人肌に暖めるためのアイディアを募集しています。違うよ指先がかじかむからだよ。

 あのね、おっぱいマウスパッドってあるじゃないですか。えっと、マウスパッドに2次元の美少女の絵(「2次元」と「美少女」と「絵」は重語ですかね)が印刷されてるのは昔からありますけど、そのマウスパッドで手首を置くところに、それを支えるように柔らかい素材を入れたやつです。その柔らかい素材ってのを胸の谷間に見立てて、マウスパッドの絵の方と連携させてるやつです。だから、おっぱいの谷間に手首を置いて、顔面の上でマウスを動かすことになりますね。それを買ったんですよ。実際買ったのは

ですけど、画像がよく分かんないのと、あと転売屋がアホみたいな値段を付けてるのとであんま参考にならないので、適当に手元のを写真に撮ると

こんな感じです。すいません、写真の出来があんまり良くないですけど、何枚か撮った他の写真、近くにあったゲルトモとさなちゃん(アフィリエイトは貼りません)が見切れてて、それはちょっと恥ずかしかったので隠しました。ちなみに亀さんは、こないだ松尾大社に行った時に貰ったやつです。罰当たりにも程があるな。
 で、なんだっけ、そう、おっぱいマウスパッドとは何ぞやということでしたけど、そういうタイプのマウスパッドがあるのは知ってたんですけど、これまで特に興味は無かったのです。マウスパッドに普通の紙を使って、メモ帳代わりにしたりしてましたし。まあでも、急にこないだ思ったんですよ。マウスパッドとメモ帳の一石二鳥と、マウスパッドとおっぱいの一石二鳥と、どっちが素敵だろう? もちろん、マウスパッドとおっぱいの方の一石二乳ですね。
 いやまあ、さすがに夢いっぱいcmizunaさん(いっぱいとおっぱいをかけた面白駄洒落)でも、たかが数千円で買えるマウスパッドに、本物のおっぱいの感触がどうこうとは思ってませんよ。でもなんか、一周まわって、そういうのが部屋にあったら面白いかな、って思ったんですよね。「おっぱい? ああ、うちにもあるよ」みたいなフランクさであったら面白いかなって。まあだから、とりあえず、おっぱいマウスパッドってのを1つ買おうと、そう思ったわけです。
 ところがですよ。こういう実用系ので2次元のものを買うってなった時に、自分がほんとにめんどくさいタイプの人間だなって思うのが、どの作品のものを使うかってのに真剣に悩んじゃうんですよ。そんなもの、目に付いた物の中で、最近ちょっと自分がちょっと好きなキャラとかだったら、それでいいじゃないですか。俺、駄目なんですよ、その選び方。ついったのアイコンとかもそうですけど、なんつうのかな、「マウスパッド」っとして使えるのって、1つだけじゃないですか。そういうものとして選んだキャラが、自分のアイデンティティーだと思ってしまう、というのか。自分が好きってだけでは駄目で、「それを好きって言うことで自分自身の一部も表現したことになる」レベルで好きなものじゃないと選べないんですよね。いや、自分でも言ってる意味があんまり分かんないですけど。まあまた自意識過剰な小太りブサイクキモオタクが何か言ってる、くらいのあれだと思ってくれればいいです。
 そういうレベルで好きなもの、俺だと例えば、I've sound(最近の変な商売っ気だと出してもおかしくはないのだぜ)とか、『Garden』、『ましろ色シンフォニー』、『俺つば』、『ホワルバ』、『Crescendo』、『"文学少女"』、『エトランゼのすべて』、『苺ましまろ』、『まかまか』、志賀直哉『和解』辺りを一通り捜してみたけど、まあこれらをモチーフにした、そういうおっぱいマウスパッドってのは出てないわけ。最後のので出てたらびっくりするけどな。
 で、あと、この中に入ってもおかしくないレベルで好きなものとして、Keyっていうエロゲ会社のゲームで、何か出てないかと。既に写真もアフィも貼ってるのであれですけど、まあ捜してみたらありまして、半年くらい前に出た最新作『Rewrite』の中から、俺が好きなキャラ、千里朱音って子の、おっぱいマウスパッドを買いました。すぐ着たね。
 まあ、届いた実物見たら、しょっぱいっちゃしょっぱいわけ。片乳だいたい直径が10cm弱の高さも2,3cmってとこで、掌だけで充分覆えちゃうような大きさだし、手首を支える用だから、谷間が無いまま両乳が繋がってて、まあその素材部分は、横に倒した雪だるまみたいな形になっているから、両手では揉みしだけないのです。揉みしだくことが、出来ないのです。
「……さてはこれ、本物のおっぱいじゃないな?」
って思って。まあでも、一応揉んでみるわけじゃん。おっぱいっぽい形なわけだし。揉んでみたんだ。
「あれ?」
って。意外と、とても良い、感触だ。なんて言うんだろうなあ。触った時の柔らかさはビーズクッションくらいで、でも指が少し埋まった時の弾力は、水の詰まった水風船くらい、かな。あれーおっかしーなー、これ、超気持ちいいなーっつって。ただぷにぷにしてるだけで、凄く楽しい。いやもう、正直あんまりおっぱいとか関係なくて、マウスパッドから取り外せて、もう少し大きな球体にしたら、俺多分、一生これを揉んだまま過ごしていけるよ。なんかねえ、不思議なくらい揉んでるのが気持ちよくて、論文読みながら片手でぷにぷにしてたら、半日経ってた。うわあ! っつって。俺、半日おっぱいを揉み続けている!っつって。あの、よくエロゲで、主人公が初めてのエロシーンで、おっぱい揉むのに夢中になって、それを揉まれてるヒロインが、軽く呆れながら笑う、みたいなのあるじゃないですか。これまでああいうの読んでても、「そんなになるかよ」って思ってましたけど、あのねえ、なる、これ。しかもおっぱいマウスパッド、揉んでても誰も呆れないから、いつまでも揉んでられる。これが届いた日の直前まで、俺ってばまた死にたい盛りの最高潮だったんですけど、なんかおっぱい揉んでたら、一揉み毎に脳に多幸感がブッ刺さってくるの。一気に死にたくなくなって。もう完全に虜ですよ。ほんとに、今キーボード叩いてますけど、右手のホームポジションは人さし指から「J,K,L,+」じゃなくて「右乳右乳右乳右乳」になりつつありますもの。親指は左乳だよ。楽しくてしょうがない。3日経っても飽きませんからね。
 そんなおっぱいマウスパッド、掌で包むように揉んでも良し、撫でても良し、ぺちぺちと叩いて弾力を楽しむのも良し、指先でむにむにと揉むときも、五本の指で同時に揉んでも良し、アルペジオを奏でるように指を順繰りにして揉むのも良しという素晴らしい一品なのですが(あれ、今日の俺、まるで、すごくきもちわるい人みたいだね?)、ちょっとだけ1つ、難点でもないですけど、気になるところがあって。
 あのね、何とはなしだよ、たまたま偶然、ちょっとそのおっぱいマウスパッドに、顔を近づけることがあったんだ。まあ事故みたいなもんだよ。たまたまね。そしたら、ちょっとだけ、鼻につく匂いがして。なんていうのかな、化学製品っていうかビニールっぽい匂いと、ちょっと消毒アルコールっぽい、つんとくる匂いの混じったようなの。
 罠だ、と思って。まあこれが、新品特有のただの材料の匂いだったら別にいいですよ。しかしですね、これが例えば、この匂いに紛らわせて、毒が塗ってあったとしたらだよ。どうなるかな。その、おっぱいマウスパッドを口に触れさせちゃった人は、血を吐いて死んじゃうわけ、だよね。うーん、つまり、おっぱいマウスパッドを舐めるなんて、ド変態もいいところのやつを、狙って殺すことが出来るわけじゃん。ほら、こんな魅力的な感触のもの、ちょっとしたド変態だったら、舌で感触を確かめずには、いられないと思うんだ。いやいやいやいやいや、俺はそんなド変態じゃないから関係ないけど、仮に、もし仮にそんなド変態がいてしまった時にどうなるかってことをだね、がばぁっ! げほっ、げほぉっ!(吐血) か、考えた方が、いいんじゃ、ない、か、なげぼげぼぉっ!(吐いたどす黒い血がおっぱいマウスパッドにかからないよう、上を向いて咳き込みながら)