橋本和也 『世界平和は一家団欒のあとに 1-4』

異能気味の一家が色んなトラブルに巻き込まれたりする話。そのトラブルすら日常に落とし込むという設定で、家族との一家団欒を軸足においた日常性の強調と、各巻終盤の家族関係を絡めた熱い解決というのは個人的に凄くツボだったりする。恋愛要素も無くはないけど、やや家族関係に食われ気味というかそれに同化しつつある、いい意味で慢性化したニヤニヤ感を楽しむといった程度。そういうのばっか好きな俺もどうかと思うけど、なんだかんだで結構好きなタイプのラノベでした。既刊の中では3巻が1番好きかな。
世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)
世界平和は一家団欒のあとに〈2〉拝啓、悪の大首領さま (電撃文庫)
世界平和は一家団欒のあとに〈3〉父、帰る (電撃文庫)
世界平和は一家団欒のあとに〈4〉ディア・マイ・リトルリトル・シスター (電撃文庫)