-121215

  • 論文読み
    • 発表用に取り敢えずまとめる話、あと1つ数式の意味が分かれば形になる(たぶんならない)ところ、最後に1個参考文献を読めば良さそうというところまで辿り着いたのが金曜の夜、研究室で30分仮眠をとった後、まあ読むだけならiPadさえありゃいいと思って、ルーズリーフとかなんならペンケースすら研究室に置いて帰って来て。まあこれなら昼過ぎくらいまでに読み終わればそっから研究室に行けばいいし、まあ日曜に行き直してもいいか、っつって土曜日ゆっくりしてたら、読み終わったのが22時くらいだし既に眠いし。学校行ってもいいんだけど、どうせ日曜はプリキュアまでに帰って来なきゃ駄目だし、とか考えてるとすることが無くなって困った。
  • 4つ目の話
    • で、することが無くなった挙句、もう数ヶ月単位で放置してる(夏の学校直後以来だからね)話について、ちょっと思いついたことを試して、予想通り上手くいかなくて、「寝よう」ってなってるのが今。これねえ、要はラプラシアン固有値問題で、まあS^3の場合は球面調和関数で終わりなんだけど、やろうとしてるやつは駄目で、そこを「実はフルにスペクトラムは要らないよ、susyがあるから殆ど相殺するからね、それがsusy演算子の指数定理なんだよ」っていうのが局所化だったわけで、そこを改めてフルスペクトラムを求め直そうとしている、そりゃ難しいよね、ということなんですよ。どーしたもんすかね。

 あー、大学が主催してやってる、能楽鑑賞会っての、行ってきた。ずっと毎年1回やってるやつで、能も狂言も、本当に名のある役者さんが出てくれるのを無料で観れるという、まあ有難い話だよね。そういうのに行ってきました。能も狂言も完全に初体験。狂言の方は全然難しくなくて、本当に普通の笑い話として面白かった。あの笑いの間、みたいなのは完全に今でも通用するものだったけど、どのくらいが伝統で、どのくらいが当代の研鑽なんだろうな。能の方、『半蔀』っていう、源氏物語を背景に敷いた話で、俺は谷崎訳で読んだこともあるし、なんなら事前に配られたプログラムに『半蔀』の台詞つうか謡も含めて全部載っててそれに予め目は通してあったのに、全然分かんなかったね。いやいやでも、序之舞つうの、すごい長くてゆっくりした曲をゆっくり動いていく舞があったんだけど、その辺りの緊張感が凄くて。あの長い掛け声の後に打たれる鼓と言い、低く長く震える謡と言い、全てが均衡を崩さないように緊張している、その中を更にそれを破らないよう、静かに無駄のない動きで極限を縫うような舞が。それで、見てる時間がえらい長く感じられるし、見ててめっちゃ疲れるんだけど、終わって現実に戻った時の安堵感も心地良くて、ふう、と息をしたところで、隣に座ってた二人組のうち一人が話すことには「めっちゃ眠かった」だそうな。いやあ、あの緊張感の中で眠れるってのも大したもんだと思うよ。