2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

武者小路実篤 『真理先生』

ふう。生きる気力を失った時の武者小路実篤、だな。どうにもごろが悪いか。ほとんどない筋、文化人ばかりが登場するのに上品過ぎずとても読みやすい文章で、すんなりその語られる思想に入り込める。理想化された善人ばかりが登場してみんなで芸術やら誠実さ…

月が私を狙ってる!

あー、あれですよ。久々に思い知らされましたよ。俺って死ねばいい。いやまあ取れたての愚痴を吐き散らしますとですね、今日は金曜日、電磁気学理論演習があったんですよ。んで前回の時間の最後、次回の発表者を決めるときに、なんか流れで俺に当たったんで…

071101

猪木・川合 『量子力学』 2章終了。ガウス積分は凄いなあ。 風邪治った。しばらく本買うのを控えようと思った。近くの寺で古書祭りをやっていた。2500円分買った。さっきインターネットで古本を2500円分注文した。新品で欲しい本が10000円分ある。時間はゼロ…

太宰治 『晩年』

太宰治の処女短編集。読むのにわりに時間のかかる本だと思う。んー、でもあんまり好きじゃないかなあという感じ。突然フレーズ単位で「おお」という感じの描写は出てくるのだけれど。その極みがこの本の最初の最初に出てきて誘蛾灯の役割を果たしているのが…