本当に一人になれば強い/弱いなんか関係ないはずなのに、僕はいつもその白い領域には辿り着けなくて、人に迷惑をかけてはベッドで泣き吠える。

またあれですよ。ストレスと睡眠不足。なんか俺の体の調子が悪いと大体それのせいにされますな。今回もそうですよ、ストレスで弱ってる(らしい)時にウイルスに右耳をかもされました。結果10日間の入院ですよ。ほんとにもう。あの、このブログとか読んでくれてる人にはわかると思いますけど、俺って結構毎日楽しく生きてるじゃないですか。それをことある毎にストレスフルライフ呼ばわりとは何たることですか。何よりそういうの、今一緒に勉強したりブログで絡んでくれてる人に失礼ですからね。まあ実際に体調を崩す俺が駄目なのですが。というわけで適当に経過でも書きましょうか。相変わらずふざけて書きますけど結局救急車とか呼んでますし、自分の体調管理ミスで色んな人にお世話になったりそういう社会的リソースを消費したりしたことに関しては感謝と反省をしております。そういうものを揶揄するようなことはcmizunaさんの意図するところではありませんので。
16日くらいまでのは別に書いてた文章があるのでローレンツ祭ついでにそれ貼ります。このエントリの1つ上かな。いつもにも増して面白くはないですが、いっぺん書いてからわりとお気に入りの文章なので是非。で、日曜から右耳が変に痛くて、月曜もあの、食欲の方がなくてだいぶしんどいまま学校行ったんだな。で、明けた火曜の午前に近くの耳鼻科に行って、「俺中耳炎なう?」「中耳炎ですね」って中耳炎の薬をもらってきました。まあ結果中耳炎ではなかったんですけど、それを飲んだ火曜の午後から、びっくりするくらい吐き気が止まらないんですよ。横になるか吐くかの二択を常に迫られてる感じ。そっからしばらくはあんまり吐き気が止まらないもんだから、これ最終的にブログに全部書いたら俺のブログは吐瀉物まみれだな……と思うくらい。「5/20(水)今日のラッキー吐瀉物は深緑色の吐瀉物! 何を食べたらこんな色が出るんだかわかんないミステリアスな感じが貴方の魅力をアップ!」みたいなね。でもそうしたらボクのプライベートブログであるところの「秘密の☆吐瀉物倶楽部」と区別が付かないし(「秘密の☆吐瀉物倶楽部」の閲覧許可が欲しい人はメール下さい。そっちでは毎日「うわ、この玉虫色の吐瀉物どうやって出すんすか?」「これはね、ペクチンを上手く使って……」などと活況を呈しております)、何よりボクのブログを読む人がド変態に限られてしまうので、まあ困ったもんだなと。というか頭を動かすと吐き気がするので飯が食えないので、これはちょっとどうしようもねえな、特に家の玄関まで這っても行けない状態ですから、結局それから救急車沙汰ですわ。ほんとにそれは申し訳ない。
でも実際救急車で運ばれて、入院してからはまあびっくりするくらい心穏やかに10日間を過ごしましてね。穏やかすぎてブログに書くことなんか1個もない。とりあえずの症状としてはその頭を動かした時の吐き気なんですけど、まあ細かく言うと目眩ね。兎にも角にも視界がぐるんぐるん回るんだ。あとは耳鳴りと難聴がありますか。まあしかしなんつうか、病院に運ばれた時から本当に至れり尽くせりなわけですよ。なんかみんなでよってたかって、俺が生きたいと思ってる意欲の7倍くらいの力で俺を治そうとしている。元の原因がどうやらストレスと睡眠不足による体力の低下らしいということもあるんでしょうが、よくよく看護師が気にかけてくれたりするわけだ。そらまあ徐々に体の調子も良くなりますわ。3日目には体を起こせるようになり4日目には車椅子からふらふら歩いては「ごーるっ」と一人で呟く遊びを始め、5日目には寝ながらなら文庫本が読めて6日目には物理の教科書が読めてますもの。ほんとにこんなに心穏やかに過ごせる日々があるのかと思いましたね。同じ大学の敷地でも今出川の向こうの理学部という魔窟ではいつも誰かがボクを食い殺そうと狙っているのに対し、病院はもう聖地ですよ、ほんとに。結局、食っちゃ寝食っちゃ寝好きな時に読書とお勉強をこなして、あとは点滴と飲み薬をある程度飲んだらまあ日常生活がこなせるようになったので、それで家に戻ってきました。
今はと言えば、歩くと結構ふらつくのが一番ですかね。あと耳鳴りは酷いですけど、なんか物心ついた頃から右耳は耳鳴りがあって今回もそれが大きくなっただけという感じで、治療の時もあんまり昔からあるから「その耳鳴りの音って高いですか? 低いですか?」「……ちょうどいい?」「えっ」「あ、いや、高いです」みたいなやり取りをしてるくらいなもんですから、それは気にしなければ気にならないですね。難聴はごっそり右耳の低音が落ちてるみたいです。さすがに直後でイヤホン挿して試す気にはなってないのでわからんですが、これはわりにきつい。徐々に治るらしいとは言われますがね。そして目眩がまあ面白いですよ。なんかね、物理の教科書読んでわかんなくなったら視界がぐるんぐるんし始めるのですよ。ちょっと漫画的表現みたいなタイミングで回り始めますからね。「ここでdefineしてそっからは実であることしか言ってなくて何故中身も複素共軛が……物理的描像が足りてない……」って辺りでぐるんぐるーん。「これinsertとか言って運動量保存ファクターはいいのか……kに対して運動量の上限が付いたりしないのか……」ぐるんぐるーん。「でも積分してるからいいのかも……」でちょっと収まる。そんないかにも自分のバロメータって感じでこれは今ちょっと面白いですね。大体そんなとこです。えー、ただただだらだら話した感じになりましたがこの辺で。