2008-02-23から1日間の記事一覧
よく考えてみると前作の『ミミズクと夜の王』とおなじことを書いてるような気がするけれど、でも何故か前作よりこっちの方が好きかなあ。なんでかなとちょっと考えてみるに、前作は純愛過ぎて意味わかんないってヒいちゃう部分がほんの少しだけあったんだけ…
『生物と無生物のあいだ』の話を掻い摘むのかと思いきや、科学と宗教の違いを単なる言葉の違いとしてみるとか、エントロピーの話からの宇宙永劫回帰論などというメタ科学の話にも突っ込んでってって、ふうんという感じ。俺はこの「言葉の違い」ってのを公理…
1837年に18歳で即位、64年間も女王の座に君臨していたヴィクトリア女王の一生を書いた本。大英帝国最盛期だけあって外交に入れ込んでいく女王をエピソード中心に書いていくので、世界史を全然知らない俺でもわりと楽しめた。ただエピソード中心だとどうして…