2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

高橋洋一 『さらば財務省!』

小泉総理時代、竹中平蔵氏の下について郵政改革やら公務員改革やらをやろうとして、官僚の身でありながら他の官僚に恨まれる結果となった人の回顧録。"抵抗勢力"なんて言葉は既に少し懐かしいけれど、そういうのの筆頭として、自分たちの保身ばかりを考える…

暗い部屋制作委員会 『暗い部屋』

エロゲじゃねえけど。発売中止になった唐辺葉介の小説をデジタル化して発売。普通に読んで2時間かかんないくらいだったかな。どうしようもない親に育てられた子供たちが、間違った手と手の取り合い方をしながらも必死で逃げようとするけど、それでもやっぱり…

D.O. 『Crescendo〜永遠だと思っていたあの頃〜』

元祖姉ゲーなんて言われたりする懐かしの一作。これ、俺がエロゲオールタイムベストを選ぶと間違いなく上5本には入ってくるくらい好きなんだよね。水無神知宏が3人称で綴るシナリオ、原画の紫川弓夜の少女漫画風味の絵、Scott Joplinのピアノラグを用いたBGM…

100729

論文読み 5本薦められた内の1本目読了。conifoldの特異点の滑らかにするやり方が2種類あるよ、という話でした。俺の知ってるトポロジー程度の話からちょっと調べればついて行けるくらいの話に始まり、で結論がそんな感じ、と、前方向にも後ろ方向にもわりと…

100728

論文読み 相変わらずdeterminantの計算が1個も合わない。変数の置き方をオイラー角でとった方のは綺麗に出るので、大幅に間違えたことやってるはずはないんだけどねー。というか論文を教科書みたいな読み方しない方がいいと思います。 しばらく学校に行って…

100727

論文読み 昨日PCにやらせて出来なかった計算を手でやったら欲しいのが出てきた。試す順番が逆。その後はなんか、Chern類の定義とか調べたり。特性類理論まで追いかける気はあんまねえんだけど。D0-braneの数に対応? 何それ? 朝10時に寝て15時くらいに起き…

100723-26

論文読み 複素多様体の計量の使い方がなー、どっかで俺は根本的な勘違いをしてるような気がする。外微分の使い方とかほんと怪しいからなー。 まあそんなわけで、ひたすら行列式を求めたり、よくわかんない代数計算ばっかりしてますよ。これがまあびっくりす…

元長柾木 『全死大戦』

最近エロゲにお帰りなさいませな元長柾木の小説。まあいかにもセカイ系というかあの辺の批評クラスタっぽい、歪んだ世界観設定をごり押してくるのが楽しい1巻と、打って変わってわかりやすく、一旦舞台を小さく整えて肉体的に可視化して説明する2巻と、どっ…

SHORT CIRCUIT III Premium Show IN OSAKA

ナイスイン!ということで、I'veの飛び曲メインのアルバムシリーズ『SHORT CIRCUIT』の3枚目を引っさげてのライブ。わりと音源の再現度高め、合いの手を叫んで飛んでりゃそれが楽しい楽しいなライブなので、まあアホほど疲れたけど気持ちよかった、だけで感…

100722

論文読み 昨日から「……何言ってんの?」と思ってるところを、端緒を開くというか、とりあえずこれ計算すれば今の自分の解釈が合ってるかどうかくらいは確かめられそう、というのを見つけてごりごり。5次元計量のリッチテンソル。というか動径部分外に出して…

100721

場の理論 学校行く途中に携帯で写真撮ってたら遅刻した。授業の中身は前回の続きのインスタントンやらθ-vacuaやらゲージ変換の話やらアノマリーの話やら。行き着く先がわからないけど来週の最終回でどうなることやら。ああ、あと、教員の本読んで興味持って…

100718-20

たーにんぐぜみ 月曜。4.4まで。自分の発表が酷かった。「宇宙論とかよくわかんないし教科書の計算もだいぶいい加減だからこのdarkmatter candidateの話は飛ばそう」って思ってたところをメインにやるなど、っていういつもの裏目。 ぺすきんぜみ 火曜。別ん…

100713-17

ぺすきんぜみ 演習問題。火曜と木曜。どっちかで喋ったような気がする。出てる人が少なかったから、たぶん午前中にある方で木曜だな。そんな程度。 場の理論 水曜。ノートの字が読めないほど乱れている。よっぽど眠かったのか、「とりあえず黒板のデータをjp…

森田季節 『ともだち同盟』

ルネで買ったらサイン本だった。やったね。ハードカバーとしての装丁もこれまたよろしい。作者の第一作『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』(しかし何度見てもいいタイトルだ)に近い、挽歌的な青春物語。どうしようもなく静かに嵌っていくパズルのピー…

ジッド 『狭き門』

幼馴染みでお互い相思相愛なこともわかってる2人の片方、アリサって女の方が頑なに宗教的な清らかさを貫いて、ジェロームっていう男主人公を拒み続ける話。作者の自伝的な要素も多分に含まれていて、その清教徒的なものへの批判的な意味のある作品、なんて言…

ジェイムズ・P・ホーガン 『星を継ぐもの』

読むことを追悼と呼ぶつもりはないけれど。 いわゆるハードSF。ストーリーとしては、5万年前のものとされる人間の死体が月面で発見されて、そいつが何者だったかを暴く謎解きミステリの面が強いんだけど、その為に使われる手段は、科学技術がどうこうである…

100709-12

たーにんぐ 発表担当を頑張る。 たーにんぐぜみ 月曜。発表担当。駄目だった。 ぽるちんぜみ 金曜。1時間くらい遅刻したけど別に良かった。前期終了。

萩原朔太郎 『萩原朔太郎詩集』

詩集。初期の特に『月に吠える』あたりのがわりと好き。自然や生物に相対してその官能に潜り込み、比喩を投影するのです。『笛』とかもうちょう大好きだよね。萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)作者: 萩原朔太郎,河上徹太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1950/12/…

100708

ぺすきんぜみ 演習問題。出来る人が発表する問題は楽しそうだなと思う。 たーにんぐ 発表担当のとこのまとめ直しがびっくりするくらい進まない。バリオン数レプトン数をそれぞれで保存させずにR-parityで保存するのがMSSMとか堂々と書いておきながら、しれっ…

100705-07

たーにんぐぜみ 月曜。3章。なんかあんま記憶ない。 ぺすきんぜみ 火曜。今回からここまでの演習問題を順に解いていくことに。無痛症みたいな人がいつも通りトチって最悪の雰囲気だけど本人だけは無敵だから、という通常運転。 英語 火曜。3分もらって英語で…

100703-04

ぎんすぱーぐ 8章途中、軌道体上の理論を考えるよ。まあちょっと弦っぽいかね。 よく考えずに注文してamazonから届いたケーブルがやっぱり間違えている。そんなケーブルでは俺のあずささんはワイドモニタに映らないし、そんなケーブルでは吊っても吊ってもむ…

橋本和也 『世界平和は一家団欒のあとに 10』

最終巻。なんというか、基本的にはいい意味で、終わらせるための1冊という感じ。タイトル通りのテーマをいつも通りに主張したこと、1巻から匂わせ続けてきた「人を生き返らせること」への主張、あとは柚島を恋愛対象=身内として扱うためには、どうしてもこの…

竹井10日 『10歳の保健体育』

これは良い竹井10日。個人的には『おねきゅー』に近い気がするかな。エロゲで立ち絵の動きを使うところを文章でそのまま書いているので下手に見えるとか、終盤の展開が唐突とか、そういう瑕疵をつつけば色々あるんだろうけど、まあそんなのはどうでもよくて…

森田季節 『不堕落なルイシュ』

言葉遊びで全力カリカチュア。深化した『原点回帰ウォーカーズ』、あるいは擬態をしない『恋禁術』、つまりラノベ作家としての色気を完全に身につけた森田季節。ルネで『ともだち同盟』買って来ねば。そっちはそっちで。不堕落なルイシュ (MF文庫J)作者: 森…

100701-02

ぽるちんぜみ 2.7。まあ頑張れ。 ぎんすぱーぐ 8章少し。楽しくはない。 大学院に入ってね、なんか学食行くようになったですよ。夕ご飯に。先輩たちと一緒に。俺はそんな時間まで毎日研究室に残ってるわけでもないので、まあ週1か週2か、そんなもんでしょう…