2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

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4つ目の話 意外と計算の指針が微妙。2階微分方程式の固有値問題を正規直交系で展開する、と思うと、まあ前にやってた話とちょっと近いんだが、まずそれでいいのかねえ……。 急に思い立って、百人一首の博物館、京都嵐山は時雨殿に行ってきました。なんだか『…

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら 6』

例によって増えるヒロインを巻き込みながらテンションで突き進んでいく、学園祭後編。彼女がフラグをおられたら(6) 電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ (講談社ラノベ文庫)作者: 竹井10日出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/2…

森田季節 『つきたま 3』

取り敢えず終わらせた感じ。つきたま3 ※公務員でも世界を救えます (ガガガ文庫)作者: 森田季節出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

朱門優 『ゾディアック・ウィッチーズ 1』

能力バトル。オレツエー。まあお朱門ちゃんは最後の設定を語り出すまで評価のしようがないから……。ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女 (富士見ファンタジア文庫)作者: 朱門優出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房発売日: 2013/09/18メディア: Kin…

竹宮ゆゆこ 『ゴールデンタイム列伝 AFRICA』

このシリーズ、外伝でのサブキャラの補完がちょういいんだよなあ。今回は千波とやなっさんだけど、千波の内部がようやく前に出てきてよかった。最初の方はどんだけ腹黒悪女なんだと思ってたけど。ゴールデンタイム列伝 AFRICA (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,駒…

なかひろ 『初恋コンテニュー』

恋愛ゲームの中に閉じ込められた兄妹の話。妹は可愛くて、攻略する先輩ヒロインはクズで、そういう要素は面白いんだけど、なんか設定でまとめきれてない部分があるというか、全ヒロイン攻略までループとかにした方がすんなりまとまりそうな気もするんだけど…

森田季節 『烈風の魔札使と召喚戦争 1』

MTG風のTCGで本当に戦争をやってしまうようなファンタジー世界に飛ぶ話。最序盤の導入部の、「クールで好戦的でかっこいい主人公」を描写する文体が全然手についてなくてちょっとつらいけど、まあ中盤以降は普通のファンタジーラノベとして読めるかな。MTGだ…

山上敏子 『山上敏子の行動療法講義with東大・下山研究室』

まあ1年半くらい前まで俺もあんま知らなかったんだけど、臨床心理士っていう職業があって、精神科医とは別の職業で、貴方は何病ですとかの病名をつけたりとか薬を出したりとかは出来ないんだけど、しかしまあ最近は保健所とかそちこちの学校やら会社やらにあ…

-131025

2つ目の話 1年半ぶりにノートを取りだしてみたけど、何書いてあるか分かんなくて、この話はなかったことにした。なんか、偉い人が書いた論文の中の、導出無しで出してた式をちゃんと出すっていう計算問題だったはずなんだけどね。まあ論文になる話ではなかっ…

-131022

自主ゼミ ついすたーぜみ1回目。難しいところは全部飛ばしてやったことになったので、わざわざついすたーを使って分かったこととかはないと思うよね。masslessでfreeな運動方程式を積分しましたとか言って、それ普通にやる時のフーリエ展開する(なんとこれだ…

-131020

ついすたー 1章。まあ何年も前から言ってる通り、俺はスピノル算法がちょう苦手で、しかもちょう苦手なわりに研究ではアホほど使っている、まあ俺の騙し騙し人生ここに極まれり(馬脚を現しそうになったらその場から逃げ出す)なんだけど、まあ騙し騙しやって…

-131018

3つ目の話 なんとこの話、論文を出したのにまだ終わってないのだ。もう4ヶ月近く前に頓挫した計算を久々に見直してみるなど。あんま気乗りもしないですけど、何もすることないならしばらく。 ついすたー 自主ゼミ用に本を買って前書きを半ページ読んだ。

支倉凍砂 『マグダラで眠れ 4』

最後の、クースラとフェネシスが語り合う10P強の、切り離された静謐感がとてもよかった。ああいうの、すごい好きなんだよなあ。このままフェネシスが成長して、釣り合った時点で間延びせずにシリーズが終わったらすごく綺麗だと思う。マグダラで眠れ (4) (電…

ひえ〜デース

研究室の遠足で比叡山に行きましてな。うちの研究室、1年に2回くらい行くんですけど。去年までいた元所長がこの遠足大好きで、去年までの3年間で唯一その人に俺がマジ怒りされたのって、「君の立てた遠足の計画が生ぬるい、もっと山を登らないと、デートじゃ…

竹内薫 『ペンローズのねじれた四次元』

15年くらい前のブルーバックス。なんか著者の色がきつくて読むのがつらい。相対論を理解するには科学哲学が必要だ、とか言い出すし(そのわりに、ちゃんと数式読めば書いてあることしか言わない)、途中でうだうだ観測問題の話を科哲の言葉でうだうだ語ろうと…

ラブひなしてきた

いつだっけ、確かまだドイツ行ってた頃だと思うんだけど、本郷にある大学の人からメールもらって、前に出した論文について1時間くらい喋ることになったのですね。セミナーっつうんですけど。あの、俺のセミナーの頼まれなさみたいのがちょっと度を越えていて…

-131006

セミナー準備 暗い部屋で1人、iPadを指で弄りながら原稿を繰り返し唱えている。 さて、俺の誕生日と言えば皆さまご存知の通り6月の20日ですが、この日は北海道北見市の人が制定するところのハッカの日であるといいます。その由来は、20日とハッカをかけたも…

丸戸史明 『冴えない彼女の育てかた 4』

べたべたなヒロイン造形にべたべたなストーリー進行、べたべたでテクニカルな文章技法つうか会話芸。求められてるものを確実に返してくる作家だよなあ。冴えない彼女の育てかた 4 (富士見ファンタジア文庫)作者: 丸戸史明,深崎暮人出版社/メーカー: 富士見書…

森田季節 『クラスメイト・コレクション 2』

この作者特有の、設定を飛躍させたキャラクタたちをうまく導入させて、しかも次以降出ても出なくてもいい位置に置いておく、もうこれをパターンにして、あと学園もののテンプレを使えばこりゃしばらく面白いだろうなあ。クラスメイト・コレクション2 -僕のク…

田中ロミオ 『田中ロミオの世相を斬らない』

エロゲ雑誌に連載してたコラム集、っつうかエロゲをネタにしたSS集。まあ、途中からはエロゲにこじつけるオチが読めてくるので、そのこじつけの脱力感を楽しめばいいんだけど、そこをこじつける腕力は、まあさすがのものだったりする。

杉井光 『神曲プロデューサー』

スタジオミュージシャンを主人公にした、杉井光の音楽もの。それで、一般文芸から出してるだけあっていつもより少しだけ登場人物が大人となると、まあ面白くないわけがないよね。うっかり一気読みしてしまった。ほんとは、なんかこういうのこそをラノベが許…

堀辰雄 『風立ちぬ』

サナトリウム文学である。なんのメタファもなくそのまま自然を描写して、その美しさを伝えるのはこの作者ならでは。生を失いかけないと生の美しさが分からないのなら死ぬしかあるまい。風立ちぬ作者: 堀辰雄発売日: 2012/09/13メディア: Kindle版この商品を…

-131003

せみなー準備 発表練習をしようと思ったら、見てくれる人が集まらなくて(共同研究者の教員に断られたりしている)、結局夜の21時くらいに後輩に、「これがプレゼン資料のpdfで、これが読み上げる原稿のファイルね、ちょっと一緒に見てくんない?」とかいう形…