最初は幼女を描くエロさに興奮させられて、中盤には徐々に退廃していく主人公一行の旅路が醸す腐敗臭にあてられて、終盤には狂う主人公と哀れなロリータに共感させられて、ついでに注釈にはミステリさながらの物語としての構成美の深さに再読を誘われて。ど…
著者は湯川秀樹の兄弟さんだな。孔子の生きた時代を周辺的に整理していって、どういった人間だったかを探るような本。本自体がやや古めなのといかんせん新書なのとで、どうにも窮屈そうであんまり読んでて楽しいという感じではない。窮屈そうというのは例え…
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