2008-12-16から1日間の記事一覧

橋本和也 『世界平和は一家団欒のあとに 6』

テンポよく事件が発生しては解決していく短篇集。美智乃好きとしては一編目が良かったかな。世界平和は一家団欒のあとに〈6〉星弓さんちの非日常 (電撃文庫)作者: 橋本和也,さめだ小判出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/12/05メディア:…

井上堅二 『バカとテストと召喚獣 5』

前巻のラブ寄せでどうなるかと思いきや新キャラ投入で補給。召喚獣成分がないぶん勢いのある展開ではないんだけど、一番の魅力であるバカなボケツッコミは各所に健在で面白かった。バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)作者: 井上堅二,葉賀ユイ出版社/メー…

杉井光 『さよならピアノソナタ 4』

いちばん好きなシリーズが綺麗に終わって良かったやら寂しいやら。引き歌では今回ばかりは紡げない。さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)作者: 杉井光,植田亮出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/12/05メディア: 文庫購入: 14人 クリッ…

水瀬葉月 『C3‐シーキューブ 5』

いんちょーさん躍如のターン。主人公に戦闘能力がない分いんちょーさんと主人公のラインを作るためには非日常的なADVパートが必要で、物語的にはそれとワンセットな戦闘パートも詰まってるので、わりと学園祭とかの日常パートが少なめなのが残念といえば残念…

水無神知宏 『此よりは荒野』

個人的には『Crescendo』,『夏夢夜話』や『せ・ん・せ・い3』等でお馴染みの水無神知宏。格調高い文体と、雰囲気とルールを併せ持つきちんとした世界の造り方が上手い。久々のラノベ復帰だけど、3人称で気品を保ったままの文体で、美しいものを美しく、汚いもの…

三島由紀夫 『金閣寺』

基本的には二項対立を連続して丁寧に美意識と心理の変化を描写していく。美意識が取りざたされるだけあって、風景描写の精緻さが凄い。ほんとにこれに書かれた金閣寺は綺麗だな。ここまで描写できたら一生妄想の中で暮らしていけないもんだろうか。というの…

081214-16

課題演習 理論の方はローカルな変換というかゲージ場の導入。担当は先週ブログで俺が褒めた人だったんだけど、なんつうか、変に楽しようとしすぎ。全然意味がわかってなさそう。時間をかければちゃんとわかるんだからちゃんとおやんなさいというか、時間がな…