-160109

  • 博士論文を提出したのだ。その後、表紙をめくった一ページ目の英語に誤植(複数形のsが入っていない)を指摘されて「破り捨てよう。」と思った。
  • その後は公聴会のスライド作り。一応金曜日に、研究室内で発表練習を組んでもらったのだった。50分目安のところを38分で話し終わっちゃって、なんか初めてセミナーに呼んでもらったM2みたいな失敗だな……と思っている。「はやくち」とか言われてるし、後輩の一人からは「スライドはとても良かったけど、緊張すると早口になりますよね、分かります」とか言われてる。自分ではテンポの良さのつもりなんだけどな……。
  • もうだいぶ物理を離れてて、研究者のスライドなんか丸1年見てないわけで、どうやって作るんだったかな、なんてとぼけている。自分が前にとった写真から素材を切り取って、スライド内の矢印とか中括弧に使うっていうのを去年の学会のスライドでやったんだけど、そのときに林檎とピーラーと卵と水菜を使ったら「出てくるものを合わせていって最後のスライドでアップルパイが出来上がるんだと思ったら全然関係なくてがっかりした」って言われたことがあったのを思い出して「そういやスライド作りには世界観とかデザインコンセプトが必要だった、気がする……」とか言いながら、今回はあちこちの水族館の写真からペンギンやらイルカの写真を切り出すのに1日かかった。フォトショップあってよかった(マグネット選択つよい)。そして発表後に気がついたけど、別にデザインコンセプトとかは要らないのであった。「[クラシカルハーモニー]水本ゆかりSR+でゆかりがなんか言ってたから……俺も水をイメージして……」とかは明らかに不要だった。
  • そういや公聴会ってスーツなんだっけ……? とか不安になってる。後輩に話を聴くと、去年やった俺の同級生は私服だったらしいが……。3年前の先輩も私服でそのままご飯連れてってもらった覚えがあるし……。こうやって不安になって後輩に相談してること自体が、些末なこと気にしてる感じで基本的にちょっと恥ずかしいね。この恥ずかしさをなんとかするのに一番いいのは、スーツは着て行くんだけど直前に学食でカレーうどんを食ってYシャツにどっぷり汁が跳ねてる、っていうギャグでいくことなんだけど。しかし今回、スライドのデザインも含めて、ちょっとこれ以上ギャグを重ねるのは気が引けるからなあ……。どうしたものやら。