夢野久作 『いなか、の、じけん』

 九州に住んでいた作家の、田舎に起きたいまいち間抜けな事件(殺人とか事故死とかあるけど)の新聞記事に取材した、という体の短篇集。田舎という"粗野"の粗さが間抜けに見えるんだろうな。