2010-01-01から1年間の記事一覧

101115-16

こぅるまんぜみ 火曜。残り1時間のとこで自分の発表回ってきて、喋ってたら終わってた。そんなに間違ったことは言ってなかったと思うけど、そもそも予想外の進み方で他の人の予習がついてきてたのかは知らない。内容はsine-Gordon doubletとシリング模型の対…

ういんどみるOasis 『祝祭のカンパネラ』

やたら手堅い作りだった『祝福のカンパネラ』のファンディスク。大体12時間くらい。 まあ今回も相変わらずの手堅さで、キャラが良い意味での分をわきまえてるというか、物語的な役割を過不足なくきっちりと果たしていて、相変わらずの読みやすさ。今回はファ…

101113-14

こーりゅまん くそつまんねーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! しかも金曜のゼミもColemanになることに。単位のためだけに参加するので、諸手を挙げての大賛成ですけどね。 右手の親指はあんまり痛くなくなりました。携帯くら…

101108-12

たーにんぐ 11章、Spゲージ群やらのS-dualityを見る話は、別に関連論文読んでもアノマリーマッチング調べてたり演算子の対応見てたりするだけで、天下りっちゃ天下りっぽいのでそのまま流し。つか11章は著者の研究してた分野らしくて、存在自体がかなり強引…

ジャレド・ダイアモンド 『銃・病原菌・鉄』

結構書評界では高名な本ですな。人類史の話。わりと地政学とかに近い感じだけど扱っているのは先史あたりだったりで、その、今ここまでの地球の歴史だとアメリカとヨーロッパ辺りが覇権を握ってきたわけだけど、それがどのくらい必然的なものだったのか、例…

101105-07

金曜ゼミ 始まる。ぽるちんの後釜。なんか統計力学の本の中から一章を読むそうな。まあそれに異存はないけど、あんたらPolchinskiとかTerningやめてまで優先して読むのがそれでいいの、的な思いはちょっとある。 たーにんぐ 11章終わらない。そもそも説明す…

101103-04

たーにんぐ 11.3くらいまで。SO(N)ゲージ理論とか言ってよう知らんしな。1-loop β関数の係数がSU(N)の3N-Fから3(N-2)-Fになりますとかどーなん。群の指数だけ入れ替えれば計算できるのか。そうか。そうだな。 俺の右下を常に歩いている黒い虫は何なの。

森田季節 『不堕落なルイシュ 2』

下巻につき完結。相変わらず言葉の持つ観念を捏ねくり回すんだけど、前巻よりは言葉遊びという趣が薄れて、普通に変な小説として面白かった。最後の最後はもう5Pくらい描写が多ければと思うけど。不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)作者: 森田季節,伊東ライフ出版…

森田季節 『不動カリンは一切動ぜず』

生体をいじったり社会を情報化したりな近未来SF。後半は、なんか知らんが異能バトルにローカルな仏教神道ネタを絡ませてたりで思いの外ラノベ寄りで、前半の品のいい百合目な少女小説っぽい雰囲気が台無しになるくらいの加速度。登場人物の1人1人がちゃんと…

101031-1102

こぅるまん 4.3まで。真剣に読むのめんどくさい。 たーにんぐ 11章頭から説明足りてないので40pほどの文献へ たーにんぐぜみ ゼミ自体が消滅 こぅるまんぜみ 4.1節終わりまで。発表者の読み込みが深くてよかった。

自転車創業 『あの、素晴らしい  をもう一度/再装版』

あのすば。全年齢。往年の名作ループもののリメイク。5時間くらいで多分コンプしただろう、というところ。値段と時間相応には面白かった。ネタバレする気はないけど、まあ気をつけた方が良さそうなゲームなので、一応閉じます。あの、素晴らしい をもう一度/…

101026-30

こーるまんぜみ 火曜。数学周りの話が多くてよくわかんない。 ぽるちんぜみ 消滅。更に月曜のたーにんぐぜみも多分消滅。え、じゃあみんな何を勉強すんの? 「Terningはなんか前提知識が必要っぽくて初学者にはやっててよくわかんない」とか言われても「は?…

101025

たーにんぐぜみ 10.3あたりまで。赤外固定点とか、いま自分で読んでる論文で使う話だったので、まあわりとちゃんと聴くなど。しかし前回と打って変わって、全く喋らない状態に戻りました。なんなんだろうね。ゼミが始まる最初の数分間で、その日のゼミでどん…

101024

論文読み 読んでたやつが読み終わり。2つの理論を比べてるやつで、「stringの方のsuperfieldと、ゲージ理論の方にある2つのエネルギーの差とをmoduliとして対応させる例は、これと違うbackgroundの時には既にやられていて」っていう話から、その、最初に比べ…

101023

論文読み ちょくちょく。AdS_5*T^{1,1}/CFTの証拠集め。「異常次元γ」って言ったときに定義の中に普通convention1/2ファクターって付きうる? 導出の元論文まで遡るのがめんどくさくて見ないけど、知ってるやつと合わせるならそこがずれるなーとか眺めてるう…

101021-22

ぽるちんぜみ 4.4入った辺りまで。なかなか大変なところですが。 論文読み 少しだけ。β関数の符号と係数bの符号ってなんで逆にとったんですかね。わりと謎。3N-F。 木曜の午前に1個授業があって。10時半くらいから始まるやつ。わりと俺の直接の上司の中でも1…

101016-20

たーにんぐぜみ 月曜。9章少し残したんだけっかな。後期に入ってみんな身の振り方を考え始めたのか、次々と脱落者が出て残り4人に。まあ普通、ゼミ的にはこの辺りが最適人数なわけで、急に俺のやる気が出てきて結構喋った。それなりのアイディアを提供できた…

村井吉敬 『エビと日本人』

エビという食材が東南アジアの辺りで獲れてから日本へ流通するまでの過程の取材を通して、主にいわゆる第三世界の暮らしにせまった、20年前くらいに書かれた本。わりと名著としての誉れも高く、なんなら数年前に知識のアップデートも含めた『エビと日本人 2…

KOTOKO LIVE TOUR 2010 夏だ!響舞だ!全国行脚祭!in ZEPP OSAKA

追加公演。セトリはツアーの時から、会場ごとに選択の2曲と『Love a Riddle』、『Just as time is running out』が抜けて、新曲の『Loop-the-Loop』、それと『Unsymmetry』と顎似がin、デシベル選択のが両方1コーラスごとに繋いだメドレーバージョンになった…

101011-15

こぅるまんぜみ 火曜。6.3.1まで。突然謎の質問をしてみたり、色々自分の解釈間違いとかあって面白かった。そりゃ片手でP3Pのレベル上げしながら読んだ教科書ではなあ。 場の理論 水曜。くりこみ群続き。実際にRG flowを計算してみたりなど。Peskinのあのわ…

野村美月 『"文学少女"見習いの、卒業。』

見習い編完結。前半のネタ本は夏目漱石『こころ』と、このシリーズらしさという意味ではド直球。後半は『桜の園』になぞらえた心葉の卒業と、告白。始まりとの対称とかベタベタだけど、それでもいいものはいい。心葉くんの成長。そして輝きを取り戻しつつあ…

竹宮ゆゆこ 『ゴールデンタイム 1』

『私たちの田村くん』でお馴染みの竹宮ゆゆこの新シリーズ。強くて脆いヒロインとか構図は前作の『とらドラ』を彷彿させるところもありながら、登場人物の年齢を上げてしかも舞台を大学に移したことで『とらドラ』の閉塞感と抑圧が薄れて、また違う次の段階…

支倉凍砂 『狼と香辛料 15』

最終章上巻。ホロとロレンスのいちゃつきに駆け引き要素がなくなって、もうただダダ甘な安心感。商売パートもよくよく練られていてわかりやすく、それでいてホロの方の物語にかかる部分もあって、もうちょっとカタルシスを強調すればこれでおしまいでいいじ…

杉井光 『剣の女王と烙印の仔 6』

パオラさん頑張りました。閉塞状況から脱出。クリスとミネルヴァもダダ甘無双。直接切った張ったの戦闘描写より、こういうアイディア勝負な描写の方がこの作者っぽくて好きかなー。烙印とかそういう地盤はできてるし。剣の女王と烙印の仔? (MF文庫J)作者: 杉…

竹井10日 『東京皇帝北条恋歌 6』

前回の引きの記憶喪失でまさかのシリアス調。秋桜の空に何それ。ちゃんと放り投げないシリアスも書ける人なんや……。それでいて作者一流のテンポのいいボケツッコミはところどころに冴え渡る。東京皇帝☆北条恋歌 6 (角川スニーカー文庫)作者: 竹井 10日,要…

J・さいろー 『絶対女王にゃー様 3』

完結。収束。セクシュアルでミステリアスに隠されていた女の子たちの秘密が剥がされていって、残ったのは意外なほどに爽やかな。絶対女王にゃー様 3 (ガガガ文庫)作者: J・さいろー,しろ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/08/18メディア: 文庫購入: 2人 …

川上稔 『境界線上のホライゾン 3』

3冊計2500P弱。対仏→人妻もの官能小説→ミトかわいい。まあ適度な脱線と、それでいてちゃんと立っていたサブキャラがきちんと死んでいく、壮大な規模のこれからの為の挫折。戦闘の視覚的な面白さも折り紙付き。GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (3)上 (…

一肇 『くくるくる』

自殺願望少女とストーカー男のゆるふわボーイミーツガール。このすっとぼけたような、ズレて、浮いてる雰囲気が変な強度を持っていて、終盤はいわゆる超展開が待ち受けているのだけれど、それをも飲み込んで消化しきって、物語の原点の提示にちゃんと戻って…

南井大介 『小さな魔女と空飛ぶ狐』

大槍絵買いした甲斐があった。わりとシリアス寄りの戦争小説。モデルはWW2辺りのスペイン内戦。ラノベっぽいキャラ配置で物語を駆動させながらも、大国の思惑による代理戦争とかちゃんとした人死にを始めとした戦争描写で基盤を作ってて、結構シビアに読める…

伊藤ヒロ 『アンチ・マジカル』

アメコミの『ウォッチメン』×元ネタのわかりやすい魔法少女パロディ×男の娘、といった感じのラノベ。既存のものを組み合わせて新たなものを作るというのは当たり前の手法だけど、こんなにも見やすい形でレシピが見えてしまうと、評価はどっちかというとパロ…