『神メモ』のやるせなさ成分を、荒唐無稽な設定のスケールの大きさで吹き飛ばしたような。あと洋楽成分もない。杉井光の「終盤の知略一発逆転」カタルシスだけを抽出してて、そこを読みたい人には問答無用でお勧めですかね。狐徹周りの大きな構造もちゃんと…
大正時代、関西移住直前くらいの、幻想小説っぽいのを集めた短篇集。まあ、しょうもないっちゃしょうもない、みたいな作もあるんだけど、いずれにせよ、何か耽美とか芸術とかを窮めた結果に魔法、幻想へ踏み込んでいく、みたいな感覚があって、その窮め方は…
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