091003-04

  • Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』
    • 16章再読。16.5以降はやたら集中できずしんどかったかも。以下思ったこと。
    • 偏極ベクトルをあんな感じに作る→反対角計量部分は負ノルムが出てくるから非物理的→非物理的なのはBRS変換に対してdoubletを組む(H1とかH2とかいうやつ)→BRS singletはそもそもゲージ不変性→ゲージ不変性を要求するのがWard id.→Ward id.は物理的な偏極ベクトルを選択するよ、っていう話で通じるの
    • ghost場のくりこみも1の周りで展開できるのって自明なのかしら。treeで1でそっから先は摂動展開だから当たり前なのか……。
  • 理論物理学のための幾何学トポロジー
    • 上巻終了。今んとこ、ものの定義を脳のテンポラリメモリに押し込める作業しかしてない。下巻に期待なのです。

 いつの頃からか、自分の後ろに他の人がいると物凄いストレスを感じるようになっていましてね。少なくとも高1の頃には席替えで、教室の一番後ろの席でしかも隣が空席ってのに神に神楽を奉納するくらいの勢いで大喜びして、しかも自分の机を教室の後ろ片隅の掃除箱の横まで引っ張っていって「俺が省かれてるんじゃなくて、俺様が38人を省いてるんだよ」とか言い張っていたので、その頃には既にこの奇癖は発病していたのでしょうな。どうかしている。高2の最初の席替えで籤引きの前に、仲良かった人に「一番後ろの席引いたら俺にくれ」って持ちかけていたことがクラス中にばれて、結局クラス中で籤引きシステム自体が崩壊してぐだぐだになった挙句、高2が俺が今までの人生で一番思い出したくない1年間になるきっかけとなった話とかは要る? 要らないね。でもしちゃったから。まあそんなです。大学に入ってからは席なんか大概自由ですから、出来るだけ後ろに座ろうとします。正規の席より後ろに補助席みたいな感じで机と椅子が一体化しちゃったみたいやつが置いてあったら、それが正規の席より優先します。なぜならうしろにあるせきだからです。野球場とかライブハウスでもわりにそういう席を好むふしがありますね。自分でもなんでこんな奇癖があるのかはわかりませんけど、まあ少なくとも人と外れたところにいる分には誰の邪魔にもならんし、あと俺の悪臭が他の人に移らずに済むということでまあ他の人に怒られることもなく、俺はストレスを感じない場所に好き勝手にいて出来事を眺めていられるわけです。
 で、話が変わりまして。今日かな。ふとした折に、ぼんやりと屋内を背景画像にして、その中で、数人が座って1人の人を取り囲み、その真ん中の人は立ってその人達に説明している場面で、その真ん中の人が「それじゃあみんなで楽しくやりますか。にぎやかに、……厳かに」で周りの人が一斉に「「おいおい!」」ってつっこむ、っていう一連の画像が脳に飛び込んで来て。この受け答えの阿吽を説明するにはキャラ立てて説明省かないと駄目だな。さておき。これが、わりと新しめの記憶っぽいなってのと、なんかその画像のアングルが俺がいっつも本を読みながらその画像を作る時の角度に似てたから、ああこりゃなんか最近読んだやつの場面だ、と思って。最近ラノベやら漫画やらちょっと集中して読んでたので、その中の一場面だろうな、この受け答えのテンポはラノベだろっつってその画像をちゃんと思い出していくと、うーん、これ元はどうやらラノベとかじゃなくて、木曜に大学行った時の自主ゼミの打ち合わせの風景、なんだよね……。しかも細かいとこ俺が多分脳内でかなりいじってる。「賑やかに」は「にぎにぎしく」の方が語感が俺好み。それは関係ないしここは脚韻で外すとこだから。まあその時も俺は一人だけぽつねんと外れたところに座っていたわけですが、なんか、俺がそういう位置にいたがるのって、単に読書を通して見る絵みたいな眺望がしたいだけなんだねー。俺は俺のいない情景に慣れすぎ。そんなことに初めて気が付いた話。