2007-11-04から1日間の記事一覧

071104

猪木・川合 『量子力学』 3章途中。周期的ポテンシャルとか。全く新しい概念が入ってないのに一応手を動かさなくちゃいけないのが面倒。そういうのを飛ばせるほどの自信はない。要は才能がないのだ。 積読を4冊消化した。買った古本が9冊送られてきた。9-4は…

エミリ・ブロンテ 『嵐が丘』

読んだのは1960年の阿部訳のだけど。今は新訳が出ているそうな。2世代にわたる愛憎劇と復讐の話。理性的にというよりは完全に感情論で読む本なのかなと思った。登場人物もほんとに感情的に動くから、感情移入が出来ずにうざいと思い始めちゃったらなかなか取…

岩田規久男 『経済学を学ぶ』

ちょっと古めなのかな。初学者向けの経済学の本。教育としてのビジョンをしっかり持った本で、そのあたりはやや好感。やや広く浅く、数式を殆ど使わずにがっちり文章で説明しちゃうので逆に体力を使うかもしれない。んでもってやっぱり需給の力学から説明し…

武者小路実篤 『真理先生』

ふう。生きる気力を失った時の武者小路実篤、だな。どうにもごろが悪いか。ほとんどない筋、文化人ばかりが登場するのに上品過ぎずとても読みやすい文章で、すんなりその語られる思想に入り込める。理想化された善人ばかりが登場してみんなで芸術やら誠実さ…