-140916

  • 5つ目の話
    • 自分の得意な方の計算に関しては細かいことを詰める段階になったので、休みのうちに自分のあんまり詳しくない方の文献を読んで手を休めてたら、なんか急にもう何もできる気がしなくなって1日じゅう実にウンコであった。夕方、廊下で擦れ違った後輩に2時間愚痴ってるからね。

 ずっと髪染めてましてね。夏に富士行った年からだからもう丸3年ぐらいかな。その前の年に、しばらくぶりに会った女の子がいて、まあお化粧も覚えてその子は随分綺麗になったね、って感じだったんだけど、その会った時に延々と「変わってないね!」を連呼されたのが「お前はクソほどの成長も見せないな」に聞こえたのがややイラッときて、「2Pカラーになったらええんか!」と思ったのが切欠だったような気がします。というか正確には、「たかだか髪の色を変えたぐらいで誰がどんくらい適当なことを言ってくるのか確認する」が目的だったんですけど。結局1位は誰だったことになるのかな。たぶん、オフ会で初めて会った人に「髪染めてらっしゃるんですね、意外です、だって茶髪って不良ってイメージが、」みたいなことを言われたのが最上位でしょうね。まあそんで、自分で自分の髪が見えるわけじゃないし、実際どうでも良かったんですけど、そのしばらくぶりに会った女の子ってのにもその後数年また会わなかったし、あとまあ、オタクって全身黒い服しか着ないから、これで髪まで黒かったら夜中に徘徊してる時に完全に保護色になって轢かれるし、髪染めてハゲたらまた死ぬ理由が1個増えるし、ってんでそのまま染めたまんまにしてたんですよ。まあそんで、就活するとかいう話になってるじゃないですか。取り敢えずこの色を戻すところから始めようと思って。というか、就職課に行くというステップを先延ばしにするためだけに、髪の色を戻そうと思って。なんならこないだ作ったtodoリスト、A4の紙を縦に割って、左半分をお勉強用、右半分を就活用にして作りましたけど、右側の一番上は「髪切るところに電話する」次が「切る」次が「学位申請を3月にやるかどうかの決断の締切はいつか、指導教員に確認する」で「就職課の面談の予約をする」ですからね。この先延ばし感。まあそんで黒くして学校に行くと、そもそももう今いる後輩は殆ど、俺が黒髪だった頃を知らないですからね、違和感半端ないとか言われている。なんだろうなあ。Todoリストを見ながら「1月頭までに学位申請書類が、物理続けるにしても職が決まるのは1月過ぎるし、最低半年留年だよなあ……うう……」なんて頭を抱えていると、はらり、黒髪で太く見える分だけいつもより抜け毛が目立つ。