森田季節 『エトランゼのすべて』
久々に、人に勧めたくなるくらい好きな本だった。元京大生の作家が、うだつの上がらない京大生の物語を書く。実在のお店の名前とか出てくるよ。そういえば俺、昨日、吉田山の喫茶店に行ったよ。
いやもう、完全に会長のふわふわした感じにやられて、最後の方とか主人公より全然会長に感情移入して読んでしまった。超良かった。森田季節の書く敬語ヒロインは、なんでこんな素敵なんだ。会長と一緒に鴨川に沈みたい。駄目か。駄目なのか。
- 作者: 森田季節,庭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 58回
- この商品を含むブログ (18件) を見る