-140928

  • 5つ目の話
    • 一緒にやってる人が京都に来た時に、気軽に得意げにこういう拡張をしたらいいですよ的な話をしたところがそう上手くいってなくてどうすっかなーというところ。ないならないでいいんだけど。セットアップを1から戻して新たに補助場とか入れてもいいけどなあ。

 えっと、月曜に就職相談室に行った話と、iPadがぶっ壊れた話と、10/11に東京に行く話があるんだけど、どの話する? じゃあ今日は、「空心菜、普通に食うと普通に苦いね」っていう話をします。去年台湾に行った時に、俺にしては珍しくあちこち、現地のレストランに行ったんですよ。一緒に行った先輩が、そういう飯の下調べをちゃんとしてくる人だったのと、あと現地のポスドクの人がよくしてくれたからなんだけど。実際、台湾に着いたその日は誰とも合流する前で、その日の夕食は、近くのスーパーで割り箸(50膳セット)とカップラーメンを買って、『地球の歩き方』に出てくる屋台の美味しそうなラーメンの写真を見ながらホテルでカップ麺を啜ってた。え、ほんとに空心菜の話すんの……? まあ台湾、物価の差とかもあって、数千円出すと、そこそこ名のあるレストランで腹一杯食えちゃうわけ。フカヒレスープとかそんなんだよ。牛肉の煮込みとかも旨いわけ。だが、つってね。意外と旨いのが空心菜っていう野菜をニンニクで炒めたやつでさ。ほうれん草っぽいけど、茎が細くてシャキシャキしている野菜。頼んでおくとわりと早めに出てくるし、わりと野菜食いたくなるし、って中の定番の選択肢だったりするんだけど、これが旨い。ニンニクと油で炒めてシャキシャキしてる野菜が不味いわけないだろ。なんでこんな旨い野菜が日本で食えないのかしらん、なんて話してたんだけど。それが大体1年前かな。そんでこないだスーパーに行ったら、いきなり空心菜売っててさ。しかも1束98円で、他のほうれん草とかより安い。マジかよ、なんて買ってみたはいいものの、別に家で野菜炒めるのとかめんどくさいわけ。別に尻に入れる用もない。葱を入れるなら熱冷ましの民間療法だけど、空心菜を入れるのはただの趣味だからね。素麺茹でる時に一緒に茹でちゃって、めんつゆに入れて食ったよ。「苦いな……」っつって。「ニンニクの味、しないな……何故ならニンニクと一緒に炒めたわけではないからだな……」っつって。そんなんです。「空心菜、普通に食うと普通に苦い」という話でした。
 iPad、確か修論出して実家に戻った時に買った、正確には修論を出してその審査でパクり疑惑をかけられて「あーあ」って言いながら実家に戻った時に買ったから、もう2年半くらい前に買ったんですけど、まあお仕事道具としてありとあらゆるとこに連れてってるわけ。国内国外問わず。スイスで日本からの送金手段を調べたのもiPadだし沖縄空港で半日論文読んでたのもiPadだし、それこそ台湾で発表に使ったのもiPadだし。一緒に持ち歩いているケース、これがまたbluetoothのキーボードと一緒になっているやつで、それ使ってドイツの出張先で書いたのがpixivに揚げたモバマスSSですよね、このケースと一緒にあちこち持ち歩いてたんだけど。いつからかなあ。まず画面にヒビが1本入って。あと、キーボードの方も、なんかいつの間にか、数字の1のキーが剥がれてなくなっている。気が付くと2がなくなっている。4がなくなっている。別に俺が、キーとキーの間に挟む形での自慰にはまったわけではないし、kindleでエロ漫画を読んでる時に黒乳首をぎゅうぎゅう指で潰したせいで画面にヒビが入ったわけでもない。ちょっとケースのフレームが歪んだせいでちょっとキーが浮いて剥がれやすくなって、みたいなことらしいんだ。しかしどうにも、ちょうど去年の冬くらいにこういうことが起きて、買い換えたいなーとは思ってたんだけど。しかしappleの商品って、買い換え時が難しいじゃん。年一か2年に1度かくらいで新しいの出るし、まあ出たら出たで、出た直後は不具合多いからあんまり気軽には手を出してはいけない、そんなことを思いながら使ってるうちに、貼るくらいには画面のヒビが2本になる、キーボードのフレームは更に歪んで、ケース部分とキーボードの回路が入ってる部分の間に隙間が出来始める。もう買い換えたいが、どうやら新しいのが9月に出るらしい。ヒビが蜘蛛の巣状になる。9月の新製品発表会ではiPadの情報はないが、10月、10月発売に向けて台湾では生産が始まっているらしいぞ。えー、そんなことを言っていたら、水曜日かな。集中講義を聴いている途中、まあ講義資料のpdfが配布されたのでそれに書き込みながらだったんだけど、なんか今までの画面の硝子のヒビよりも、1枚内側っていうのかな、液晶に近いところに細いヒビが入って、その瞬間から、画面右半分の操作が全く効かなくなってね。で、なんか触ってないところが感知するようになっている。それまでpdfに細くて赤い文字で書き込んでたんだけど、なんかヒュンヒュンと断続的にpdfに赤い線が入っていくのね。それがなんか、かまいたちの切り傷みたいで「怖っ!」って思って。んでほぼそれと同じ日に、もうキーボードの方も、ケースの部分のアルミとキーボード部分のプラスチックと更に外側のキーを押さえるフレームのアルミの部分の3枚構造が完全に剥がれちゃって。回路の導線でぷらんぷらんになってんの。「こんな風になってるんだ……」以外の感想は特にないよね。これ、本当に来月の新iPadまで待てるのか? と思うんだけど、まあどうにかなっかな、つって。なんたって俺、物理やめるとかやめないとかいう話になってんじゃん。別に外で空いた時間が出来た時に論文なんか読んでないわけ。iPhonekindleで『羆嵐』とか読んでるよ。実際、別に週末まで困んなかった。そんでさっき、iPadのappで管理してる家計簿を見ようと思って久々にiPad起動しようと思ったら、あの最初にスリープから起こす時に4桁の数字入れるやつあるじゃないですか、あそこまで行った時点でその、なんか、一瞬何が起こったかよく分かんない感じでなんかが起きて、「このiPadは1分間ロックされました」なんて出てるのね。どうやら勝手に画面右半分のどっかが押ささる(北海道弁)問題が発病して、いきなり6969を入力してることになってるらしいの。あのう……俺も高校生くらいの時だったらパスコードに69とか入れてニヤニヤしていたかもしれませんが、今はそんなことはないわけ。4つ前の元カノの誕生日にしてます。69年の6/9生まれなんですけど。じゃあ入力成功してるじゃねえか。随分年上にいったな俺……。まあさすがに嘘です。6969で弾かれます。で、元のパスコード入力画面に戻されて6969で弾かれて戻されて弾かれて戻されて、実際はこの間2秒くらいですわ、そんでiPadって一定回数パスコード入力失敗すると1分くらいロックかかるじゃないですか。それらしいんだよね。なんか、起こそうと布団剥ごうとしたらガッって布団戻されて二度寝を決め込まれたみたいな気持ちになるよね。これがiPadがぶっ壊れた話です。
 10/11、土曜日だよね。東京に行くんですよ。物理も就職も関係なく、完全に遊びに行くんだけど。深夜バスで行って、夕方くらいに新木場でライブイベントみたいのに行くと。それまでまあ、多摩の動物園に行くか、また都立図書館にいるか分かんないけど、というところですけど。しかしこれ行くの決めたのまだ無職感が溢れてない頃で、しかもgoogleカレンダーによると、そのライブイベント後にまた深夜バスで京都に戻った日曜に、今度は関西ティアを見に行くことになっているらしいんだけど、なんというか、元気あんなあ俺、という感じである。海外行くから日本の楽しいことはこの1年で出来るだけやろう、みたいなつもりでここ半年くらいいた(相撲も行ったし落語も行ったしウイスキー工場も行ったしコミケも行ったし祇園祭に浴衣で行った)んだけど、今となっては、今となってはである。まあ、フランスで出してた海外学しなんとかが落ちたから、東京でやってるオルセー美術館展に行くというのはありか。というわけで10/11に東京に行く話でした。
 まああらゆる決定を先延ばしにすることでお馴染みの俺じゃないですか。取り敢えず大学の就職課で面談をしなくちゃいけない、とは思うものの、まあ髪を黒に戻すだの戻さねえだのと言ってる間に学会出張がありその後平日が1日だけ置いてそしたら集中講義がありで、いざ髪の色を戻してみたら、その時点で面談できそうな日がもう2週間先だー! なんていう話を後輩たちにしたら、まあクズを見る目をされましてね。「嘘です……その学会から戻ってきた次の日の平日に面談の予約を入れます……」なんて羽目になって、結果的に俺は、学会の休み時間に出張先の佐賀大学の廊下から自分の大学に電話をしているよ。「すみません、私理学研究科の博士3回に所属するcmizunaと申します、そちらの就職面談室というのの利用ご予約をお願いしたいのですが」っていう原稿を、計算用紙にメモしたのを片手にだよね。まあ無事にその1日しかない余裕ある平日に予約が取れましてね。んで行くわけ。まあ具体的に何が聞きたいかというと、今の俺の経歴で、実際どんな可能性が残ってるわけ? と思って。1年留年して就活して、つって、就職した年の6月に俺29だからね。色々無理な仕事とかあんでしょう。声優とか。ブドウを踏んでワインを作る仕事とか(処女じゃないから)。いやまあその辺はアレにしても、なんか就活サイトに載ってる「職種適性検査」みたいのでポチポチアンケートに答えていって、「創造的思考力に恵まれた貴方は研究職やゲームクリエイターがお勧め!」って出たからっつって(実際出る)、企画書持って任天堂にプランナー志望とかいって出すわけにいかないじゃないですか。そして研究職とは? なんのことだ? で、実際どのくらい俺に選択肢は残っているの、というのを具体的に訊きたかったんですけど、なんというか、どっちかというと、検索サイトの使い方を教わった。具体的に素論のPh.Dがどこに勤めることになったかはOB名簿で調べましょうとのことらしい。「1つ上に某都銀に行った方が……」「そこは面接も実際の仕事もきついのでやめたほうがいいです」「はー……」なんつってさ。「一番大事なのはコネですが、そういうのがありそうな教授はいらっしゃいますか?」「いや……?」まあ一応教わった、そういう博士とった人向けの就活サイトに色々アカウントを作りますわな。そういうのの自己PRには自分の専門性とかを中心に書いていくわけだよ。そこに「高校生の頃に小説の影響で超弦理論に興味を持ち(実際には『CLANNAD』というギャルゲーきっかけである)、自分で情報を探した結果、京都大学がその研究に秀でていることを知り、そこへ進学することを決め、また入学後もその研究室を目指し勉学に励みました。このように、自ら興味を持ち、それを種として深化させることが得意です。これは実際の研究生活によって更に磨かれたものでもあり〜」みたいなことを書いてみるのね。なんか自分で、「この人、なんで途中で研究やめんの?」って思うね。なんだろう、そういう自分の専門性を活かすという意味では研究続けるのが一番だし、それ以外には素粒子論って活かしようがないからな。かなり首を傾げる結果となっています。まあ一応、そういう就活サイトの求人が来年度用に更新されるのが10/1らしいので、そこにどういう職が出るのかを確認してから考えよう、という風に先延ばす言い訳を見つけたので、取り敢えず明明後日考えます。