2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

-140328

4つ目の話 やりゃ出来るんだと思うけどなあ、つって放置してた話に手を付けてみる。何をやればいいのか分かったので、取り敢えずそのまま手を動かしてみるも、まあやられていないだけのことはある面倒さである。やっぱ駄目かーなんて言いながら片付けてる最…

『少年時代』

1990年。戦中疎開で富山に引っ越した小学生男子と、その男子クラス内での派閥争い。ガキ大将の1人対1人で向き合った時の優しさと、クラスで多人数になった時に統治する暴力性のギャップ、そこでやり過ぎて破綻が起きて今度は虐められる側にまわるという、ま…

『丹下左膳餘話 百萬両の壺』

1935年公開の、人情もの喜劇時代劇。笑いの質自体はゆるいんだけど、それだけに安心感のある喜劇をテンポ良くきちんとやってる。人情の温度、丁々発止だからこその、意地張った口先の言葉と逆のことをやるおかしみというのは。

『トキワ荘の青春』

『まんが道』の暗い版みたいな感じで、説明台詞のない日常劇が淡々と続いていく。最初は誰が誰の役なのかも分かんないけど、よく見ると『まんが道』の顔にみんなそっくりすぎて笑う。

『モンパルナスの灯』

実在した売れないアル中画家の、どうしようもなさを描くフランス映画。人として駄目なら駄目なりの、でも画家としての溢れるばかりの才能、対応しての敏感さ、貧窮で自分で切り刻むようにその敏感な自分を売っていく、その感じ。それを周りから見ている時の…

杉井光 『生徒会探偵キリカ 5』

ラスボスに向けて、かな。みんな仲良く断絶のないままいけそうで、実に結構。ここまで勝負勝負というからには一段メタの勝ち負けを狙うような気もするけど。生徒会探偵キリカ5 (講談社ラノベ文庫)作者: 杉井光,ぽんかん8出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014…

支倉凍砂 『マグダラで眠れ 5』

何度も強調されるように、ヒロインの方はともかく、主人公の頑なさがほどける、を通り越してややヘタレに向かいつつある感もあり、その辺は上手く高めあいつつお互いのバランスがとれたところで上手く終わってくれればいいなあ、という印象。マグダラで眠れ …

-140324

英語 TOEFL受けてきた。なんか最初に「問題は漏らしちゃ駄目だよ、あと試験中にウンコを漏らすのもやめよう、トイレはあらかじめ」みたいな誓約書を書かされるので中身についてはアレだけど、いやびっくりするくらい駄目だった。一番最初にやる、稼がないと…

-140317

英語 TOEFLのお勉強つらい。この歳になって単語帳を必死に覚えているのがつらい。rumination(反芻)。この使ってる単語帳のクソっぷりも盛大に愚痴りたいのだけれど、それは本番で目標点が取れたらにします。取れないで使った参考書の愚痴を言ってたらそれは…

-141311

英語 TOEFLの過去問を解いてみた。なんか、日本語で売ってる参考書の過去問はちょう難しくて、取り敢えず履歴書に書けるスコアのギリギリも採れなさそう、リーディングとリスニングで5割ちょっと(大体7割あれば書ける、アメリカの一流大学に大学院生として入…

PULLTOP 『お願いお星さま』

04年作。ズンパンの椎原、とか言って最近の人に通じるんだろうか。女2男1の幼馴染みが、突然夜空から降ってきたお星さまの魔法に強制されて、えっちなことをさせられてるうちに、幼馴染みであった3人が男女を意識し始めて、みたいな話。前半は、この原画家の…

『イリュージョニスト』

フランスのアニメーション映画。実在した喜劇役者のジャック・タチという人をモデルにした(つうかこの人は映画監督でもあって、その人が生前に書いた脚本を基にした話)、老奇術師と、その手品を魔法だと勘違いして奇術師について行く田舎娘の話。ほとんど台詞…

杉井光 『楽聖少女 4』

終わるのかなあ。なんか完結までに必要な材料を最短距離で拾い集めた感じ。主人公のやってること『神メモ』だしな。楽聖少女 (4) (電撃文庫)作者: 杉井光,岸田メル出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/11/09メディア: 文庫この商品を含…

三田誠,虚淵玄,奈須きのこ,紅玉いづき,しまどりる,成田良悟, 小太刀右京 『レッドドラゴン 6上』

最終決戦のお膳立てという感じで、それぞれの登場人物毎の勝利条件の確認なんかがメインで、動きとしては(このシリーズにしては)わりと穏便。エィハを揺さぶってくれると、その芯の頑なさが更に際立つので紅玉いづき好きの僕としては嬉しいですね……!RPF レ…

大石慎三郎 『江戸時代』

漠然と「江戸時代」と銘打っているんだけれど、章ごとに雑多なエピソードを取り扱っていて、しかもそれがなんか豆知識的に面白い問いの立て方をしているわけでもない。でもなんか、「江戸時代は治水工事が多く進められて、結果農地は3倍になったんだ」とか、…

バルザック 『ゴリオ爺さん』

19世紀のパリ社交界などを書き表すのに、色んな小説で共通の人物を登場させる「人間喜劇」という手法をとったバルザックの、その「人間喜劇」を始めた1冊。まあ岩波のちゃんとした注釈でその辺は「この人は『〜』という作品でこんな過去が語られており〜」と…

-140309

7つ目の話 色んなことを調べながら、同じ部屋の後輩にだらだらと説明してみたら色々とあんまりぴんと来ない感じになってきて、まあ調べてなんかあるのかどうかがよく分かんなくなってきている。計算が正しければなんか見えても良いような気もするんだけど。…

-140303

論文読み 100Pくらいあるやつをじっくり読むも、あんま使いたいことがそのまま書いてあるわけじゃなく、結局その後、福原遥のお渡し会に向かうための電車の中で流し読みして、去年1度読んだやつを思い出すのが1番役に立つという。やはり福原遥は天使だ。 7つ…

聖者が片道2時間半先の街にやってきた

片道2時間半かけて、福原遥のお渡し会に赴いたものである。福原遥が袖のない水色のブラウスを着ている。春の妖精のコスプレにしては似合いすぎだ。ちょうかわいいので明日まで生きよう。これからは、福原遥よりかわいくない者はみんなカマキリかなんかだと思…

『ハッキヨイ! せきトリくん わくわく大相撲ガイド』

日本相撲協会が監修している、大相撲を全然知らない人のためのフルカラーガイドブック。横綱や大関のインタビュー集や、行司、呼出、床山さんらの仕事の様子、相撲部屋の1日など、まあ初心者が気になる辺りをちゃんと説明していて、まあ写真も満載の辺り、相…

『真珠の耳飾りの少女』

17世紀の有名な、フェルメールの絵画をモチーフにした、映像の綺麗な映画。この絵に描かれているのが誰かは知られていないのだけれど、それをフェルメールの家に雇われた使用人だとして、その下働きなのに色彩のセンスがあるメイドとフェルメールとの間に通…