091001-02

  • 実験ゼミ
    • 卒業実験に何をやるかみんなで考えようという話。この日も午前中に図書館に行ってなんか面白そうなのねーの、って探してたらいつの間にやらAB効果(電場じゃなくてベクトルポテンシャルが大事なんだよというのを視覚的に示したやつ。すごい。)の話が気に入って、結局その実験をやった外村さんの著書をぱらぱらめくったりしている内に時間。俺たしか5年くらい前に部活で外村さんの講演聴いてるんだよなー。この時読んだ本もその時に戴いて実家にあるし。というわけで来週までに俺はミューオンの異常磁気能率の話を調べてくることに。なんか凄い桁まで調べていけば標準模型から超対称性のあれが見えるらしいよ……?
  • Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』
    • 16.2読了くらいまで。……丸一日かけてびっくりするくらい進んでねーな。とは言いつつ休憩がてらラノベ一冊エッセイ集一冊読んだけど。以下は思ったこと。相変わらず授業で喋るような高みには達しない。そもそも本文に俺は密着しすぎ。
    • p.510上段、k_3^{\rho} k_3^{\mu}(連日のTeXです。携帯からの人とRSSリーダの人はごめんなさいなのですよ)がフェルミオンカレントとコントラクト(片仮名ばっかで頭悪そうだ。縮約。)と消えるよ、つってんのは運動量をかける=微分だからカレント保存則って話?
    • p.511下段、leading orderで \epsilon_{\mu}^{- \ast} \epsilon_{\mu}^{+ \ast}が無視できるけど1-loopでそうでもない、つってんのはこれが非物理的で観測できないから初/終状態にはなれないけど仮想粒子の時はその限りでない、とかそう言う意味?
    • p.514中段、ゲージ場の前に微分記号があるから出て行く運動量、ってのは単なる積の微分が和になってるとかそんなん?

後期が始まりまして。週休4日制で後期より一日減でございます。で、木曜日、昨日か、久方ぶりに学校行ってきました。自主ゼミの打ち合わせと実験ゼミね。なんってーのかな、自分の相変わらずの自意識過剰っぷりが一番びっくりしたね。同級生らの「一応全員に声かけたけど全員が自主ゼミに参加するとはね」が「人数多すぎだから今からでもお前帰れ」に聞こえるし、「え、じゃんけん勝って拒否権あんのに来週発表すんの?」が「初回からお前がやったら端数でトータル的にお前が他の人より発表回数多くなってまた無駄な時間増えるだろうが死ね、しかも来週は時間制限あるっつってんだろ」に聞こえるビョーキ。もう完全に受け取る俺側の故障なんですけど、まあ膨れあがる自意識を自分の存在ごと殺したくなるいつもの感じ、石ころ帽子をかぶれたのなら。ほんと、俺みたいな下位コンパチが何か他人様に渡せるものがあればいいんですけど。そんな後期の抱負。