2014-01-02 村上春樹 『使いみちのない風景』 本 2,30年前の、写真に合わせた短いエッセイ集。旅行、というか、行く先々でここにに移住してみようかしらんと考える、「住み移り」というものを題材にしている。この点、博士課程の物理屋なんかは、海外出張がある意味で海外ポスドク期間に対する下見で、行く先々で「俺は数年後、年単位でここに住めるか?」ということを考えながら出張してるものなので、まあその感覚はあるなあと思った。使いみちのない風景 (中公文庫)作者: 村上春樹,稲越功一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1998/08/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (53件) を見る