カイザー・ファング『ヤバい統計学』
統計学そのものというより、その学際的な結果と、普通の人の直感とのコンフリクトについて語られた本。そして現実的なソリューションとしては、直感に見合う方がとられたりする、ところに無力感がある。原文の口調は知らないけど、アメリカでのあるある事象について、そういう直感と外れた結論を、しれっとシニカルな反語で言ってくるので、たまに「え、そういう話か?」って思って読み返すと皮肉だったりして、まあ緊張感はあるよね。
- 作者: カイザー・ファング
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: Kindle版
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