オルテガ 『大衆の反逆』

面白いけど難しいな。1930年代欧州での大衆批判。がそのまま惰性的にある程度現在の日本にも通じてしまいそうな本。「アホなのは仕方ないけど開き直るな」というか、国民の理解を得ることが第一義なのではなく国民に利益を引っ張ってくるのが政治なんですよつまりアホに説明する手間は無駄ですな、というか。反省反省ですな。

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)