村上春樹 『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』

 実家にあったのを10年以上ぶりに再読。ウイスキーの産地を訪ねて、蒸留所を見に行ったりその地元のパブでゆっくり飲んだりする、半分くらい写真の旅行記。10年ぶりに読んで、その間にウイスキーの旨さ(ラガヴーリンうまいな。正露丸だけど)は覚えたけれど、なんか実際に海外に行くことも覚えたので、そんな蒸留所があるような田舎に行って、余所者が地元のパブなんかに入れないよとかどうせ俺の英語は通じねえんだろうなあとか、海外旅行のめんどくささが想像されてややつらい。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)