荒川工 『ワールズエンド・ガールフレンド』
見破られるのが前提のまま続けられる叙述トリックと、それを逆手にとった結末の選択と。ギャグを抜いて、10年分の深みを携えた『ぼくらがここにいるふしぎ。』、なんて言うとアレだけど。
- 作者: 荒川工,くまおり純
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 文庫
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見破られるのが前提のまま続けられる叙述トリックと、それを逆手にとった結末の選択と。ギャグを抜いて、10年分の深みを携えた『ぼくらがここにいるふしぎ。』、なんて言うとアレだけど。