2009-01-01から1年間の記事一覧
著者は3年くらい前に亡くなった世界的指揮者。ウィーン・フィルやベルリン・フィルといった超一流オーケストラを指揮した経験からのエピソード、そしてオーケストラを支える裏方やホールに注目した話が中心。 前半のオーケストラ団員の話は、まさに「音楽家」…
実験ゼミ 金曜。卒業実験の絞り込み。ラムシフトになりました。来週も更に下調べ。俺がこれまで調べてたのは廃案になったので、俺はラムのスペルを調べるところから始めないと駄目だっちゃ。くらいよーせまいよーこわいよー。 Peskin 『An Introduction to Q…
ボーイミーツガール、かな。旧ユーゴっていうともうサッカーか内戦の二択でしょう、1991年を舞台にしてユーゴスラヴィアから女の子がやってきました、なんて言ったらもう最初から解決すべき障害が見えているわけで、まあ、それに向かって物語を積み上げてい…
明治時代に文芸評論とかやった人。自由恋愛主義とか、あとは変なとこだと元祖処女厨とか言われたりすることもあるんですかね。その 天地愛好すべき者多し、而して尤も愛好すべきは処女の純潔なるかな。 の書き出しで知られる『処女の純潔を論ず』もこの本に…
Zwiebach 『A First Course in String Theory』 水曜の自主ゼミ用。2章まで。半年以上前に演習問題解いたノートとかあるんだけど、もう解読に解き直す以上の時間がかかるレベル。 Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 16後半から17.1読了ま…
狼化は使うけど舌先三寸で切り抜けるとか、パターン的にはこなれた綺麗さでそこそこ面白いんだけど、なー。P.229辺りのは自嘲なのかしらんとも思えるような。狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発…
かなりラノベ寄りみたいなライトミステリ。人とか死なないしわりとキャラ読みもできるし。いや、そういうフレームに入れて読みやすくしてるだけで普通に軽く読めて面白い本だったかと。伏線の見せ方とかも上手いし。最後のそれまでのキャラ構図を拡大して小…
短篇集です。血が出ません。ほのぼのです。特にいんちょーさんのが酷いです。短篇集ならでは、の。C3‐シーキューブ〈7〉 (電撃文庫)作者: 水瀬葉月,さそりがため出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 1人 クリッ…
普通に面白いけど、前巻から変わらず好きになれそうな取っかかりがなあ……。音楽、オルガンの使い方はさすが、というところ。剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫J す 3-2)作者: 杉井光,夕仁出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/07/25メディア: 文庫…
何から何まで巧くてかっこいい。細かく挟んでる、いちいち詳しすぎるくらいの小ネタも杉井光の現代物臭全開でいいなあ、と。あとありすかわいい。神様のメモ帳〈4〉 (電撃文庫)作者: 杉井光,岸田メル出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/…
一巡して美智乃と柚島さんのターン。まあこのシリーズで星弓さんちの誰かと恋人になろうとすると、一つ飛び越して家族的な位置に落ち着かないといけないからなあ、という感じ。相変わらず安牌の面白さ。世界平和は一家団欒のあとに〈8〉恋する休日 (電撃文庫…
短篇集。森と反町、あとななせ辺りがメイン。まあこの辺は恋愛至上主義者チームなのでそういう話。みんながんばれって思いました。個人的にはさくにゃんこと萩原朔太郎を取り上げて頂きたいとは思ったけど。いみじき笛は天にありですよ。あと詩は原文で読ん…
時載り側の目的を家族というリンネ側のカタルシスに一致させて、これからの物語の下地作りとでも言うような一冊。それでも軸足を残した日常パートの、豊富な語彙が順番にぴったり嵌っていくかのような描写っつうかリンネかわいい。「まあ」とか超言われたい…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 10章戻って曲率の話の途中。 さむい
トノイケシナリオのミドルプライス。基本的に一本道ルートで、その中で正解とされる選択肢の示すもの、透子さんの絶対性、ワンコというプリミティブな投影像、そして終盤に強調される神社での会話と、箱庭的なものにおける無条件の包容を醸し出す感じはさす…
実験ゼミ 金曜。卒業実験に何やるか、というので1人1案くらい持ち帰りで調べてきたやつの発表。というか俺は原稿がないと何も口頭で説明することが出来ません。自分の説明の下手さにどん引きです。喋ってる最中に閉口します。閉口してお口にチャックしたら毛…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 9章読了、たって全然わかってないけど。まあどんだけやってもわかんないのはこれに限らないしね。やるだけ無駄。 切り傷を1度きり舐め夕暮れの金木犀でいぶして癒す
もうここ半年くらいずっと自転車のタイヤの空気がすっかすかで、走ってるとなんかがっつんがっつん音が鳴るくらいだったんですけど、こないだ遂に自転車の空気入れ買ったんですよ。自腹で。なんかたかだか2千円くらいで気圧計付きのとか普通に買えんのね。ま…
理論ゼミ 月曜。発表部分。俺が去年読んだ『ゲージ場の量子論』なんてのは、BRS変換の万能っぷりに世界で一番最初に気が付いた人が書いた、BRS変換最強説のために書かれた本みたいなもので、それをゼミのメンバーの中で唯一読んでいた俺としては、もうそれで…
Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』 16章再読。16.5以降はやたら集中できずしんどかったかも。以下思ったこと。 偏極ベクトルをあんな感じに作る→反対角計量部分は負ノルムが出てくるから非物理的→非物理的なのはBRS変換に対してdoubletを…
実験ゼミ 卒業実験に何をやるかみんなで考えようという話。この日も午前中に図書館に行ってなんか面白そうなのねーの、って探してたらいつの間にやらAB効果(電場じゃなくてベクトルポテンシャルが大事なんだよというのを視覚的に示したやつ。すごい。)の話が…
大好評のこのナンバリングシリーズですけども。今日はやる度にその都度忘れる話。 生成子の次元d(G)はどの対称性を入れるかで決まるよ。SU(N)だとN^2-1、とかだよ。自由場の場合はこれがヴェクタボソンの数だよ。Peskinとかだとabc…で書かれるんじゃないかな…
田中ロミオ企画の一作。共通ルートと先輩ルート辺りの文章がどうも水があわないというか、物語上の芝居道具を「この登場人物/アイテムはこういう意味を持ちます!」と説明しすぎでしんどかった。暗喩でやるならもうちょいさらっと、というか。序盤は特に、そ…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 複素多様体など。解析接続って素敵。 誰かが俺のカバンに見えない砂を詰めている。寿命という名のこぼれ落ちる砂時計に恒河沙を注いで頂けるなら歓迎いたすところではございますが、そんな話ではありません。いつの間…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 7章読了。9月までに上巻読み切るって言ったやつ誰だよ 卒業実験のネタを考えなくちゃいけないらしい ミューオンの磁気モーメント測定でお茶を濁したいけど、さすがになんのアイディアもなしに5年前のを踏襲するのもな……
理論物理学のための幾何学とトポロジー なんかFLRW計量の曲率テンソル計算してたら5時間くらい経ってた。いますごく死にたい。 基本的にボクは、iPodから発生される電磁波をイヤホンから耳を通じて脳で受信することで生きているのです。まずは俺が寝ている間…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 6章終わって7章途中まで。まああれですよ、こんなん独学で読んでて、先に読み終わる目標だけ決めて日程逆算して残りページ数割って流し読みしてるだけですから、何がわかってないかすら自分でわかってませんよ。特にこ…
理論物理学のための幾何学とトポロジー 5章読了。 京都に戻りました。そうね、日付が変わった辺りで買い物に出かけたんだけど、ちょっと建物の中にいただけなのに出る瞬間に感じたじっとりした空気、みたいなのは京都っぽいですかね。
漫画のノベライズ。とは言ってもラノベの方でもかなり著名なガチ作者なので、一作品としてもかなり面白い。元々文章と親和性の高い素材ではあったけれども、特に今回の仕掛けは、ビジュアル面でのあれと主人公側が感じる違和感と、独白という形からで語らせ…
MMORPGもの。最強キャラの主人公と最強キャラで美人のヒロインがいちゃいちゃしたりみんなを救ったりなど。レベル上げとか行動原理の形成とか恋愛感情の形成まで面倒なところは全部物語開始時点では終わってて、必要な時に適宜取り出しながらも基本的にはひ…