-141019

  • 書類書き
    • なんか来月くらいまでに海外とかの大学のポスドク職の応募が開かれてて、その応募に必要な書類の中にresearch statementっていう、これまでの研究業績とこれからの研究の長期的問題意識と短期的研究計画みたいのをA4で数枚書くのがあって、先輩が去年書いたのを読んで、「なんか、俺ってこれ、書けるのかな?」と思って書いてみた。まあ問題意識とかは春に書いた海外学しなんとかの書類から変わってないわけで概ねそれを英訳して英語用に論理の順番を入れ替えて、あとここ半年の研究の部分を足したら、まあわりと体裁はそれっぽくはなる。いやまあ実はなっちゃ駄目で、海外学しなんとかは素粒子論以外の審問官向けに書くもので、今回の専門家向けの書類にそのまま英訳できるようなの書いてりゃそれは落ちるよ、という話でもあるんだが。
    • しかし物理やめる最大の動機であった「推薦書足んない」も前に言ったとおり書いてくれる人も現れたどころか、こないだ出した論文の共著者も言ってくれれば書いてくれるとおっしゃる、就活も実は大学の就職課に登録してある情報を伝手に、なんか企業的な人と電話したり面談したりがある中、これはありかなと思うお話も研究職の結果が出た後からの時期で全然対応できそうな感はあって、腹も括れば括れるという状況だし、まあ選択肢を増やすという意味で研究職の応募を出すのは少なくとも損ではない、というところにあり、research statementが海外学しなんとかのやつそのまんまでどっか通るなら、それは海外学しなんとかが通ったつもりみたいな感じで研究に対するテンションは春頃とあんま変わらないままでいいってことだし、「あれ? これ、俺、応募出してみるのか?」という感じになっている。まあいざそれをしようってなら、最大の障壁は、数か月前に大見得切って栄転直前に「そういや物理やめます、ほなさいなら」みたいなことだけ言い放った世話になってた教員に、「あの……推薦書をお願いしたく……」というメールを出せるかどうかという点にある。自分が信じるに足る理論武装がまだ足りない。物理向いてないのは確かだしな。他の職はより向いてないだけで。なににもなりたくねー。まあ10月いっぱいくらい何もしなければ、大体こっちの選択肢は消えるな。

 なんでみんな死なないんだろうなあ。