ニーチェ 『偶像の薄明』

 晩年の作。いつも通りあれやこれやに悪口を言ってるんだけど、まあ矛先はワグナーとかキリスト教(キリストとキリスト教との違いみたいな)とかで、言いたくもないんだけどしょうがなく、みたいなスタンスをとってはいるものの筆は乗りまくりという感じで、なんとなくちょっと余裕みたいなのがある気もする。わかんないけど。

偶像の薄明―他二篇 (角川文庫)

偶像の薄明―他二篇 (角川文庫)