2009-05-06から1日間の記事一覧

湯川秀樹 『旅人』

仮にも理論屋志望の大学生が湯川秀樹の自叙伝を読むとしたら、その関心は「中間子論という飛躍的推論、アブダクションが何故湯川秀樹という人間に舞い降りたか?」だけが問題となるのだけど、その点で言えばこの本は読むところが多かった。それこそ27歳で中…