『シェルブールの雨傘』
アルジェリア戦争期のフランスの港町を舞台にした、徴兵で引き裂かれた恋を題材にするミュージカル。なんたって色彩感覚のビビッドさがヤバくて、店の壁紙とか服の色とかに濃い色の単色をベタッと置いてあるのに何故かセンスと統一感でありになっちゃってる画面作りがすごい。ミュージカルのフランス語の発音の綺麗さもお洒落な映画だけど、しかしなんたって中身は、母親からの娘に対する"思いやりという名のねちょねちょした呪い"という俺の一番苦手なものがキツくてつらい。
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