100401-02

  • 竹内外史リー代数素粒子論』
    • 18節途中、ようやくClifford代数がどうのこうの、スピン表現がえんやこら。すぴん! やった! 物理だ! ぼくはいまぶつりに飢えている!

 うちには頑なに36.7度を叩き出し続ける体温計ってのがありましてね。どんなに体調が悪くて「これは熱あるだろ……」とわくわくしながら測っても淡々と6度7分なんて間の抜けた数字を表示する。ぬれたパジャマをキャミに着がえてですよ。ところが今日の昼間、「さすがにこれは」なんて測ってみたら、この体温計が7度1分を指すんだね。「うひょう!」なんつって。今日は朝から数学がばりばり進むけど微熱があるせいなのか! なんてね。
 まあようやく手に入れた微熱に万歳三唱、更に一昨日も申しましたが首から上の肌の乾燥も、収まりつつあるとはいえ首元の荒れなんかわりと酷い、さてそんなお日柄も良いナイス金曜日、俺はクリーニング屋にスーツを引き取りに行くんだね。いや、何もこんな日に行かなくてもとも思うし実際行きたくもないんだけど、まあ。あのね、このクリーニング屋がまたロックでさ。えっとね、2年くらい前まで俺はわりとしょっちゅう色んなものをクリーニングに出してたんだけど、そこのクリーニング屋がしょっちゅう「今混んでて出来上がりは10日後になります」とか言ってくるようなとこだったわけ。2年前も俺は別に引きこもりだったからそんなにちゃんとした服着る機会もない頃だったし、あと俺の服は沼に行って手頃なサイズの蓮の葉を拾ってきて陰部を隠せば出来上がりですから、まあ10日後仕上がりとか言われても「まあそれで」なんて言って出してきてたわけですが、ある日突然「馬鹿じゃねえの?」っていう気になって、そっからそのクリーニング屋を使うことはほぼなかったわけです。まあだけど、こないだの卒業式が3/24、ここでスーツを着て、あの、俺、卒業式終わりに1回家に帰ってくる途中、「バス停こっちだったかな? こっちにあるといいな」なんてまた気まぐれでふらふら卒業式会場から歩き出してるうちに、小雨の哲学の道iPod聴きながら楽しげに歩いて帰る、なんてことをやらかしてて、でまあ哲学の道ってわりと山沿いで土の多いところであと妖怪泥団子投げババア(左投左打、決め球:縦に割れるカーブ)が出るところですから、その時にスーツに泥とか撥ねてるわけ。俺のブログは時系列を行ったり戻ったり文章が下手なことこの上ないな。で、次に院の入学式が4/7ですか。ここまでに一度スーツをクリーニングに出しておかなくちゃいけないわけですよ。ま、「出しておかなくちゃだな」なんつって先延ばしにすることにかけては俺もプロですから、結局卒業式が終わって5日後、3/29の夕方だったかにクリーニング屋に行くわけです。2年ぶりだぜ。で、この時にまた2年前みたいに「10日後仕上がりです」なんて言われたら入学式に着てけないわけで、持ち込んで頼む前に恐る恐る「スーツの上下と、あと銃痕の空いたキリンの着ぐるみなんですけど、何日くらいかかりますかね」って訊くわけですよ。そしたら、こちとらその10日とか想定してるところに、「すいませんが、今からだと4/1の夕方になりますね」なんて言われるわけ。俺が想定していた日数の1/5! すっげえな、営業努力だな、なんて思うんだけど、だけどその2日後仕上がりでさえ、店員がなんか申し訳なさそうな目でこっちを見てるの。なんか、そこまで仕上がり日数を気にしといて、「いやー、部屋にスーツ置いとくと妖怪スーツにバニラエッセンスかけるババアが出るので、使う日のギリギリまで預けときました」とか出来ないわけじゃん。だからこの4/2に微熱S.O.S!!でこんばんやよやよなcmizunaさん、重たい頭をどうにか動かしてクリーニング屋に引き取りに行くわけです。でまあその帰り、吊るしのYシャツやらが手提げのカバンからはみ出て、更に逆の手には近くのスーパーで買った5個入り箱ティッシュとかぶら下げてる、そんな生活臭丸出しで、桜満開で観光客でいっぱいの京都を肩で風を切って歩くわけですよ。変な汗かいてるうちに家帰ったら熱が引いて36.7度になってましたよ。そんなです、大体。