2009-04-05から1日間の記事一覧
とりあえず沢山の人が説明口調で拾うもの拾って完結。新興宗教オモイデ教 外伝 3 (ガガガ文庫)作者: 原田宇陀児,大槻ケンジ,津路参汰出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/01/21メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る
京都でwizを群像劇、という話。それを前提とすると設定がしっくり来るというか、良く作り込まれてんなあ、という感じ。1つの世界観と見ると若干綻びは出るんだけど。wizでも高校野球ゲームでもこうやってゲームに設定足して妄想するというのはよくある楽しみ…
今流行の日常系、なのか。キャラだけ立たせて、あとは部室という箱庭で短編的にラノベ読みあるあるみたいなのを繰り広げていく感じ。それなりに流行ってるものを押さえておけば大方中のネタはわかるんじゃないか。面白いのもあるし、オタク相手に今更その線…
うわ、これ作者がすごすぎ。物量に見合うだけの面白さと技術。プロローグの戦闘で全員に見せ場を作って顔見せさせるところから始まる設定の出し方、その設定の作り込み、設定に裏打ちされたキャラの立たせ方、それを拾う終盤のカタルシスもそうだし、脳に直…
短篇集。長編だとどうしても群像劇的に複数の場面が絡んでこざるを得ない設定なので、こういうさらっと読めるのも。単独で読みたくなるようなキャラ達でもあるし。SH@PPLE―しゃっぷる―(5) (富士見ファンタジア文庫)作者: 竹岡葉月,よう太出版社/メーカー: 富…
おお……また敵キャラのストックが……。いんちょーさんの書き方とか好きだし全体的にエロくていいんだけど、もう少し流血要素があるとなお嬉しい、かな。C3‐シーキューブ〈6〉 (電撃文庫)作者: 水瀬葉月,さそりがため出版社/メーカー: アスキーメディアワークス…
前作は情景の美しさに加えて結末の良さが売りだったけど、新しい続き物の序章という感じのこの一冊もわりとこれはこれで、という感じ。あっさり描写を切り捨てる歯切れの良さなんかはなく特に今回は主人公の生い立ちのどろどろした辺りを書いたってのもある…
安定した面白さの中でここまで動いておいてマンネリと言うわけにはいかん。確実にホロの本質にいたる話だったし。どうにか狼の骨とかそういうアイテムにもっと価値を上乗せできればいいんだろうけど。あとは、さらっと人材の流動性の話があったなあ、くらい…
システムに対する個人の閉塞感を象徴する「学生としての無力感と幼さ」の痛さが『わたしたちの〜』から続くこの作者の特徴だとすると、やっちゃんやら独身やらでそのシステムを個人として描いてしまったこの『とらドラ!』が最終的に救われる結末となるのは…
部族、男と女、極寒と熱、白と紅、イメージの対立で美しく印象を残す作品だけに、なんかもっと削いで書けそうな気がするけど、ともかく綺麗な物語。雪蟷螂 (電撃文庫)作者: 紅玉いづき,岩城拓郎出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/01…
竹井10日。ヒロインの書き方をテクニックでこなしちゃうのはさすが。ゆかり子が出るまではこれどうなんのと思ったけど、この辺りが揃ってくるとそっからのギャグの書き方は作者一流。若干ギャグのパターンが時代に追いつかれつつある気がするので、もっとあ…
杉井光の安定感ときたら。さくらファミリア! 3 (一迅社文庫 す 1-4)作者: 杉井光,ゆでそば出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/02/20メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (31件) を見る
この設定からもっと変な理屈こねてハードに進めるのが中村九郎だろう、と思うんだけど、こんなんだったかな。名前のセンスだけでもう大満足ではあるんだけどさ。曲矢さんのエア彼氏 (ガガガ文庫)作者: 中村九郎,うき出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/03/…