2012-10-20から1日間の記事一覧
前作『狼と香辛料』そのままみたいな世界観で錬金術師をやるよーみたいな話。そういう受けた部分を残しつつ、ヒロインが幼いぶん、前作より会話に丁々発止感が抜けて軽く読み流せてしまうようにしたのがいいことなのやら悪いことなのやら。マグダラで眠れ (…
主人公、さり気にイラストに入ってくるのも含めて、いつもの杉井光のスターシステムと思いきや少しずらすんだなー。1巻の頃からどう見ても狐徹を倒すフラグがいっぱい立ってたわけで、それをどう飾るか。生徒会探偵キリカ3 (講談社ラノベ文庫)作者: 杉井光,…
久々の続刊。キャラ表は旧世界新世界で2枚用意してくれませんかね……? 風呂敷の広げ止まり、ということで少し落ち着いた1冊。完結したらすごいな、これ。東京皇帝☆北条恋歌 10 (角川スニーカー文庫)作者: 竹井 10日,要河オルカ出版社/メーカー: 角川書店(角…
中身自体はあんまり内容無かったけど、ようやく登場人物同士の関係が出来上がって、これまでずっと序盤臭漂ってたこのシリーズが動き出した気配がある。2年待ったな。ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,駒都えーじ出版社/メ…
無事続刊につき、目的と世界観を整理し直したような1冊。普通に良いので特に言うことはないなー。楽聖少女2 (電撃文庫)作者: 杉井光,岸田メル出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2012/09/07メディア: 文庫 クリック: 27回この商品を含むブ…
いとうのいぢイラストを携えて筒井康隆がラノベ参入、最初の10Pくらいの設定と情景描写くらいまではまさにラノベで「すげえ! さすが筒井康隆、なんでも出来るな!」と思ったけど、美少女キャラが喋り始めればあっという間に昭和エログロに、そこにちゃんと…
2年くらい前に神戸新聞の人材広告に「右のキャラクターがいまいちいけてない(萌えていない)理由を3つあげなさい。」という文章で登場したキャラクター、いまいちさんを、地元神戸出身の森田季節が小説化。なんかまとまりも設定もばらばらな短篇集で、共通…
初心者が英語を安全に、つまり伝えたいことに対してその英語の拙さが邪魔にならないよう書くための指南書。一人称の視点をあまり移動しないとか、前の文に出てきた要素を先に出して最後に新たな情報を付け足す、とかの、「まあ、そうかな」という感覚の部分…
くまのプーさんの原作。出てくる動物たちが、みんなちょうどよい脱力加減の駄目っこ動物っぷりで、真剣に話し合ってアホみたいな勘違いをしている様子は「どうしようもねえな……」という面からの愛らしさはあるものの、その中でもプーさんがアホなことを言っ…