2007-09-14から1日間の記事一覧

-070914

さあ奇跡の10日間無勉、空き時間に読んだ本の感想ばかりが積もりゆきますね。車学が本日で無事終わったので、ここから溜まったアニメ見たりラジオ聞いたりDVD観たりするので通常のお勉強進行に戻るには50年くらいかかるのですが、あれですね、別にやる気が起…

池内紀 『となりのカフカ』

同著者の『カフカの生涯』に対する入門書、と著者自ら位置づけている新書。序書では「カフカという作家、またカフカの小説はまだ何も知らない。しかし、名前は聞いたことがあり、顔写真のようなものを見たこともあって、難しい小説を書いたといったことは、…

岡倉覚三 『茶の本』

著者の名前は岡倉天心の方の名前でご存知の方も多いでしょうね。がっちり茶道の本というわけでなく、茶や茶室に根付いた東洋の思想を説く本で、原著は英文で西洋向きに書かれているのを和訳して日本人が読んでいるという構図。おまんら西洋人はアジアに文化…

本川達雄 『ゾウの時間 ネズミの時間』

マクロの生物の本。副題は『サイズの生物学』で、体長を基準にがしがし次元解析して相似形を作って、サイズの違う動物同士での共通するものなんかを調べたりする。例えば、どんな動物でも一生の心拍数は20億回で一定、みたいな。空間の長さを基準に時間軸ま…