-150714

  • まーた土曜の予備校をサボりましてね。2週間連続です。まあ別用があったからなんですけど。えっと、それはどこまで本当のこと書いていいのかな。cmizunaさんは金髪美少女中学生なんですけど(この嘘つくの多分3年ぶりくらいというか、彼女いたことあることをブログに書いて以来は封印してたやつだな)、わりと古い知り合いに音楽やってる人がいて。自分で曲を作ったりもするんだけど、今んとこは職業的にライブや録音で誰かの後ろで楽器を演奏したりするのがメインの人。担当楽器はキーボードね。で、その人が、わりと有名な歌手のバックバンドとして土曜に、結構大きめのライブに出るってんで、招待されて行ってきたんですよ。いやあ、ライブというよりコンサートの会場で全席椅子付きで、指定された椅子に行ってみたら「関係者席」とか書いてあんだよ。
  • そんな。まあライブの感想とか書いてもいいんだけど、もう「コンサートホールにストリングスその他の生楽器をメインに押し出す構成で、そこにキーボードで人工音とか入れていくの、ちょっと間違えると壊す方向にしかいかないところ、きっちり全体のバランスを見た演奏になっててすげえ良かった、しかもそれでいて、うちの1曲のイントロに生演奏ピアノに重ねてオルゴールの音を入れるとこがあんだけど、そのオルゴールの音色が原曲よりも、昔からこの人が使ってる音色っぽい気がして個人的には嬉しい」みたいなのになって、もう誰のライブを観に行ってんのかも分かんねえような、もう単純にその知り合いが好きなだけの感想なので、まあ誰のライブだったかも別に書かないどきます。調べれば分かるけどね。
  • そういうわけで今週も、送られてきた予備校の音声ファイルを聞く作業をしたりしています。講師の方針もあって、テキストに蛍光ペンで7色くらい意味ごとに色を塗ったりしているんだけど。もう、教室でみんなと一緒にそれやるならいいものの、一人iPodを聞きながら、カチコチカチコチ1行ごとに色を変えるたびに蛍光ペンのクリップを締めては外し締めては外しやってると、うるせえのなんのって。

 また大阪ドームに野球を観にいきました。後輩1人と一緒に。平日のナイトゲーム、18:00試合開始なんだけど、京都を出たのが12:30、着いたのが14時過ぎという。で、何をしてたかというと。えっと、試合前に球場で選手、練習してるじゃん。もちろん普段のチケットでも早めに行けば自分の席から1時間くらいは練習観れるけど、それをもっと良い席で長い時間観れるっていうチケットが、普通の席の料金+数百円で売ってて。今回、それを買ったんですね。15時頃にバックネット裏のちょう良い席に入れてもらって、オリックスの練習を観るんだ。なんかねえ、打撃練習の、ボールが芯に当たる「パコンッ!」っていう気持ちいい音(この辺り、『だるめしスポーツ』っていう3DSの野球ミニゲーム集があって、これの効果音が「野球の気持ちよさ」を伝えるのにめちゃめちゃいい仕事をしているんだけど、実際のプロ野球で直接聞く音の気持ちよさはそれ以上)が延々と鳴って、打球がぐんぐん伸びてスタンドに次々入ってくのなんか、もう何の意味も無いしよく分かんないけど、いくらでも観てられるわ。そんで30分ぐらい観た後かな、係員が来て「はいおしまいです。ところでこれからロッテの練習が始まります、それをここよりもっと選手の目線に近い席で観れるチケットがなんと1500円!」なんて言ってくんのね。え、課金制なの!? 無職に\1.5kかー……? なんて思いながら同行の後輩に訊くわけ。この後輩は、俺がロッテファンなことも、俺が無職なことも知っている。一番最近の俺がこの人に出したメールの1行目は、「お疲れさまです。無職太郎です。こないだ言ってた野球チケットの件〜」から始まる。この時点で15:30だから、ここで退場させられたら、また数時間やることなくなる。どうしようってなって、結局じゃんけんして俺が勝ったので、そのロッテの練習も観ることにしました。あのねえ、フィールドシートっつって分かるかな、ここ10年くらいで定着してきた、内野席のネットの更に前に、ファウルグラウンドに無理矢理作ったみたいな席あるじゃん、あそこに入れてもらえて練習を観るんだけど。1500円払って観てるじゃん、その時間の半分くらい、普通の柔軟を間近に観ることになる。まあ、俺は楽しいよ。ロッテの選手なら顔なり背番号なり見れば誰だか分かるから、ベンチ前で短いダッシュをしてる時に、コーチの指示に従って3列に並んで「いちにっさん!」って声出しながらダッシュを繰り返してる人たち見て、「うわあ、数千万円とか億とかもらってる人が、普通に指示通り声出しダッシュしてる!」っていうんで笑えるから。「最後尾の外国人のあいつ、なんか手ぇ抜いて走ってる!」っていうのが面白いから。あとはまあ、内野守備ノックとかも目の前で見るの楽しいしね。そんでまた係員が「はいお時間です、更に続けてここより近い席で見たい方にはなんとチケットが1500円!」とか言ってくるのを振り切って、一旦外に出ました。
 んで、もっかい入場して自分の席に行く前に、球場をぐるっと1周してみることにしたんだけど。なんか、そこそこ遊ぶとこがあって。本物と同じ大きさの打席が床に描いてあって、そこに立って写真が撮れるようになってたりするとかね。そん中で、球速測定コーナーってのがあったんだよ。ぐにょぐにょの布ボールを数メートル先のネットに向かって投げるやつだから、まあ正確なのが出るか知らねえけど、そういうの。3球で200円とかいうの、俺が2球投げて後輩が最後の1球ってことにしたんだけど、まず試しに投げた俺の球が、その数メートル先のネットっていう的に当たらないわけ。係員の人は「……これは不完全燃焼でしょう。ノーカンで良いですよ」とか言ってくれて、しかもそれが2球続いたから、結局4球投げてるんだよ、俺。えっと、そこで出た数字が一応、max81km/h。えー……? その数字、俺、小学校時代に野球部のキャプテンだった頃に出したことあるやつだよ……? しかもそこで思いっきり腕振って投げてるんだけど、これ、経験者は分かると思うけど、布のボールとかの軽い球を思いっきり投げると、腕を痛めるんだよ。しかも俺さ、最近、資格試験の勉強で手書きの文字を1時間に1500とか2000字とか書いてるせいで、右手首が腱鞘炎気味になってるのね。もう、そこがビリビリ言って、右手でカバンとか持てないレベルで痛んでるの。
 まあそれから入場して、自分の席に行きました。実際始まった試合はどうでもいいじゃないですか。普通にロッテが負けました。なんつうのかな、良い当たりのライナーが相手の守備の正面を突いて、挙句それがゲッツーになったり、ギリギリ数メートルのところで長打コースやらホームラン性の打球がファウルになったり、逆に相手のビッグイニングでは不思議なくらいあらゆる打球が抜けていく、なんて、まあこういう試合は普通に負けますよね、っていう感じの負け方で負けました。ロッテって毎年大きめの連敗しないと気が済まないよね、不思議なくらい、なんつってさ。ああ、そうそう、売り子さんいるじゃないですか。ビールのタンク背負って席まで売りに来てくれる人たち。最近は、あれが歩合給で売り子さんごとにかなり売り上げが違ったりとか、少しでも覚えてもらって馴染みさんを作るために目立つ髪飾りを付けようとかいうノウハウが俺らにも伝わってくるくらいなもんで、ある意味、球場に行くたびにちょう気軽に推しの売り子さんを作る遊びが出来るようになってるやつ。んで、俺、ビールがそこまで好きじゃないわけ。というか、せっかく飲むならウイスキーとか飲みたい。これがまた最近は、ビールの売り子10人に対して1人くらいかな、かなりレアな割合で、缶チューハイとかレモンサワーとかを売る売り子さんもいるんだ。今回もそういうのにしようかな、なんて思ってたんだけど。まあ今回、かなり早く席に着いてるから、後輩はもう既に1杯目のビールを注文してて、「へー、あーいう顔の子、好みなの」なんてだらだら雑に会話してたんだけど。2回の裏だったかな、背負ってるタンクの色が他のビールの人たちと違う売り子さんが席の近くに来て、あ、ハイボールの人かな、早速頼もうと思ってそっち見たら、その売り子さん、めちゃめちゃ声のでけえオッサンなのね。いかん、と思って。これで待ち焦がれてたみたいにあのオッサンを指名したら、隣の後輩もちょっと心がざわついちゃうでしょう。売り子さんで顔の好みの話とかしてんのに。「え……cmizunaさん、え、オッサン……?」ってなっちゃうでしょう。結局見送って、その後に来たレモンサワーを頼みましたけど、売り子さんの顔なんか覚えてないよね。ああでも、1人めっちゃ美人の売り子さんいたんだけどさ、その子が売ってるの、アイスクリームなんだよ。で、球場の中は冷房が効いてて、半袖で軽く寒いレベルなんだ。あの子を推すためだけに250円払って、この寒いなかアイスを食えるか……!? つって、結局俺は食わなかったけど、しかしそれでも周りの席でもそこそこ売っててすごかったね。
 試合が終わった後にも、この日はもう1個イベントがあって。なんか、学生さんに整理券配ってて、それで試合後のグラウンドに入って、ショートの後ろくらいから軟球を思いっきりホームまで1人1球投げれる、レーザービーム体験とかいうのがあったんだ。まあもちろん参加するよね。28歳1ヶ月だけど、俺、学生だから。留年した結果、学生証の有効期限がテプラで書き換えられてるけど、学生だから。もう、まわり小学生からウェイウェイ系の大学生(だけど肩はいい)くらいまでの中に後輩と2人で入っていくね。いやあ、つい数十分前までプロが野球やってた人工芝グラウンドに入れたのだけでも充分楽しいんだけど。いやあ、投げてみたね。そしたら今度、試合前の球速測定の時と逆で指にかかりすぎて、ショート後方からホームまで低い3バウンドくらいになっちゃったんだけど。そして、また手首がヤバいレベルで痛み始めてるね。なんだろう、小学校の野球経験で言うと、速いゴロを取り損ねて手首の脈拍とるとこに当たっちゃった時の打撲の痛みとジンジン感あるでしょう、アレが右手に来てるの。何もぶつけてないのに、打撲の痛みの方もだよ。俺が投げる直前にちょっとミスがあって、ホームからゆるく返球してきた球が顔に当たっちゃって係員にめっちゃ心配されてた子供がいたんだけど、正直、痛さのレベルではその子より俺の右手首の方が痛いよ。京都に戻ってきた今でもまだ軽く痺れてるもん。いやあ、行く前にこのイベント知った時には、俺これだけで筋肉痛になっちゃうんじゃないの(笑)とか言ってたんだけど、この痛いやつ、ただの怪我っつうんだよ、これ。