120413

  • 論文読み
    • たらたら読んでたSWの原論文は一応目を通し終わるなど。まあ確かにSUSYの大きさとフレーバー数を決めたらmassless spectrumが解けるってのはファンタジーだよねえ。次はNekrasov分配関数かなあ。
  • 計算
    • 相変わらず何をやっても筋が悪い。

 新年の事務作業がようやく終わりまして。なんか、前にも書きましたけど、まあ出さなきゃいけない書類がいっぱいあって、それを全部どうにかしたのもありますけど、まあそれよりなにより、今年度はうちの研究室、やたら人の入れ替えがあって。結構な人数が3月に抜けて4月に入ってきた。それに伴って俺も研究室内の引っ越しがあって、今はポスドクの先輩とか含めて8人くらいいる大部屋に移りました。まあ、各自のロッカーに潜んでいるジャイアントおじさんを含めるともっと多いですけど、まあ研究者としては8人ということね。ジャイアントおじさんは、足がロッカーに入りきらないから纏足してる。まあしかし、そこの大部屋、これまでいた先輩たちはほぼ就活で来なかったりで、実質、ここの研究室にずっといる人間としては俺が最年長なんですよ。それで、新しく来た年上の人達に、ここの研究室の習慣、図書館の使い方とかミーティングのやり方とか、何日ずっと日照りが続いたら雨乞いの儀式として学生を中庭に埋めるか、cmizunaさんの机の上に体育座りしている首の無いリカちゃん人形は何? みたいなことを訊かれては答えたりしているわけ。「リカちゃん、夜中に話しかけてきてうるさいから、首だけ外したんですよ」とかさ。「最近『生きてて良かったな』と思ったのは、篠めぐみが復活したことです」とか。
 更に面倒なのは、俺、研究室内のメーリングリストの管理とかもやってるんですよ。「とか」っていうのは、メーリングリストとか、あと研究室の地下に巣くう小鬼の群れとかの管理、ってことですけど。だから、新しく来た初対面の人達に話しかけて、「ここの研究室のドメインのメアドをとって俺に教えて下さい」なんつってさ。ハードルが高いよ。俺の人見知りポイントがゴリゴリ減っていくわけ。そういう仕事もあるから、新年度に入ってから、もうずっと学校に行ってるんですよ。しかも午前中に学校に行くの。しんどい。俺が研究室に行くのなんか、ほんとは2日に1回くらいで、夜に行って朝帰ってくるくらいが丁度いいのに。それをまあ、最初くらいは、なんつって、もう出張を挟んで、平日は毎日学校行ってるんじゃないかな。しんどい。
 あのねえ、更に、午前中に学校に行くと、みんなでお昼を食べに行くんですよ。学食に。去年までは、学生側のそういうのを仕切りたがる先輩が学食嫌いで、2,3人くらいだけ連れて全然別の喫茶店に行ったりしてたんですけど、あとめんどくさかったら、それすら行かずに、研究室の机に常備してるカロリーメイトを囓ってれば良かったんですけど。夕食も大体そうでしたね。ところがですよ、今年度になってから、もう学生もスタッフもみんな合わせて学食に行く感じになって。昼も夕も。別にいいですよ。どうでも。飯に金と時間かけるのって、すげえオッサンくさい気がするし。いいですけど、あのねえ、学食飽きた。2週間で飽きた。俺さあ、学部の4年間で合わせて20回くらいしか学食行ってないですよ。修士の2年間は、たまにこうやって研究室の人と行くことがあったから数は増えましたけど、それでも2,3ヶ月は学食に来た記憶も無いです。ああ、1回オフ会で来ましたけど。そんなに久々なのに、もう飽きた。
 なんなんですかねえ。考えたんですけど、学食ねえ、メニューの名前が分かりやす過ぎて、選ぶ行為自体がそんなに楽しくない。学食、「いももち」って書いてあったら、いももちじゃん。しかも、学食の中の人に「いももち」って言ったら、5秒くらいですぐ出てくるし。「竹の子ご飯」は竹の子ご飯だし、「麻婆豆腐」は麻婆豆腐。「噛んだら甘い汁が出るけど猛毒の草」は噛んだら甘い汁が出るけど猛毒の草(緑0.2点)。あと学食、すげえ普通の味がする。シェフの気まぐれ要素が無いんですよね。いいんですけど。そういうのが学食だと思うから。
 ただねえ、唯一、小松菜のわさび和えだけが旨い。この「小松菜のわさび和え」って名前のメニューは、具体的には、小松菜のわさび和えなの。しかも、辛すぎず甘すぎず普通というか、辛くも甘くもない味がする。なのに、ふとした時に「あー、あの風味だけの山葵味が食いたいなあ」って思う時が来る。最終的に俺、この平日、昼と夕、ほぼ1日2回食ってますからね。今の俺、cmizunaさんどころかckomatsunaさんですよ。しーこまつなさん、略してチンコさんと呼んで下さい。
 まあ、この小松菜のわさび和えが通年あるメニューなのかどうかが、今んとこの不安材料ですねえ。無くなったら学校に行くのをやめる。