筒井康隆 『ビアンカ・オーバースタディ』

 いとうのいぢイラストを携えて筒井康隆ラノベ参入、最初の10Pくらいの設定と情景描写くらいまではまさにラノベで「すげえ! さすが筒井康隆、なんでも出来るな!」と思ったけど、美少女キャラが喋り始めればあっという間に昭和エログロに、そこにちゃんと設定のある未来SFが絡むと、もうどこから読んでも筒井康隆。俺が一番「筒井康隆だなあ」って思うのは「あっ。」とか「わあ。」とかの感嘆詞だったりするけどね。ちんこ折れる。

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)