081107-08

  • 素粒子物理学
    • 金2。前回もうSU(2)非可換ゲージ理論入れてたスピードから嫌な予感はしてたけど、もうGoldstein modelの対称性の自発的な破れから質量の獲得まで。半年間の独学の貯金が実質授業4回目で食い潰された俺涙目。
  • 量力演習レポート
    • 摂動論で縮退の解け方とか。清書まで。なんだろうな、前期と違って直前の授業の反復練習になってて、芸がないと言えば芸がないし、そんなもんなのかもと思う。
  • 量力特論レポート
    • 問題20まで。授業聞いてなかったから範囲がわからんので適当に切り上げ。簡単な複素積分とかそんなん。

最近言葉を使う時って、自分のボキャブラリの中にあるその言葉のイメージで目の前の事象を比喩しようとしている感じ。何もかもが例えツッコミに近い。例えば、「野ざらし」という言葉で俺は、梅雨時期に屋外に保管してた自分の自転車を思い出すけど(その書き割りの背景も含めてね)、そうなると、そのイメージの中の小雨とか金属の錆とかがない場合に「野ざらし」という言葉を連想できなかったりするし、他だと、書き割りという言葉で俺は演劇よりもエロゲの背景をイメージしちゃうので(こっちは割れない)日常的な背景に対してでも使えたりする。そう考えると、現象を数学的モデルで近似して説明しようとする物理学に近いか、いや、物理屋だからそう考えるのか。さて、このあたりの、自分が各々の言葉に持っているイメージ、連想するものを言語化してみるとなんかたまに変な幼少期の思い出が掘れたりするので、夜に布団の中でする遊びとしてはおすすめ。というか、このあたりを掘っていくと、自分が当たり前だと思っていた言葉の概念がただのトラウマだったりすることがわかって凹んだりもする。こっち側に進みすぎると寝られなくなるので布団の中でやってはいけない。

金曜の午前、小雨が明けたあとの哲学の道の、少し色づき始めた桜の葉の緑と黄色の混ざり方が良かった。雨上がりの疎水の濁った深緑とか合わせてね。んでその足で銀閣にも行ってみた。文字通りのモスグリーンは良かったけど、紅葉の方は一部だけ赤くなりすぎで残った緑とのコントラストがキツいようで良いような。銀閣本体が改修中で客が減ってるこの1年くらいはチャンス。