2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

神話の共有。

ゴールデンウィークに沖縄に行ってきたんですよ、って俺が言うと、色んな人に怪しまれる。cmizunaさんが沖縄て、って思うらしい。いいじゃんね、別に。ほら、アイマスのエリアゲーム、アイモバ的にも回収に行きたいし(アイモバの説明は1年前にもしました。つ…

-130425

文献紹介 うちの研究所、月1くらいで、おやつの時間みたいのあって。「このゲームは、Studio Ringの提供でお送りしますっ!」違います。ヒロインが全員お菓子(比喩でない)なエロゲは関係ないんです。ちなみに俺はStudio Ringのやつではショコラたんの赤い眼…

MEPHISTO 『天使の羽根を踏まないでっ』

お朱門ちゃんのやつ。いつも通り無敵超人たちがなんというか、それぞれの信念を胸に仕えたり仕えられたり(今回は主人公が幼馴染みに仕える側だ)想いやり合ったり啖呵切ったりしてるわけだけど、バックグラウンドに敷く神話やら伝奇やらが、今回はお朱門ちゃ…

森田季節 『魔女の絶対道徳 2』

残念だけど雰囲気的に最終刊かな? 作者が思い入れのあるタイトルを先行させて書いたシリーズだけあって、もう趣味全開の寺社蘊蓄を並べて、最後に取って付けたようにタイトルの意味合わせをするような。しかし森田季節がしれっと書く妹キャラの造形、結構好…

米澤穂信 『インシテミル』

閉鎖された舞台で行われる殺人ゲーム、を題材にしたミステリ。ゲームのルールは面白かったから、それだけにもう一段階ルールを利用したメタ的な結末になるかと思ってたんだけど、意外とそのまんま終わってしまった。インシテミル (文春文庫)作者: 米澤穂信出…

川上稔 『連射王』

アーケードのシューティングがあった時代を舞台に、"たかがゲーム"に自分が本気になれてしまうことに気が付いた、少年の物語。まあそれがテーマだからいいんだけど、いつもの川上稔の、命をやり取りするようなダイナミックな戦闘のテンションで、少年がゲー…

竹井10日 『10歳の保健体育 6』

女装して女子校に通う、という1ネタだけで順番にヒロインたちの下を回ってさんざ下ネタを言っては、ついでにヒロイン1人増やしてだけで1冊、というこのシリーズ毎度の意味のなさなんだけど、悔しいくらいに面白いんだよね……。10歳の保健体育6 通常版 (一迅社…

田中ロミオ 『人類は衰退しました 8』

うーん、アニメ化したし終わる方向に行くのか……? 拡張現実から集合無意識、そしてお薬へと、相変わらずシームレスにブラック方向に転がすのが上手いなー。面白い。妖精さんも可愛いし。人類は衰退しました (8) (ガガガ文庫)作者: 田中ロミオ,戸部淑出版社/…

森田季節 『お前のご奉仕はその程度か? 6』

急に動き出して最終巻間近かな、という感じの一巻。これまでのゆるくお当番回を回している間に、シリーズ全体として「誰かを選ぶ」みたいなテーマがちょっと浮かび上がってる感があるので、それを活かしきってくれると嬉しいけど。お前のご奉仕はその程度か?…

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら 5』

なんかもういっぱいヒロインが出てきてるけど、「クエスト寮の譲り合い」って言葉でまとめてもう誰が誰でもいいよね感が。それでドタバタやってる感じが、舞台の文化祭の雰囲気と相まっていて。彼女がフラグをおられたら こんな風にみんなと学園祭の話をした…

丸戸史明 『冴えない彼女の育て方 3』

え……島中でもコミケで50部とか売れるの……(10部くらいしか売れたことなし)? 同人誌即売会を舞台にクリエイターの話ありオタクの悩み話あり、それに丸戸お得意の白々しい当てつけ会話がとにかく楽しい。冴えない彼女の育てかた 3 (富士見ファンタジア文庫)作…

森田季節 『つきたま 2』

前巻のイントロから話の焦点を絞って分かりやすくなったぶんだけ普通のラノベになったかなーって。つきたま〈2〉※公務員のお仕事楽しいです (ガガガ文庫)作者: 森田季節,osa出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/03/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (4…

星空めてお 『ファイヤーガール』

型月の星空めておが描く、未開拓惑星への冒険譚。地の文が主人公から一歩離れたところから穏やかな語り口で綴られるものだったり、物語が始まってからなかなか冒険に行かないで、上巻ずっと主人公の少女の人となりを、エピソード中心に仄めかす程度の距離感…

大崎善生 『聖の青春』

将棋好きで読んでない人はいないってくらいの名著。A級在籍のまま29歳で亡くなった棋士、村山聖の生涯を綴るルポルタージュ。幼少期からつきまとう腎臓の病魔、だからこその達観した哲学、だけど年相応の無邪気さと頑固さに負けず嫌いという沢山の人に愛され…

紅玉いづき 『ブランコ乗りのサン=テグジュペリ』

『少女サーカス』のタイトルで電子書籍に連載してたやつの改稿。年端もいかぬ少女ばかりを集めた、絶大な人気を誇るサーカスを舞台にして、その少女たちにスポットライトを当てていく。この辺りの年齢の少女の危うさと、それが集まって作る場を書くことにか…

森田季節 『どうせ私は狐の子』

京都が舞台、民間神話を題材に、家族特に母親への帰着で締める、森田季節お得意のパターン。概ねの不思議な話を枯れ尾花的に説明をつけてしまう部分に、実はそれだけでは説明しきれないほんのちょっぴりだけのホラーを残すバランス感覚が、現代の視点からき…

森田季節 『ウタカイ』

何年か前に同人誌に収められてたやつの続き。百合やら薔薇やら、同性愛を描いた文芸なり漫画なりを(生殖行為を伴わない意味で)耽美なんて呼んだりするわけだけど。百合姫というそれを専門に扱った雑誌に連載する小説として、更に題材は短歌によるエフェクト…

-130417

せみなー 去年までいた前所長のsugraのせみなー。一般論を代数からひたすらごりごり計算して、既存の方法論的なものを内包する一般的な結果を出してくる、この人の真骨頂みたいな話で面白かった。 論文読み 文献紹介用。大体話の方向は固まったけど、一番説…

-130415

論文読み 文献紹介用に、参考文献を何本か。たまにこうやってゆっくり論文読んで、論文の読み方を思い出さないといけない(いけない)。 将棋が面白いような気がしてるんですけど、そういう話はすべきですかね? あの、この界隈の人、大概一度は将棋に凝るじゃ…

-130411

論文読み まあしかし、発表する文献決めて参考文献とか読んでるけど、なんたって自分がこの論文の面白さを信じ切れてないのが一番の問題。sl(2)カレント代数のirregular vectorの作り方とか興味あるかね皆のもの。W_3の方に逸れると専門分野的に面白いんだけ…

-130408

論文読み 参考文献1本目読み終わって、紹介する論文そのものへ。まあまた基礎知識だけを説明したらそれでおしまいになりそう。 3つ目の話 進んでるんだか進んでないんだか。次から次へと一筋縄ではいかないことばかりが分かる。 目痒いから薬飲んだら1日中眠…

-130403

論文読み 文献紹介が4/24にあることになったので、2週間くらいかけて色々読みたいのはあるんだけど。微妙。 3つ目の話 なんか進んだり戻ったりを繰り返し、よく分かんないところに乗り上げた感がある。