2011-01-01から1年間の記事一覧

KOTOKO COUNT DOWN LIVE "ヒラく2012ポケット"

22:00開演で、最初の1時間くらい、なんかゆるい来場者参加クイズとかやってたので、正味90分くらい。どうにも途中のMCも、最初のゆるいイベントの内輪ノリのまま。本人が楽しそうなので大変結構です。あと、前にZepp Osaka来た時も思ったけど、いまいちボー…

C.S.ルイス 『ナルニア国ものがたり』

最近映画化もされた、有名な英国ファンタジー。ちなみに個人的には、挿絵が怖くて読めなかった20年前のリベンジ。 そうねえ、まあ完全に対象年齢を外した人が読んで正しい評価が出来るとは思えないけど。正直、現在の日本で読んで、そんなに面白いかというと…

111221-26

修論 終わらせるために最低限必要なとこを7Pくらいざっと書いて、で指導教員のところへ持って行きました。「フォントが綺麗だね」って言われました。「やー、多分、ただの付属のリュウミンですよ」なんつって。後から考えると、文字が普通より若干大きかった…

Chris Van Allsburg 『Jumanji』

絵本。幼い兄妹が家の近くで拾った、ジャングルを征くという体のスゴロクを、家の中でやってみたら、そのマスに書いてあるジャングルイベントが実際に起きて……、みたいな話。まあ不条理もの(不条理もので、絵とか直接ビジュアルに訴えるの、ズルいよな)で絵…

111218-20

修論 書くのやめました。やめればやめられるものとか一杯ある。

111213-17

修論 論文読んでるけど、まあ読まなくていいような気がする論文であることだなあ。もうまるで書く気がしない。 そういや、書類不備がなければ、2/5のコミティアでなんか出します。

人肌に暖めるためのアイディアを募集しています。違うよ指先がかじかむからだよ。

あのね、おっぱいマウスパッドってあるじゃないですか。えっと、マウスパッドに2次元の美少女の絵(「2次元」と「美少女」と「絵」は重語ですかね)が印刷されてるのは昔からありますけど、そのマウスパッドで手首を置くところに、それを支えるように柔らかい…

川上稔 『境界線上のホライゾン 4』

3冊計2,400Pを読ませる筆力と構成力が、相変わらずまずさすが。作者に対する信頼でもあるけど。前までだったらちょくちょく挟んでた、顔見せと中盤のカタルシスのための、全員一通り出てくる相対戦も、今回はわりとキャラ絞ってたし。中身は、武蔵の前回の敗…

竹井10日 『彼女がフラグをおられたら』

竹井10日の通常運転。ふざけた地の文、ダダ甘やかしにする姉を筆頭にした謎ハーレム。ぱっと見で、大きな構造として用意している設定が上手く使いこなせてないように見えるのすら、もう「そのうち突然シリアスになるんだろ」って安心して見てられる。彼女が…

ドストエフスキー 『貧しき人びと』

ドストエフスキーの処女作。書簡形式で、冴えないオッサン(貧乏)と可憐な乙女(貧乏)の報われない恋の話を描く。その前半の、貧乏特有の何をやっても上手く行かないもどかしさと、ふとしたきっかけでそれを脱出するあっけなさと、そして貧乏は抜け出ても、む…

111210-12

修論 論文読むよー。いやもうほんとやる気でない。どうでもいい。 またもmixiの転載。つうか途中で書くのやめたやつを引っ張ってくるとかどんだけ気力がないんだ。誤変換を治す気も出ない。 エロゲの話しますー。面白いことは一切言いません。最後にちょっと…

111207-09

集中講義 CFTの話に触れてから、開弦に行って、そっからSUSY入れて、色々やってからM-thyまで。まあ、普段stringとか言っても、worldsheetで何かやるとか殆どないので(ブレーン配位でトイモデルを作るのじゃ)、久々に、そういう方面からの定式化を見るという…

杉井光 『生徒会探偵キリカ 1』

『神メモ』のやるせなさ成分を、荒唐無稽な設定のスケールの大きさで吹き飛ばしたような。あと洋楽成分もない。杉井光の「終盤の知略一発逆転」カタルシスだけを抽出してて、そこを読みたい人には問答無用でお勧めですかね。狐徹周りの大きな構造もちゃんと…

谷崎潤一郎 『美食倶楽部』

大正時代、関西移住直前くらいの、幻想小説っぽいのを集めた短篇集。まあ、しょうもないっちゃしょうもない、みたいな作もあるんだけど、いずれにせよ、何か耽美とか芸術とかを窮めた結果に魔法、幻想へ踏み込んでいく、みたいな感覚があって、その窮め方は…

111202-06

集中講義 ストリングの話。中身はPolchinskiでCFTを省いてほぼそのまま、4章くらいだっけ、BRSTでゲージ固定するとこまで。あー、1年半前にそんな計算、したなー、って思った。まあstringの摂動論の何が楽しいのかあんま分からない(こないだアメリカ行った時…

Ricotta 『ワルキューレ・ロマンツェ』

ジョストっていう、どうやら実在したらしい、騎馬を使った1対1の決闘競技を舞台に据えた1作。作品紹介とか見る限りは、ストーリー重視系なのかなーと思ってたんだけど、まるでそんなことはなく、結構濃いめの純愛系抜きゲ。というか、個別ルートのシナリオ自…

111130-1201

修論 手書きのノート、35枚で一段落したので、それをTeXに直す作業。109.6KB。図はあとでちゃんと描こうと思って、とりあえず手で描いたノートの図を写真に撮って、TeXの中に置いてあるんだけど、それがあまりに酷い。 って。ぼけてるし。こんなんが原稿の中…

111128-29

修論 纏め始めました。何故か一旦手書き。50P強の論文を色々省きながら32Pまで纏めて、B5で20枚あるんですけど。それ、纏めてるって言うの? 俺ほどの天才様が、結構頑張りながら、締め切り2ヶ月前の時点で「もう修論間に合わんわ」って思ってるのに、他の人…

杉井光 『剣の女王と烙印の仔 8』

シリーズ最終巻。いつの間にか銀卵騎士団のみんながバラバラに分かれて行って、それぞれの話に決着をつけに行く。杉井光お得意の、「どうしようもない」物語。剣の女王と烙印の仔 ? (MF文庫J)作者: 杉井光,夕仁出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日:…

111122-27

mixi日記に書いたやつの転載だけど、まあ書かないよりましか。 修論、書いてるんですよ。嘘です。書いてません。50P強の論文を纏めようと思って色々読んでて「そろそろ纏めようかな」って思ってたのが、丁度アメリカにいった頃、半月くらい前だったんですけ…

川岸殴魚 『きぜんと撤収!! 邪神大沼 8』

最終巻。お得意のテンプレ崩しを出し惜しみせずに大盤振る舞い。もう「最終巻である」ということ自体を悪ふざけの材料にしてのボケ倒し。面白かった。きぜんと撤収!! 邪神大沼 8 (ガガガ文庫)作者: 川岸殴魚,Ixy出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/10/18…

片野修 『カワムツの夏』

西日本と東アジアに分布する、全長10cm前後の川魚であるところのカワムツという魚についての、フィールドワークの記録。京都は北山、2年間にわたって、各年の繁殖期におけるカワムツの、個体ごとの行動追跡なんかがメインかな。実際に記録したのはもう30年く…

111120-21

修論 とりあえずあと60Pのを1本読んだら、なんか書き始めよう。それで11月いっぱいでこの論文が終われば、あとは12月俺(俺オブディッセンバー)がなんとかするよ。いやしかし、俺って論文を読むときに写経をしないと読めないんだけど、一生このままだと、これ…

111108-19

修論 50P強の論文を纏めるのに、もうかれこれ参照文献を300Pぶんくらい読んでる。あと100Pは絶対要るしな。なんとも。 アメリカ行ってきました。初日分だけでも書きたいんだけど(何かあったらしい)、そんな纏まった時間がとれるかどうか。つかどう考えても修…

笹本祐一 『星のダンスを見においで』

初版1992年の宇宙海賊スペオペを加筆修正したもの。元気少女がふとしたことで海賊船を動かして、なんてベタベタの王道だけど、それを読ませるだけの勢いがある。夢溢れるスペオペって感じの武器(超光速航行とか艦首回転衝角とか)をど派手に振り回す戦闘描写…

村井吉敬 『エビと日本人 2』

20年程前に出された前書に続く一冊。さすがに前書は実際の印象とずれているところが多くて(日本人ばかりがエビを食べ過ぎている、みたいな話が多かった)、いまいち現実の問題として捉えきれなかったんだけど、今回は頷ける部分も多かった。実際にスーパーに…

笠原嘉 『精神病』

いわゆる統合失調症(この本が書かれた当時の言葉だと分裂病)についての概観を、著者自身が実際に見てきた長期間の臨床、また多くの統計データを用いて(当たり前だけど、ちゃんと1次データの引用が多い)1冊に纏めた本。症状だけでなく、原因への考察や福祉面…

志賀直哉 『大津順吉・和解・ある男、その姉の死』

どれも、父との不和を書いた、私小説ぶん強めな三部作。個人的に『和解』は、これまで読んだ小説のオールタイムベストだったので、読み返すのは緊張したんだけど。相変わらずその父との和解と、それで周りを取り巻いていた家族らが、詰まっていた息を緩める…

111107

修論 もうそろそろ何かアウトプットをしなくちゃいけないはずなのだけれど、読みたかった論文の半分も読めてない。どうしたものかな。とりあえずブログを書くのをやめて論文を読んだらいいと思う。 あの、俺、知らないところで迷うのが得意なんですよ。電車…

111104-06

修論 その数学の話、数学出身の半年先輩の人に聞いてみたら、っていうか一緒にご本を読んだら、「かなりマニアックな話みたいだけど、spineがどうこう言うのは厳密にしたかっただけで、まあリファレンスで触れておけば証明したことになるって程度でいいんじ…