2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

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理論ゼミ 先週の月曜。遡ってる内にディラック場の量子化など。厳密に言うと共軛運動量と独立に動けない特異系云々とかいう話もあるので、この辺はもう呼吸するように滑らかに手順を覚えてしまいましょう。 Zwiebachゼミ 水曜。25章まで。練習問題25.8など少…

ラブひな大学の近くに泊まってきた

先週末の土曜日、23日ね、KOTOKOのライブが武道館であったじゃないですか。しれっと感想を書いてポストしましたが、まあつまり俺それ行ってきたんですよ。京都からね、深夜バス使って。今回はその話。見てきたもの1つ1つの細かい感想はわりとtwitterに書き残…

野村克也 『あ〜ぁ、楽天イーグルス』

ノムさんの4年間の楽天監督時代を振り返って、自分が何を植え付けたのかを振り返った本。精神論とか感情論とかも多いんだけど、それはそれでこの著者が55年のプロ野球人生で考え続けてきたこと(「最近の選手」にあわせて少し指導方針を変えていることも含め…

金哲彦 『からだが変わる体幹ウォーキング』

ランニングコーチであるところの著者が書いたウォーキングの本。その、普通にランニングを教える時に「立つ」→「歩く」→「走る」という段階を踏むらしく、そういう意味ではウォーキングにも一家言あるよ、というのが著者のスタンスかな。現代人が手軽に始め…

俵万智 『短歌をよむ』

3部構成の短歌論。現代的な感性を冴え渡らせて日常における"発見"を詠むこの作者らしく、短歌というフォーマットを鑑賞し詠むにあたって普通の人が持つ当然の疑問をわかりやすく解決していく。 第一章『短歌を読む』はまずは鑑賞。古い歌なども引いてきて、…

KOTOKO LIVE IN BUDOKAN 2010

@日本武道館。 セットリスト的には旧曲、特にエロゲ主題歌が思いの外多くて、そこそこ長くKOTOKOを追いかけてる身としては大歓喜なわけですね。初めて行ったけど武道館ってなんかキャパ少なくて、そういう意味ではわりとコアなファンが集まってた印象だし、…

この、空がない国で、僕は空になるんだ。

終末東京に行ってきます。KOTOKO武道館など。京都に戻ってくるのは月曜の朝。ブログは放置ですがtwitterは動いてますので、そちらもどうぞ。

100117-20

実験 月曜。熱電子をぶつけて加熱するわけで、その電子を電流として定量的に見れるようになったので、理論的に必要な値にどのくらい足りないのよなどの確認。えっと、実験の班を2つに割って、片方は実験器具の買い物に行き片方は残って作業をやるっていう場…

支倉凍砂 『狼と香辛料 13』

短篇集に中編一つ。中編は元羊飼いノーラの話。短編のホロとロレンスの話がどれをとってもただただ上手い。狼と香辛料 13 Side colors 3 (電撃文庫 は 8-13)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/11/10メディア: …

水瀬葉月 『C3-シーキューブ 8』

前半は安易かつ安定した季節ネタだけど、中盤以降のスプラッタ混じりの戦闘と、あとはエピローグの締めがそれこそ単なるクリスマスネタに終わらない一ひねりがあって。若干登場人物の数が手を広げすぎ感あるけど、面白かったですな。C3‐シーキューブ〈8〉 (…

野村美月 『“文学少女”見習いの、傷心。』

やってることは本編からずっと変わらず、過去の名作を見立てに用いて人の心の多層性とその暗部の発露なんですけどねー。その多層性を"妖怪"という違うステージに立つことで回避した遠子先輩と、単純さと一人称で回避する菜乃、という形かなー。外伝になって…

原田宇陀児 『風に乗りて歩むもの』

初老の紳士探偵ボギィと少女グラニットの逃避行。相変わらずの気取った仮名遣いや、ちょっとオチの弱いところまで、ミステリ、特に海外ハードボイルドの趣を湛えた、うだるちんのオリジナル新作。そういうものの影響一辺倒かというとそうでもなく、さすがに…

中村九郎 『曲矢さんのエア彼氏 2』

とりあえず前巻で世界観を出し終わって、この巻では登場人物どもが存分に自分の領域=エア設定を押しつけ合う、何とも言えない自由な感じが楽しい。主人公がツッコミ役に回ったのもそれを後押し。俄然面白くなってきましたな。曲矢さんのエア彼氏 2 (ガガガ文…

竹内外史 『集合とはなにか―はじめて学ぶ人のために』

まさか素論志望の4回生がこの時期に初学者用の集合論の本を読んでいるとは思うまい。「はじめて」て。 えー、日本有数の数理論理学者が書いた、古き良きブルーバックスの名著。論理学の初歩っぽい話から入って、公理的集合論(ZF集合論と選択公理(ZFC))を経て…

100115-16

Zwiebach 『A First Course in String Theory』 23章本文終了まで。AdS_5の幾何など。一般相対論とかちゃんとやったほうがいいのかしら。 今やってる最中のエロゲに主人公が髪切るシーンがあって、それ読んでたらすっかり俺も髪切ったつもりになってた。その…

100114

実験ゼミ えー、棒を暖める練習の続き。電源の換装と高電圧の処理などしたのかしら。電源変えてとりあえずフィラメントに100Vなりをかけると、まあ棒が黒体輻射臭(壁に生き埋めにされた老人みたいな匂いです)のする色になってみんな大喜びしてましたが、具体…

100111-13

Zwiebach 『A First Course in String Theory』 23章途中まで。AdS/CFT対応の概念図みたいの見せられて「すげえ」ってなった。 Zwiebachゼミ 水曜。22章、ブラックホールのエントロピーを超弦理論で解釈すると上手くいくよのとこは発表。最初に歴史的な経緯…

100109-10

Zwiebach 『A First Course in String Theory』 22章本文と演習問題終了。色々怪しい。発表前に見直す。 まあそういうわけでちんたらちんたらこのZwiebachおじさんの書いた教科書を読んでる年末年始だったわけです。この本は自主ゼミの教科書にしてる本なの…

杉井光 『すべての愛がゆるされる島』

プロット上の仕掛けである多層性が同時に愛の呪いという内容面にも機能していて、自然に再読を誘う力作。同じ作者の『神様のメモ帳』なんかの虚無感ややるせなさは、ラノベの主人公補正がかかったナルミが外部からそこに少しだけ光を投げかけるのだけれど、M…

シュトルム 『みずうみ―他四篇』

160年くらい前に北独の詩人が書いた短篇集。故郷の自然の美しさと、その自然に比してあまりに早く変化する人間の哀しさと。みずうみ 他四篇 (岩波文庫)作者: シュトルム,関泰祐出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/11/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック…

100104-08

理論ゼミ 水曜。論文1,2章。Dirac eq.を解き直して、真空からどんなやつらがボコボコ出てきてどの対称性が破れてんのかという話と、神速Fierz変換を見せられるのと。こちとら「あ、そうか、γ行列使った完全系展開ってそんなん使うかも」とかいう程度でびっく…

propeller 『きっと、澄みわたる朝色よりも、』

一本道のひよゲー。わりと視点がしょっちゅう飛んだり主人公に声が付いてたり、あとはまあシナリオの構造的にも、どっちかというと神視点でキャラクターの物語を読んでいる感じではあるけど。伏線というよりはあからさまな仄めかしでそれ全部拾うしね。前半…

091228-100103

Zwiebach 『A First Course in String Theory』 演習問題の撃ち漏らしてたのを回収終了。ちょうだらだら。今日とか10時間くらい寝てるし。そして3時間くらいノートに文章書いて2時間くらいエロゲやってた。俺は死ぬのか。 なんか、久々に書きたいことが出来…

今年の目標:ネタ被りを厭わない。何故なら位相の違う世界を生きているから。

えー、ちょくちょくこのブログにも書いてますが、うちの近くに八神社っていう静かな神社がありましてな。場所は銀閣寺の近く、ほんとに銀閣の門の手前まで行ってからひょいと左脇の小径に入ったところにあります。こう言っちゃ何ですけど特に目立つものはな…