意味はよく分からないけど、ここがおかしい」からの「やっと言ってる意味が分かっ…

-120922

論文読み 時間かけてずっと読んでた、ちょっと長めの論文を読み終わるなど。どのくらいずっと読んでたかというと、途中から「この話は今回のには使わないな」ってなったくらい。どんまいやで。 3つ目の話 成果が出るたび逐一報告していた教員が1週間出張して…

貴志祐介 『悪の教典』

有能なサイコパスが高校教師をやりながら、その有能さで学校内を牛耳るんだけど、途中で引っ込みがつかなくなって自分の担任してたクラスを一学級皆殺しにする、みたいな話。なんかねえ、出てくる教師や生徒が、まあそれぞれなんか能力があったり変だったり…

-120917

1つ目の話 topological stringのゼミ2回目。俺がM1の夏に初めてまともに読む論文として勧めて貰った、conifoldの話が出てきたけど、全然思い出せなかった。みんな数学が出来て羨ましい。 3つ目の話 2次元の理論を1から構成するのだと思う。KS eq.がどうなっ…

夢屋さんの特売は朝9時に始まる

学会があって。半年に1回のやつ。1人10分の発表時間。「順序立ててちゃんと説明してご覧?」はい。分かったから僕の脳髄をマドラーで掻き回すのはやめて下さい痒いかゆいかゆい。えー、今年の秋の学会が京産大でありました。通じての開催期間は4日間で、これ…

5pb. 『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』

原画もシナリオもオリジナルとは違うので、それは出来の良い同人と言うのでは……? という感じのファンディスク。内容も、パラレルワールドとしてヒロインと恋愛絡めながらの一騒動、とこれまた同人臭さ溢れる感じ。PSPでやると、メディアインストールも何故…

貴志祐介 『青の炎』

ミステリ、特に犯人の視点から事件を描く倒叙ミステリと呼ばれるジャンルのもの。母と妹と仲良く暮らしてたところに、昔その母と結婚してたクズ男が居着いて、で優等生の主人公がそいつを殺す、みたいな話。シチュ的にはひぐらしの祟殺し篇の元ネタなんて言…

インターネットがはみ出てくる

ちょっと前に、大学院の秋入学やら秋卒業やらが話題になったじゃないですか。まあ実際その辺がめんどくさいって話はあって。だから日本と海外の間で研究室を移る場合は、前の職場を期限より半年早く退職して次の職場に移っちゃうとか、先方での着任時期を半…

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら 3』

シリアス強めな竹井10日。というか、どれでもいいから、ちゃんと風呂敷畳めるってとこを見せてくれないか……。既存キャラの中でもいいキャラしてた2人がハーレム入り。彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしな…

田中ロミオ 『人類は衰退しました 7』

中篇二つ。前半の、一瞬連れてかれる童話的ふわふわ空間がたまらん。人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)作者: 田中ロミオ,戸部淑出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/07/18メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 103回この商品を含むブログ (57件) を見る

丸戸史明 『冴えない彼女の育て方』

丸戸、ラノベへ。関係ないけど、めもらるクーク、コミケで買えなかったんで委託してくれません? いやまあしかし、ヒロインの配置が戯画丸戸系なんだけど、アレの良さってマルチルートからのルート解放にあるわけで、脚本かってくらい文章が台詞だらけってい…

砂義出雲 『寄生彼女サナ 3』

前巻と同じく、なりふり構わずモチーフを持ってきて勝負する気概が好感なシリーズ。ラノベの独特のパターンつうか、本筋とそれ以外の部分のバランスの取り方がちょっと不慣れな感はあるけど。寄生彼女サナ〈3〉 (ガガガ文庫)作者: 砂義出雲,瑠奈璃亜出版社/…

川岸殴魚 『人生 第3章』

相変わらずのクオリティを誇るギャグラノベ。あと、挿絵の良さもあるけど、主人公がラッキースケベを焦らず堪能するので、なんだかえらくエロく感じる。人生 (第3章) (ガガガ文庫)作者: 川岸殴魚,ななせめるち出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/08/21メデ…

竹井10日 『ここから脱出たければ恋しあえっ 2』

キャラも増量の脱出系ラブコメ。これまでの竹井10日のパターンだとこっから更にヒロインが増えていくんだけど、収拾がつくのか。ここから脱出たければ恋しあえっ2 (角川スニーカー文庫)作者: 竹井 10日,かれい出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリ…

一肇 『フェノメノ』

『幽式』でもお馴染みの、一肇のホラー。面白かったー。久々に、ページを捲る手が止められない本だった。幽霊なんかより本当に怖いのは生きてる人間、なんて分かった口を利くのもいいけれど。それを幽霊の形に目を逸らさせないと正視することも出来ないもの…

紅玉いづき 『サエズリ図書館のワルツさん 1』

紙の本が大好きな人たちの織りなす、「本が好きだなー」っていう話。なんか、本が好きな人って、たぶんなんで自分がこんなに本が好きなのかも分かってなくて、あとなんでこんなに値段が安いのか(特に日本の文庫の安さと質は異常)もよく分かってなくて、首を…

-120910

3つ目の話 えー、計算結果をお借りしたい論文と微妙に記法が違ったんだけど、自分ので計算したら結果が合ったので良し。というか、俺の方が綺麗に出たような気がするが如何か。で、話が一区切りして全然また違う話になるので、一休み。 論文読み 前に4つ目の…

-120907

学会の発表資料作り ここ2日くらい真っ白い画面のopen officeを見ながら「作らなきゃなー」なんて言ってたんだけど、ついさっき、手を動かし始めたら出来てた。まあ10分ぶんだからな。なんというか、こういうのを作るセンスもないしほんと苦手なんだけど、な…

-120905

1つ目の話 まあ、まずはトポロジカルストリングの自主ゼミから。M1の後輩に喋ってもらって、今回はCYの導入とか。なんか興味あるとは聞いてたんだけど、その後輩が予想以上に数学オタクで若干ひいた。あ、や、物理に使う分にはあんま興味は無いけど重要で基…

TYPE-MOON 『魔法使いの夜』

個人的には9年ぶりの型月。さすが10年前に『月姫』で「一枚絵CGは少なくていいから立ち絵の枚数で勝負だよね」でその後のエロゲ界の演出に多大な影響を与えた型月だけあって、今回も戦闘シーンの演出は隙なく燦めき動く動く。それがちゃんと10年分の進化をし…

角山栄 『茶の世界史』

ヨーロッパ、特にイギリスが茶を発見して、それを自国の伝統文化にするまでの歴史を辿った第一部と、日本が鎖国を解いて、国策として緑茶を輸出しようと試行錯誤する第二部による二部構成の書。一次資料も多いし結構固めに書いてるけど、わりと歴史のストー…

小林朋道 『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』

鳥取環境大学という、まあ自然溢れたところで、動物行動学の授業や研究を行っている先生の、日々の発見や驚きを等身大の文章で書き綴った人気シリーズ。まあ色んな生き物に囲まれて賑賑しく、絶えず起こるアクシデントやそれを起こす生き物に対して思い入れ…